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ラピス 瑠璃唐草の花言葉「初恋」 瑠璃の石言葉「健康」 「あー......はい、ご注文の品はそこにあるので早くか、帰ってもらえますか？」 「す、すみませんね、世間の決まりには疎いもので」 私/君/ 恥ずかしがり屋の長身猫背長髪たれ目八重歯お姉さん。 まさに”魔女”たる見た目をしているが、名前を受け継いだだけである。 物心ついた時から町外れに住んでいる。滅多に外へ足をのばす機会が無かったため、極度の方向音痴。 優しく賢い両親に慈しまれ守られる狭い世界で生きてきたため、社会の悪意や毒気を好きになれない。 自分はあんな風に生きられないし、混ざりたくもないし、両親が遺したものを受け継いで生きていければ幸せだと思っている。 無駄な 「嫌われてるって分かってて好かれる努力するほど馬鹿じゃないので...」 そんなことを言いつつ、薬を求める人物を邪険に扱うことはしない。 「...べ、別に、父さんたちはそうしていたからね」 暇な時間を料理に充てているが、碌に材料も器具も揃っていないため、上達の兆しは見えない。 宗派に関して熱心なワケではないが、生まれついて共にあったため、どちらかというとあって当たり前のものという認識。日本人が八百万の神を認識し、米粒を残すことを避けるような感覚に近い。 収集癖があり、滅多にない外出の機会には、苦手な人混みだろうと小物や装飾品を物色する面も。

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