タグなし

Aconite:re HO4 　❖ヴィオレッタ・フェデーレ（Violetta=Fedele） ──────────────────── 　❖職業技能：エンターテイナーベース 　任意の芸術（バイオリン）、変装、回避、言いくるめ、聞き耳、信用、心理学、個人的関心の技能（組み付き） 　❖ほか技能 　・拳銃：扱いやすそうだから、と最初に扱い方を教わった武器。 　・サブマシンガン：得物は複数扱えたほうがいいと練習した。使うべきとき、手元に何があるかわからない。 　・鍵開け：鍵の紛失で開かなくなった楽器ケースや扉を叩いても返事がないスタッフの部屋をこじ開けるために習得した。アクシデントはいろいろある。 　・図書館：学校に通っていたこともあり、多少であれば調べものができる。 　・芸術（バイオリン）：ただ楽しくて弾いていただけの幼い頃に伸びた数値。たったひとつの財産でもある。 　・水泳：学校にプールがあった。基本的な泳法を知っている程度で、あまりうまくはない。 　❖人種：イタリア系アメリカ人 ──────────────────── 　一人称：わたくし 　二人称：あなた、-さん、-様、ほか調子の良い呼称を気分で用いる 　調子の良い新入り構成員。元気さと愛嬌が取り柄。声がデカめでちょっとお喋り。 　ちょっとアホっぽいところもあるが、どんな細々とした雑用でも喜んで引き受ける。 　様々なナイトクラブやレストランを転々としつつ、バイオリンの演奏や舞台のアシスタント、ウェイトレスから荒事の対応まで、仕事を選ばず日銭を稼いでいた。荒っぽい仕事のほうが実入りがよかったため、自然と銃の扱いや身のこなしを覚えていった。 　シカゴからはるばるニューヨークに辿り着き、ここを定住地と決めて素敵な職場を探していたところ、運良くファミリーに拾われた。ファミリーには流れ者の自分を迎えて衣食住を与えてくれた大恩がある。 　財産はバイオリンが１丁、拳銃が１丁、それと着替えの詰まったちいさな鞄ひとつだけ。 ──────────────────── 　本名はアンジェラ・エヴァンズ（Angela Evans）。 　溢れんばかりの愛を受け、篤い信仰のもとに生きていた少女。音の外れた中古のバイオリンを誕生日に買ってもらい、練習した成果を両親にお披露目するのを日課にして生きていた。それも家と共に売り払ってしまったし、曲を聴いてもらいたかった人たちももういない。「復讐」をまだ死なないための理由にしてかろうじて生き続けている。 　両親の死亡保険によってかねてからの夢だった音楽学校行きが最悪の形で叶ってしまい、シカゴで寮暮らしをしつつ、バイオリンに打ち込んで過ごしていた。学費と楽器代で遺産は消し飛び、かつて暮らしていた家も事件後寄り付くこともなく売り払っていたため、卒業後は日銭を稼いで宿と食い扶持を得るその日暮らしを始める。人の集まる場所は仕事も多く、情報もよく集まった。 　行き場のない後悔とあの日思い付きで両親を二人きりにしてしまった自身への憎悪、自身だけが生き残ってしまった罪悪感を引きずり、悪夢に追い立てられながら、足取り重くニューヨークへ帰ってきた。今日まで続いた度胸と幸運だけが武器。何を殺すにせよ、死ぬなら生まれ育った街がいい。 　聖書にあるように復讐には心理的抵抗があり、対象者を人ではなく狩られて当然の害獣と言い聞かせることで自身を正当化させている。 　❖関係者 　▽マシュー 　　かわいい弟。「ザックさん」「エフロンさん」などと呼び、決して本名で呼ばないように努める。 　　電話や手紙で細々と近況をやりとりしていたが、黙って帰ってきたらバレた。 　　「協力させるために雇った探偵」ということにして一応は納得しているが、マフィアとコネを作りたいとかではないならさっさと辞めたほうがよいのでは……とは思っている。 　▽スティーヴン 　　今も昔も変わらず「おじさま」。電話や手紙のやりとりを続けていた。 　　昔はめちゃくちゃ懐いていたが、両親の死に関して警察がもっと取り締まりを強化して摘発していたら、もっと人数を増やしてくれていたら、と思っていたこともあり、現在はやや反抗的な態度で接する。ただここまでで既に十分な情報を渡してくれているので、もう手を引いてもらいたい…………とは思っている。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ