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D国の軍所属の科学者であった。 温厚/頭がいい/慣れるとよく喋る/一人で突っ走る/能天気/不注意 知識と化学をこよなく愛する化学オタク。世のため人のため様々な研究をし、便利なものを開発していた。 人と話すことや人と関わることは好きであるが、苦手なことの1つである。 実家と連絡はほとんどとっていない。1ヶ月に1回実家から定期連絡という名の生存確認が入る。5回に1回は自分から連絡する。 軍に所属する以前は国1番の理工学分野の高等教育機関で研究をしていた。 幼いころは教師を志していたが、前期中等教育の際に自分には向いていないと諦め、好きな科目であった化学や物理の研究者を志すようになる。 【D国について】 土地は小さく、人も多くはない。北半球の緯度の高い地域に位置し、冬は雪が深くなる。これといった特産物も少なく、資源も少ない土地であるため、人材養成に力を入れる政策であった。 初等教育が6年、中等教育が6年の計12年の義務教育期間があり、中等教育の後半3年は自身の興味関心や特技などに従い、より専門性の高い学校に進む子供も多い。義務教育期間には年間120時間の政治経済の授業が学校に義務づけられている。中等教育終了後は、6年間の高等教育機関（大学）に進学する子供と、後期中等教育での専門知識を生かした就職をする子供に分かれる。高等教育機関は、学術研究のための機関であり、様々な分野に分かれている。特に、教育分野の大学は人気であり、教員になるためには教育学部のある大学の卒業が必要となる。D国における教員の倍率は地域差はあるが全体で20倍を超える。教育分野以外の研究では、理工学系の分野の研究が盛んであり、D国の発展を大きく後押しした。 すべての教育機関の児童・生徒・学生は授業料を徴収されず、無料で教育を受けることができる。私立の教育機関においても同様であり、私立の教育機関における収入源は校内のカフェテリアや図書館の一般利用者の年会費、または教育機関が主体となった辞書の編纂事業における利益やそういった利益を資金として資金運用した際の利益によって成り立つため、私立の学校運営はほとんど赤字であり、他の企業を持つ金持ちの社会貢献活動の側面を持つ。また、金銭的事情によって進学をあきらめたりする子供が出ないように社会福祉制度も整っている。遠くの学校への進学を希望する成績優秀な貧困家庭の子供のために、生活支援・学習支援を目的とした給付型奨学金や無利子の貸与型奨学金が国から支給されることもある。高等教育は社会人向けの試験も実施しており、社会に出てからも教育機関に戻ることができるようになっている。 生涯教育の面も充実しており、国のシステムでラーニングウェブにすべての国民が登録され、それぞれの教えることの出来る分野・教えたい分野と、教わりたい分野のマッチングがなされ、ウェブ上もしくは対面で教室が開かれることもある。

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