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クトゥルフ PC作成ツール
弐鳥 輝夜(にとり・かぐや)
ID:4614860
MD:62c961019bbb50116f1990032120ce5f
弐鳥 輝夜(にとり・かぐや)
タグ:
膿み堕とし
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
SIZ
INT
EDU
HP
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
▼職業/特徴表▼ ▶職業 ・職業ベース:デザイナー(2015) ・職業技能ポイント:EDU×10+POW×10 ・職業特記:流行に敏感。感受性が高く、 絵画や彫刻などに込められた暗喩に気づきやすい。 ・職業技能:言いくるめor説得、製作(アクセサリー)、 心理学、図書館、目星、関心技能(木斧、機械修理) 〇木斧:木を使ったアクセサリーや置物をつくるのが好きなため 〇機械修理:勝手に家にある工具を使う機会があるため ・興味技能:回避、聞き耳、隠す、忍び歩き ¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ■共通HO あなたたちはこの村の高校2年生だ。 現在の季節は秋(10月頃) ■推奨技能 目星、図書館、隠す、隠れるor忍び歩き、人を殺す力(一撃で殺せるほうが望ましい) ■準推奨(人によっては振る機会があるかも。無くてもなんとかなる) 信用、生物学、医学、オカルト、地質学、化学、精神分析 ■高めにとっておくと生存率が上がるかもしれない能力値 CON、POW ¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ▶特徴表(※一旦フレーバーで入れています!) ・4-04:動物に嫌われる(D) → 独特の佇まいのせいで、たいていの動物は探索者を見るなり威嚇してくる。 ⇒動物モチーフの小物が好きなのに、本物には嫌われるので悲しい。 でもまぁ、こんな悪い子だもん、仕方ないよねと今は諦めている。 『動物に嫌われる俺のダイスボット表』 6.リスが木の上から執拗に小石をぶつけてくる。 ---------------------------------------- ▼人物▼ ▶表の顔(他のPCたちが知っていてもよい情報) ・木材を使ったアクセサリーや小物作りが趣味。 父親は大工。森の木を切って家の修復や家具作りをしている。 母親も木材を使ってアクセサリーや小物を作って販売している。 木材の加工の仕方や道具の使い方は両親から習ったのかもしれない。 ・家には工房があり、木材や大工道具が無造作に置いてある。 (トンカチ、のこぎり……木を切る用のチェーンソーとか) 輝夜自身、こっそりそれらを拝借して、 動物や花をモチーフにしたものを作ったりしている。 物を作っている時は、目の前のことにだけ集中できるので、 苦しい全てから逃れられるような気持ちになる。 ・小柄だが、気が強く、周囲にしっかり聞こえるような声でHO壱を罵る。 これは「いじめ」ではなく、「悪が悪である」と証明するためにやっていると主張し、 わたしが間違っているなら、みんなが止めるはずだよね!と周囲を巻き込んでは煽っている。 あくまでも、わたしは「間違っていない」から! ▶裏の顔(他のPCたちが知らない情報) ・もともとはおしゃべり好きで、都会に憧れている女の子だったかも。 姉の事は好きで、都会に行ったのは淋しいと思っていた。 将来は自分も都会に行って、お姉ちゃんと遊んだり、ひとり暮らししたり そんなことを目標に生きていたかもしれない。 ・家族の事が大好きだった……けど、高校1年の秋に全てを思い出し、 何もかも信じることができなくなった。 自分の娘を生贄にして「よかった」という肉親、 神の贄を捧げることに疑問や異論を唱えない村の人間……。 全員信頼してはならないと思ったし、 だからこそ自分にとって大切な人であるHO壱をどんな手段を使っても 守らなきゃと思った。 ・HO壱のことは、やっぱり今でも親友だと思っていて、大切だと思う。 それを口に出して言う資格なんて自分には全くないと思うけれども。 本当はいじめたくない、でもお姉ちゃんみたいな目にも合ってほしくない。 だからこそ、今の自分の行為は「間違っていない」と自身に言い訳してる。 早くこの村から出て行ってくれたら、いいのに。逃げてくれたらいいのに。 ここじゃない場所で、昔みたいに手を取り合って笑える日がくればいいのに。 ・今は自分自身と、HO参のことしか信用できないと思って生きている。 信じられるのは「自分自身だけ」だったはずなのに、 「本当のわたし」を見つけてくれた彼のことを、心から大切だと思う。 罪悪感に潰れそうでも、理解してくれる貴方がいるからこそ、辛うじて耐えられている。 貴方と一緒に生きたいし、「わたしに生きて欲しい」と言ってくれたらいいのに。 ・HO伍に対しては、ずっと同じ村にいたのに、HO壱の幼馴染のくせに、 HO壱を思ってやっているわたしの行動や気持ちを見抜いてくれないんだねと 勝手に失望しているかも。分かってくれると思ったのに、今はただただ邪魔。 こんな苦しい状況の中でHO壱の味方でいてくれるということには好感が持てたはずなのに、 邪魔者の、あんたが、すべてを滅茶苦茶にしてくれたらいいのに。 ▶いじめの方針 ・基本的に、言葉で煽ることしかしない。周囲に聞こえるように大声で言う。 暴力を振るえば、HO壱を傷つけることになってしまうので、絶対にしたくない。 「暴力とか、あり得ないでしょ!こいつのママとおんなじになっちゃう!」と言って、 手を出さない理由に整合性をとっている。 ・HO壱自身が人殺しであるということがバレてしまっては意味がないため、 「人殺しの子は人殺し!同じ遺伝子だから危険なの!繰り返すかも!出ていけよ!」と言って、 あくまでも、HO壱の親を罵るような形でいじめているかも。 「出ていけ」と言うのは本心。この村から居なくなってくれれば、すべて解決するから。 ▶関係性 <HO壱> ◆仲よかった時期について ・おしゃべり好きなHO弐と映画好きなHO壱で、学校ではHO弐がべったり ・放課後はどちらかの家に行ってアクセサリー作りをしたり、映画を見たりして過ごすこともあった。互いにために作ったブレスレットを交換している。 ・都会に憧れがあり、将来ここに行きたいねという約束をしていた ◆どんないじめをおこなっていたのか ・周囲に聞こえるようにHO壱に対してHO弐が悪口を言う。HO壱の母親と同じになるのは嫌という理由で、暴力を振るったことはない。 ・それに対してHO壱は反抗することはなかった。どうしてそんなこと言うの?前に約束したよね?と言うくらい。 <HO参> ◆付き合う〜性交渉までの流れ ・放課後、(学校のどっかかな?)一人で泣いてる弐鳥に周参見くんが声をかける ・最初は警戒するけど、徐々に信頼していじめに対する思いを少しずつ話すようになり、放課後逢瀬を重ねるようになる ・味方であるという証明で、肌に触れるという行為を重ねるようになり、最終的には肉体関係まで持つようになる。基本的にはお互いの家ではなく、保健室や学校の人目のつかない場所でやらかしているらしい ◆二人っきりの様子 ・弐鳥が泣いたり、不安そうな顔で、HO壱ちゃんへのいじめについての本音を話す(本当はやりたくない、辛い、反省点など) ・周参見くんは、それに寄り添って、手を握り、目線を合わせながら黙って話を聞いてくれる。 ・穏やかな時間なイメージ。そこから触れ合ったり、体を重ねることにつながる日もあるかもしれませんね(?) <HO伍> ◆いじめ前後の関係性 ・いじめ前はHO壱の親友と幼なじみという関係で、HO壱がきっかけとなって3人で一緒に話すことが多かった。 ・HO弐がHO壱にべったりで、時折HO伍が話しかけて来る感じ。HO壱がいじめのターゲットになったことで、関係性が崩壊した ・いじめ始めてからは、基本的にHO弐はHO伍を無視している ◆普段のいじめの様子 ・周囲に聞こえるようにHO壱に対してHO弐が悪口を言う。HO壱の母親と同じになるのは嫌という理由で、暴力を振るったことはない。 ・HO弐の悪口がヒートアップしたところに、HO伍が割り込むことで、場をしらけさせる。 ・HO弐は無視か、悪口ターゲットをHO伍に向けるし、HO伍はそれを茶化すことでHO壱を庇っている。 ▶小ネタ ・誕生日:8月15日(かぐや姫が月に帰った日) ・血液型:A型 ・好きなもの:かわいいもの、木や竹の香り、ナッツ類、たけのこの里 ・苦手なもの:両親、自分の住んでる村、きのこの山 ・趣味/特技:アクセサリー作り/大工道具が使える ・恋愛対象:男性 ・癖:追い詰められると爪を噛む ・身長:150cm ・イメージカラー:和竹色(#68be8d) ・イメソン:イナイイナイ依存症 ・名前の由来:HO弍なので「弍」のつく苗字 HO壱ときのこたけのこ戦争するらしいので、 名前はたけのこ→竹→かぐや姫→輝夜 合体させると、ニトリ家具屋……(?) ▶一人称:わたし/二人称:あんた・お前/三人称:○○ちゃん・○○君 ▶おおよその口調 「ママがパパを殺すくらいだもん。蛙の子は蛙!友達なんて平気で殺すかもしれないよね!」 「人殺しの子は人殺しになるって…皆そう思ってるよ?だから誰もあんたを助けてくれないの!」 「あんたみたいなのと同じ空気吸いたくない、早く出てって!この村から消えてくれない?」 「HO伍は今一緒に住んでるんでしょ?殺されないように気をつけてね!」 ---------------------------------------- ▼履歴(通過シナリオ) ・膿み堕とし(HO2/KP:成宮さん) ▼不定 ---------------------------------------- ◤家族構成 父、母、姉(故人) ◤知人 □膿み堕としHO1/てんさん □膿み堕としHO3/狐鞠さん □膿み堕としHO5/前野さん ◤アーティファクト ---------------------------------------- ■お互いについての共通認識 ◇HO壱 女生徒 ・高校1年生の秋に、母親が父親を殺した。この話は村人全員が知っている。 ・上記を理由にHO弐にいじめられている。 ・現在はHO伍の家でお世話になっている。 ◇HO弐 女生徒 ・高校1年生の秋から、HO壱をいじめている。 ・クラスの中心であり、誰も彼女に強く逆らわない。 ・10歳年上の姉がいたが、都会に嫁いだので、現在は、父と母と暮らしている。 ◇HO参 男子生徒 ・高校2年生の春に、転校してきた。 ・現在は年老いた祖母と二人暮らし。 ・成績優秀文武両道のクラスの人気者。担任から学級委員を押し付けられた。 ◇HO伍 男子生徒 ・HO壱の幼馴染であり、現在はHO壱と一緒に住んでいる。 ・たびたびHO壱をいじめから庇うので、白い目で見られている。 ◤秘匿 HO弐 女生徒 ・高校1年生の秋から、HO壱をいじめている。 ・クラスの中心であり、誰も彼女に強く逆らわない。 ・10歳年上の姉がいたが、都会に嫁いだので、現在は、父と母と暮らしている。 <表> いじめの首謀者。クラスの中心的存在であり、誰も逆らうものはいない。 <裏> あなたとHO壱は元々親友だった。 しかし現在、あなたは彼女をいじめている。 それにはれっきとした理由がある。 あなたには10歳年の離れた姉がいた。7歳のときに姉は突然いなくなってしまった。 両親からは「姉は都会に嫁いだのだ」と聞かされていた。 し、あなたはそれを信じていた。 否、今思えば無理に信じようとしていたのかもしれない。 高校1年の秋になったばかりの頃、あなたは両親がこんな話をしているのを耳にしてしまった。 「あの娘が生贄になってからちょうど10年になるわね」 「そうだな。だが、あの娘は村の役に立てたんだ。学級会で一番悪い子は神の贄となり、この村の糧となる」 「ええ、そうね。あの娘がもし生きていたら、この村にとっての悪になっていたかもしれないものね。選ばれてよかったわ」 「ああ、そのおかげでこの村は平和だ。神様には感謝しなくちゃいけないな。うちの娘を娶ってくださって」 「今年の学級会もうちの子のクラスが対象になるんじゃないかって話よ。ほら、あのクラスだけ人数が多いから」 あなたはそれを聞いてすべてを思い出した。 あなたは姉がいなくなった十年前のあの日、彼女が神社の社へと入っていくのを見かけたのだ。 そして、あなたはその後を追って、神社の社の隙間から中を覗き込んだ。 そこであなたはとてつもなく恐ろしいものを目撃したのだ。 姉はそこにいた《ナニカ》に弄ばれ、犯され、もがれ、蹂躙されていた。 それは死ぬことよりも遥かに恐ろしく、最後に見た姉の顔は絶望に満ちていた。 そのとき響いていた姉の悲鳴と、夜の訪れを狂喜する虫の声が頭の奥から離れない。 あまりの恐怖にあなたはその場で気を失った。そして、次に目を覚ましたときにはもう夜の帳が降りていた。 あなたは呆然としたまま、家に帰り、こっぴどく両親から叱られた。 そう、このときにあなたは悍ましいあの記憶に蓋をしたのだ。 (SAN値を初期の値より-20、狂気は健忘症。現在狂気は解けている) あなたはそのことを思い出すことができた。思い出してしまった。 だから、あなたは、このことを親友であるHO壱に話そうと思った。 しかし、その矢先に例の事件が起こる。 HO壱の母親が父親を殺したという件の事件だ。 だが、あなたは知っている。父親を殺したのはおそらくHO壱自身だ。 あなたはその日、彼女の家を訪ねた。 そこで聞こえてきたのは、父親がもがき苦しんでいる声と、暴れるような音。 慌てて玄関の扉を開けた。その瞬間にその声はぴたりと止んだ。 静寂の次に、響いてきたのは、HO壱の笑い声。 「死んだ」と、「殺してやった」とそう叫びながら笑っていた。 途端にあなたは彼女のことがとても恐ろしくなって、玄関口を閉めることもせず、すぐに引き返して家に帰ったのだ。 次の日には、HO壱の母親は父親殺しの罪で逮捕された。 母親は自らの罪を自供したそうだ。 その噂はあっという間に村全体に広まってしまった。皆、彼女のことを人殺しの娘だと詰った。 それを見て、あなたはすぐに、あのときとっさに止めに入らなかったことを後悔した。 彼女のことを一瞬でも恐ろしいと思ってしまった自分を責めた。 明らかに様子がおかしかったのだから、あのとき家の中に入って、殺人を止めていればよかった。 そうでなくとも、すぐに心肺蘇生を試みていればよかった。 あのとき自分が逃げ出さずにできていたことは他にもあったのではないか? なにより、親友として彼女の様子にもっと気を配っていれば、殺人などを犯す前に、彼女を救えたのではないだろうか。 親友失格だと、そう思った。 それから、あなたは今の彼女に何をしてあげられるかを考え、気が付いてしまった。 もし、彼女が父親を殺したということがバレてしまったら、彼女は間違いなく生贄にされてしまうのではないか? そうでなくとも、蛙の子は蛙。人殺しの娘は人殺し。それが、この村における周囲からの彼女の評価だった。 つまり、人殺しの娘という肩書は、この小さな村の中で排除されるのに十分な理由になる。 両親が、生贄に選ばれるのは「悪い子」だと言っていた。 間違いなく、彼女はこの村にとっての悪だ。 姉と同じように蹂躙される彼女の姿なんて見たくない。 親友として彼女を今度こそ救うためにはどうすればいい? 答えは簡単だ。 もっと大きな悪が裁かれればいいのだ。 だから、あなたは決めた。 彼女を生贄に選ばせないために。 最も確実な方法。それはあなたが彼女を越える加害者になることだ。 あなたの目的はただ一つ、あなたの大切な親友である彼女を姉と同じ目に遭わせないことである。 それはあなたの贖罪でもあるのだ。 彼女を殺させないためなら、なんだってする。 そう、彼女が生贄に選ばれないようにするくらいなら、大切な彼女を傷つけることすら厭わない。 だから、あなたはなるべく悪逆の限りを尽くした。 クラスメイトたちにその姿を見せつけた。 自分こそが最も悪であると知らしめようとした。 彼女は被害者であり、自分こそが加害者なのだと。 ……しかし、予想外の事態が起こってしまった。 あなたにはもう一つ大切なものができてしまったのだ。 それはHO参だ。 高校2年生の春に転校してきた彼は、唯一あなたの真意に気づいてくれた。 あなたのことを好きだと言ってくれた。 涙が出るほど嬉しかった。 あなたはすんなりと彼の告白を受け入れていた。 いつのまにか彼のことを好きになっていた。HO参はあなたの恋人だ。 そっとあなたの頬に触れてキスをし、優しく抱いてくれる。 それだけが、今のあなたにとって唯一の甘く愛おしい時間。 彼はみんなに分け隔てなく接し、クラス内でも人気者だ。 だから、きっと学級会で選ばれることはないだろう。 しかし、あなたの心は揺れている。 HO壱を守るために、自分が死んでもかまわないとすら思った。 覚悟を決めて、ここまでやってきた。 もう後戻りなんてできないところまで来てしまった。 それなのに、今更HO参と一緒に生きたいだなんて。 いじめはじめた経緯を話せば、確実にHO壱のことを話さなければ説明がつかなくなる。 けれど、それを話してしまえば、HO壱は人殺しとして生贄にされる確率が高い。 でも、もしそれを話さなければ、自身が生贄に選ばれる可能性が高い。 今のあなたがどれだけ声高に他の誰かの悪を叫んだところで、確固たる証拠でもない限り信じてはもらえないだろう。 むしろその行為はあなたの首を絞める可能性すらある。 つまりあなたはどちらかを選ばなければならない。 HO壱のために死ぬのか、それともHO参と生きるのか。 <HO弐と関係あるNPC> □世良 あなたと一緒にHO壱をいじめている。 というよりは、あなたがHO壱をいじめているのを一番近くで楽しんでいるといったほうがいいだろう。 彼女は決してあなたの味方でもなければ友人でもないのだ。 あなたもHO壱も彼女にとっては同じおもちゃなのだろう。 いつかきっと飽きられるだろうと思っている。 □壮馬 あなたがHO壱をいじめていると度々仲裁に入ってくる。 あなたにとって彼は邪魔な存在だ。 「話し合えばわかる。だから、HO壱と話したほうがいいよ」などと綺麗事を並べ立てる。 いじめをなめている。いや、あなたのことをなめているとしか思えない。 そのまっすぐな視線が、あなたのことを責めるとき、あなたは居ても立っても居られない気持ちになる。 居心地が悪い。だから、あなたは彼のことが嫌いだ。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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