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尾白 亮牙　(おじろ りょうが) 　男　45歳 　警視庁 刑事部 特殊犯罪捜査零課チーフ　警部 　年齢の割に軟派で、社交的。 　美女を見ると話しかけてお茶に誘う癖がある。独身。 　対人捜査、聞き込みを得意としている。理由は「出会いがあるから」。 　心理系大学院を卒業し、都心所轄を転々としたあと警視庁刑事部へ配属。へらへら笑い、ふらりと出掛ける足取りの掴めなさが昔からあるが、彼の現在の止まり木となっているのが「特殊犯罪捜査零課」である。 　若い頃は随分キレ者として名を馳せていたようだが、今はなりを潜めのんびり自由に過ごしている模様。 　班員たちには放任主義だが、長として責任を取るべき場面ではきちんと矢面に出て班員を守る姿を見せる。が、本人曰く「そんなことしたっけ？」。 　普段は「おいちゃんに無理させないでよ」と肉体労働は避け、女性を口説く時には「大人の余裕ってもんがあるでしょ？」と都合良く年齢を解釈している。 　花はキルタンサスが好き。零課に時々花が活けてあったら、大体彼が用意している。 【秘匿】 　同じ零課のメンバーである相模原涼と恋仲だった。 　30代頃には既に軟派者だったが、相模原に一目惚れしてから恋愛の手管を忘れたかのようにもだもだとした一途なアプローチを繰り広げた。 　日頃の行いから一度は告白に振られるものの諦めきれず何度も再挑戦し、そこでOKの返事を貰い恋仲となる。周囲にバレれば部署を変えられるかもしれないと二人で話し合った結果、培ってきた仕事上の信頼も含め離れがたいと判断し「いつも通り」を心掛けることになった。必然相模原に不安を与える言動が多くなってしまうため、たまのデートでは大体尾白が平謝りしていた。 　最初は一目惚れだったが、彼女の穏やかで優しい性格や芯のある眼差しを好きになり、今もなお愛している。 　相模原と付き合ってからナンパした女性はカモフラージュでもあるので、ご飯を食べに行くなどしても実はそこから進展していない。気があるように見せかけて全スルーしており、上手くナンパ者の印象だけを付けさせている。 　現在も癖のようにナンパはするものの新しい恋愛をする気がない。独身貴族のまま。 　相模原が亡くなった今、彼女の面影を忘れられず零課にしがみついているのは彼の方だろう。 　残った班員たちも同じように狙われないか不安を抱くと共に、同胞を疑うべきだとも考えており心中は複雑。少なくともこの課にいてくれている間は必ず第二の被害が及ばないように守りたいと思っている。 　キルタンサスの花が好きと公言しているが、実際のところキルタンサスの花が好きなのは相模原の方で、尾白はそんな彼女が好きな花を好きなだけである。 (元々彼女が好きだったでもいいし、尾白がプレゼントしたキルタンサスを気に入ってくれたでもいいです) 【イメージ年表】 25歳　都心の大学院卒(心理学系)→警察学校入学 〜都心所轄を2、3所転々としながら警視庁勤務に異動〜 36歳　捜査第一課にて相模原と出会う。一目惚れ。1年弱くらいアプローチにもだもだしてる。 41歳　零課発足、的場チーフの部下として配属 　　　→尾白零課チーフ就任 42歳　相模原死亡 45歳　現在 【通過シナリオ】 「庭師は何を口遊む」「ゼロごはん（KPC）」「羅刹の檻」「胸臆、溟渤に（KPC）」「敗北より灼ける（KPC）」「BACK AND NINE（KPC）」 　以下、他シナリオネタバレあり 2024/04/15　3ヵ月《羞痴の他人》 肉体的、または精神的に拘束されたい願望

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