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しま あやね 比欲と煉理HO2 2015料理人ベース わたし/あなた 個人経営の喫茶店で働いている。 料理が得意で主に調理担当だが、たまに接客も行う。 最近コーヒーの美味しい淹れ方を勉強中。 新婚夫婦。 夫とは大学時代に居酒屋でバイト仲間として知り合った。 現在働いている喫茶店も大学時代のバイト先の一つ。 穏やかでふわふわしているタイプ。 顔は広いが、友人と呼べる人はそこまで多くない。友人=親友。 断るのが苦手そう、とよく言われるが、必要なときにはNOが言える。 前の日の就寝がどれだけ遅くても、次の日彼が出勤ならお弁当作りは欠かさない。 彼も料理も好きなので、むしろ楽しんでやっている節がある。 明日は何を作ろうかな、と考えながら就寝するのが癖。 旧姓：松原 特徴表 (2.5)「鋭い洞察力」 ♪キュートなカノジョ // syudou ♪花めかない // なきそ 誕生日：4/4 誕生花：アネモネ「君を愛す」「恋の苦しみ」「見捨てられた」 ―――――比欲と煉理HOバレーーーーー 物心ついたころから、埋められない欠落を感じていた。 世界はどこか色あせて見えたし、周りの子のように感情を素直に出して生きることができなかった。 常に頭の奥に冷めた自分が居るみたいだった。 欠落があることは理解していて、一般的な人間を取り繕うのばかりがうまくなっていった。 穏やかで優しくてふわふわしている女の子、なんて、そう振舞っていれば敵ができにくいからだった。 得体のしれないものを狂信している両親のことを頭がおかしいと思いながら育った。 欠落感はそのせいかもしれない、と少し思っている。 ショゴスか何か知らないが、所詮は化け物だろう、と両親の信仰を馬鹿にしている。 研究も、家庭内の付き合いを円満にするのに必要だったから参加していただけだった。 彼と出会った時、初めて運命というものを信じたし、初めて神に感謝した。 世界が鮮やかに色づいて見えて、陳腐だがこんなにも世界は美しかったのか、とそう思った。 恋が実った時は本当に、今が人生で一番幸福だと信じていた。 そして彼の弟/妹のことを知って、生まれて初めて両親に、自分の境遇に感謝した。 一番許せなかったのは、自分を隠れ蓑にされたことではなかった。彼が全てを教えてくれなかったことだった。 全部全部話してくれてたら、もしかしたら彼を構成する一要素として弟/妹のことも愛せていたかもしれなかった。 でも教えてくれなかった。だったら、弟/妹は自分から彼を奪う敵だった。 だから、弟/妹のことは、自分たちを邪魔する障害物として排除することにした。 自分の作ったご飯だけを食べてほしいから、一生懸命料理を練習した。 彼に喜んでほしいから、美味しいコーヒーの淹れ方を研究した。 彼が、彼に、彼を、彼のためならなんだってできる。 神様、私は今幸福です。

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