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　高校の理科の教師。先生の中では若い方で、見た目もいいので生徒から親しまれている。相談を受けることもしばしばあり、特に進路相談は親身になってくれると評判だ。 　現在は羽星市内のマンションに彼氏と2人暮らしをしている。家に帰れば大好きな彼氏がいるため毎日急いで仕事を終わらせて帰宅する。帰ってから晩ご飯を彼氏に振る舞うことが最近の生きがい。結果として仕事はめちゃ早く、家事もこなしている状態だ。 　今では良い先生に見えるが、3年前、自分の受け持ったクラスのとある男子の成績を改竄したことがある。しかし、そのことは改竄をされた本人以外にはバレてはいない。が、ひどく後悔している。その男子生徒とはテストの直前にこのことで悶着があり、生徒は留年し結局退学したからだ。退学のときにその生徒が「責任とってくれ」と言い、挙句に自分の家に荷物を持って上がり込んできたことからなし崩し的に同棲が始まり、なんだかんだあって今では恋人です。 　(補足,蛇足:成績改竄は上方修正をしてます。学校をサボり気味な彼を助けようとしました。彼氏は自分がいないと生きていけないと思っており、一生懸命お世話をしています。そして、彼氏は完全にヒモと化してます。ニートです。けど、全てを許してしまいます。毎日幸せそう。) 傀逅用大切な人 矢筈　梓(やはず　あずさ) 　21歳男。現在恋人と同棲中。仕事も学校もない絶賛ニート中。 　中関の前ではそっけないふりをしつつも構ってくれオーラが全開。面白そうなものを見つけると中関のとこに持ってきそうな犬っぽさを見せる。 　中関は高校の時の担任で、読書にのめり込んで現実逃避していた自分に初めて真摯に向き合ってくれた人だった。次第に惹かれていき、弱みを握った末に彼の家に転がり込み、同棲するに至らせた。 　弱みを握ったら最大限活用し、自分の利益にする強かさがある。その一方で自分の弱みを誰にも見せないように何か問題があっても抱え込む性格である。中関にも積極的に相談はしない。ただ、聞かれたら答えはするくらいだろう。 　趣味は読書、平日の昼間は図書館に行き大量の本を借りては読んでいる。働かない理由は本が読みたいから。きっと図書館の本を読み尽くしたら働くのだろう。中関が化学が得意なため、その分野のことを知るために本を漁っていたらそろそろ図書館にある化学分野の本(430番台)全てを読破しそうなんだとか…

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