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犬丸俊也（童貞処女） 妹がたくさん（ブラコン） 交番務め 筧さんが理念。 筧さん邪魔。筧さんのズタズタにされた写真 いじめから救ってくれた筧さん。 いじめで処女を奪われかけた。 ＿＿＿＿＿ KPCについて。 彼女は「普通」というより、目立つような特技やハマっているような趣味があるわけでもなく、常に無表情で何を考えているのかわからない。 容姿も良くも悪くもない。普通。 他人や物に対してめったに関心を抱かず、身内にも「変わった子」だと言われ続けてきた。 殆どの人間はありのままの彼を受け入れなかった。彼女の心の内を変わらせようとする人間もいた。 そのような生活環境は彼の自己肯定の感情を容赦なく削っていった。 そのため、周りからは「つまらない人間」だと思われているだろうと、自分を卑下している。 何にも興味がわかなかった。 夢は？趣味は？好きな人は？ そんなものない。 ただそこにいるだけで何が悪いの？ そう想いながら、そんな退屈な日々を14年間過ごしてた。 でも、運命って本当に存在するんだと、私はあの時初めて知った。 学校の帰り道、彼とすれ違った。目が合った気がする。 恋だ。 (同居人の話は知らない。犬丸俊也は死んでいるから。生き返った彼のことしか知らない。) 「私の色のない世界には、あなただけが色づいて見えます」 「でもあなたは私のことを見れくれない。そこに映るのはあの男ばかり。憎い。憎い。私だけを見てくれればいいのに。私だけに見せてください。好意も憎悪もすべて」 「あの男のことなんて私はどうでもいいんです。あなたさえ手に入れられれば」

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