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　代々党首がその地域における聖印を継承している貴族の家系に生まれ、両親の他に兄と姉を一人ずつ持つ末っ子。小さい頃から好奇心旺盛、と言うよりやんちゃであり、幼い頃はガキ大将的なポジションとして近所の子供達tと毎日山の中を駆け回り、泥だらけになって帰ってくるようなお転婆っぷりを発揮していた。家族仲は良好であり、周囲からはそんな様子を末っ子だからと苦笑と共に見守られる幼少期だった。 　年月を重ね多少落ち着きを覚えても好奇心旺盛な気質は変わらず、兄が無事家の聖印を継承する事が決まると「ちょっと見識を広めてくる」という建前と共に実家の武器庫から「片手で持てそうな剣の中で一番大きかった」と言う理由でバスタードソード一本を半ば窃盗同然に持ち出し、置手紙を残して突然放浪の旅に出る。その後は各地を自由気ままに転々としつつ、三ヶ月ほど経った頃偶然立ち寄った山村で聖印を発見。「まさか私が選ばれるとかないない」と軽い気持ちで手を伸ばした結果右手の甲に聖印が発現する。その時の感想は本人曰く「…………えー……？（困惑）」とのこと。一応無駄に目立たないように普段は布で聖印を隠していたりするが、実は内心さほど気にしていなかったりする。 　更に約一月後、旅を続けていると今度は川のほとりで地面に刺さったままの剣を発見する。「とりあえず最寄りの街で持ち主でも探してみようかな」感覚で引っこ抜くと、投影体だった剣は少女の姿になり、自分を使ってほしいと言われてしまい、特に断る理由もなかったためそのまま所有者となる。ちなみにその際の心境は「一人旅って結構寂しかったから全然オッケー。むしろかわいい子だし大歓迎！」とのこと。以降はその少女に（自身の趣味である）メイド服を着てもらい絶賛溺愛中。 　性格は好奇心旺盛で自由が好きなお転婆娘。よくも悪くも朗らかであり、貴族出身のお嬢様育ちにも関わらず大抵の事は楽しめる、あるいは笑って受け止められる図太さを持つ。後可愛いものが好き。可愛い人も大好き。特にメイドが大大大好き。聖印に選ばれたにも関わらず現状国を持つ気はほとんどないが、万が一自分の国を持った暁には「とりあえず城勤めの女性は全員メイド服着用を義務化しよう」とか真剣に考えてるくらい好き。

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