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『dropout despair』HO2コロシビト にて作成。 一人称：私 誕生日：12月1日 弟・明闇 円と共に「遺書屋」と呼ばれる殺し屋をしている。 現在はアパート(隠れ家)に暮らしており、弟は表向きに使う別の家に住んでいる。 普段は引きこもったりたまに街をぶらぶらとしたりしながらネットや裏ルートからの依頼を受けている。 一般人との取引は弟に任せている。 無口で不愛想。弟の前では時折表情を緩める。 報酬は主に弟の学費や生活費に充てている。弟が幸せになることが一番。 母の形見の古い懐中時計を肌身離さず持っている。 仕事には、あの日渡されたナイフをずっと使っている。 母親の死に様から、死体はなるべくきれいな状態で残すように。 好きな食べ物は卵焼き。（弟が初めて作ってくれた料理） 父親は医者をしており、表向きは人当たりが良いが、患者をモルモット代わりにするようなクソ。 母親は父を信じていたが、病気になってからほかの患者と同じ末路を辿ってしまう。 薬漬けで廃人のようになった母とは、最後の言葉も聞けずに別れることに。 そんな父のもとに居ては自分たちも同じようにされる、このまま父に育てられれば弟も父のような人間になってしまうかもしれない、そう考えた零は弟を連れて家を飛び出す。当時、零が中3(15歳)、円が小4(10歳)。 僅かなお金や食べ物がやがて尽き、ぼろぼろで路頭に迷っていたところ、血まみれで路地裏に倒れている一人の男に出会う。 今にも死にそうな男は大金を差し出すと、零たちに「このナイフで止めを刺してほしい」「この手紙を届けてほしい」と頼む。 追い詰められた零は、男の手で彼の首にあてがわれた刃の柄を掴み、願いをかなえる。 零は初めて人の命を奪ってしまったことと、突如手にした大金とで錯乱し弟を連れその場から逃げ出してしまう。 翌日、罪悪感から手紙を届けに行くと、そこには男の妻がおり、手紙を読むなり泣いてお礼を言う。 わたしも、母の言葉がひとことでも聞けたなら、素直に泣くことができたのだろうか。 ここがはじまりとなり、望む者に死を与え生者に言葉を届ける人生を送る。 弟は優しいからどうしても手伝うと言ってくれたが、殺しなどさせられない。だから遺書を届ける役目を任せた。 もし何かあっても、弟だけは表の世界で生きていけるように。 母と同じ、スクールカウンセラーに興味があるようだ。心根の優しい弟ならきっとすてきな先生になれる。 父と同じになるのは自分だけでいいのだ。 父は殺した。弟には告げずに行った。 あいつの最後の言葉を聞いたら何の迷いもなく殺せた。 これが最初で最後の、他の誰でもない自分のための殺しだ。 円はもしかしたら気が付いているのかもしれない。でも何も聞いてこない。 本当に、優しい子だ。 ■■■通過記録（ネタばれ有） 「ドロップアウトディスパイア」HO2コロシビト 生還、HO1トドケビトである弟がロスト シナリオ終了後不定の狂気に陥り、あらゆる感覚を失う 弟が死に何も感じない世界で自害する気力もなく、弟の最後の言葉だけを想い彷徨う。 〈俺の幸せはフル姉が世界で一番幸せになることだから、生きて幸せになって欲しい〉

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