タグ： 海も枯れるまで

・幸薄そうな儚げで美しい男性。幼少期から体が弱く、入院生活が多かったらしい。今現在はとある事情から病院に通っていない。あまり運が良くない、と、自虐的に言うことが多い。実際、歩いていたら突然飛び出してきた子どもにぶつかったり、散歩したら鳥の糞が頭に落ちてきたりと、微妙に嫌なことが起こりやすい。 ・自分の見た目が良いことを自覚はしている。だが、変な絡まれ方をすることもその分多いので、煩わしさを感じている。 ・穏やかな声でゆっくりと話す。無気力な雰囲気で口数は多くないが、穏やかな雰囲気を纏っており、彼の微笑みは決して不快感を与えるものでは無い。だが、見ていて不安になる、と言われることはあるようだ。どこかぼんやりとしている。一人称は「僕」で、だいたい敬語で話す。つかみどころのない人だ、と彼の担当編集は思っている。 ・一人暮らし。ご近所付き合いなどをしている様子もなく、まともに連絡を取っているのは編集者くらい。その編集者とも、業務連絡以外のやりとりはほとんどしない。 ・最近の趣味は散歩と小説の執筆。小説のネタ探し。 ・小説家。ペンネームは「那月千鶴(なつきちづる)」。由来を聞かれた時は「大切な人の名前です」と答えている。基本的に顔出しは(目立つ上面倒くさく、外見が理由で事件に巻き込まれたこともあるので)NG。小説家になった理由は内緒。昏くて切なく、しかし叫ぶような迫力もある、心が囚われてしまうような重厚な物語に惹かれる人は多い。賞を受賞したことがあるので、知名度は結構ある。

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