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◆ベース職業 クトゥルフ基本ルールブック6版 / 犯罪者ベース 職業技能P / EDU*20 →360 ◆特徴表 【2-9『バイリンガル】 日本以外の国で生活したことがある。[EDU*5]%を、最大三つまでの〈他の言語〉技能に振り分けることができる。 【6-4 実は生きていた】 生き残るすべに長けている。死からの生還(“クトゥルフ神話TRPG”64ページ)のチャンスが通常の次ラウンド以内ではなく、5ラウンド以内に伸びる。 ==================================================== 少々荒っぽい丁寧語口調で喋る色々と大雑把な女の子。 営業用なので普段はもう少しあっさりした喋り口調。力がとってもつよい！ 趣味は掃除と剛座残高の確認で、お仕事は依頼を受けて人を殺すこと。若干守銭奴。 表向き？はなんでもやさんを開いているが、たまに殺しの依頼を持ち込んでくる人が居る隠れ蓑として利用している。 基本的にはシルバー・カトリーと名乗っている。(偽名) ==================================================== 「お仕事タイムでごぜーますわよ！相棒ちゃん！」 「そう来やがりますか…やれやれ困ったちゃんですわね」 「ちゃっちゃとてっしゅー、手口鮮やか事後処理スマート！ですわぜ！」 「報酬もっとはずめるんじゃねーですか？ほれほれ、もっと跳ねて見なさんな？」 ==================================================== 戀糸シノは、たまたま生まれつき人の命を奪うことに長けていた。 初めて人を殺したのは7つのとき。2つ年下の妹とおもちゃの取り合いになって、咄嗟に手が出たのだった。 ピクリとも動かなくなった妹を前に、大人を呼びつけて事故死とした。誰も自分を咎めるものはいなかった。たまたま上手くいったものだと思っていた。 二度目に人を殺したのは小学校に上がって随分の時が経って、母が手を上げてきた時。抵抗しなければ殺されるのであれば、仕方がないと思っての事だった。死因は情緒が不安定であった末の自殺ということになった。 三度目に人を殺したのは、中学生になってから父に乱暴をされそうになった時。 柔肌を暴こうと伸ばすその手を除けて、首筋へ手を伸ばした。事故死へ見せかけることは不可能だったので、遺体を解体し、山の奥で燃やした後に深い深い地の底へ埋めた後、自宅へ火をつけた。 父は失踪し、家は火元不明の火事により全焼したものとして、一人きりで生きていくこととなった。 それから、障害となるものは殺して、殺して、殺して。そうして生きてきた。 戀糸シノにとってはそれが当たり前であり、生きる術であり合理的な方法だったからだ。そこには躊躇いはない。 自らの生き方として最適な道を選んでいるうちに、いつしか裏社会の人間となり、家業として依頼を受け人を殺すことを選んでいた。自分が邪魔な人間を殺すように、他人にとってのそれを肩代わりをする。彼女にとってそこに善悪も貴賎もなかった。 殺す人間や死んでいく人間に対して深い関心のないシノにとって、HO1は異質に映った。同じように生きてきた彼女は、自分と違って彼らの死に「遺書」を持って意味を与えているかのように見えたからかもしれない。 いつか失われるであろう自らの命の意味すらも希薄に思えていたが、HO1の書かせる遺書というものにいつしか興味が湧いていた。 自分にもいつかその意味がわかるだろうか。知りたいような、どうでもいいような、知りたくないような。斑模様のようにはっきりとしない感情のまま、今日も二人連れ立って命を切り取っていく。 ==================================================== 遺書 特にこれと言って書くことはない。 ならどうしてこんなもの書いているのかっていうと、私にもよーわからん。 いっつもお前が律儀に書かせなさるので、どんなもんかってくらいだ。好奇心？ 言いたいことなら普段から言ってるし、ここに別段書くもんでもないだろ。 自分宛の遺書ってもんはどんなもんだ？ちっとは面白いか？ なんかの足しくらいになればいいけどな。 急に死んだりして、まあ迷惑かけるな。それはごめんよ。 私の通帳に入ってる分はなんかの足しにしてくんな。 そんじゃアバヨ！地獄で待ってるぜ。 戀糸 シノ ↑ あ、これ私の本名な。オマケに教えてやる。

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