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【職業：コンピューター技術者】 コンピューター+10 【特徴表：前職】 演技+48 【特徴表：俊敏】 回避の初期値がDEX×5 稲子 皇太(いなご こうた) 男性。31歳。脳科学者兼プログラマー。 アメリカの某大学脳科学研究所の出身。人間の感情データ、特に“笑い”をAIに学習させることでより人間に近づくのではという仮説を研究し、博士号を取った。 しかし毎日の研究に飽きて一度日本に帰り、子供の頃からの夢だったお笑い芸人になる。(よくコントで女装する)。 だが現実は厳しく、なかなか売れず貧乏生活。そんなある日相方が『高額なバイトを見つけたから行ってくるぜ！』と意気揚々と出かけたところ、ひと月ほど行方不明に。帰ってきた頃には何故か精神は衰弱しきっていた。一度体調を心配して休止も考えたが、相方自身の情熱に負けてそのまま再開。ある日ようやく規模の大きい劇場でコントできることになり、いざ本番を迎えると突然ステージ上で相方の体が発火。相方は焼死、稲子も大火傷を負った。原因は老朽化した劇場の床のガス漏れや照明器具の不具合というのが警察の発表である。 (相方は“ロストした探索者”になってしまった) それ以来稲子の顔の右半分と背中、左手、右脚など各部に治療不可の痕が残っている。 相方と芸人生命を失った稲子は再び研究者として復帰。そこで遺憾なく才能を発揮し様々な論文を書きあげた。 遂に人間に非常に近い感性を持つ『秘書風仕事サポートAI・カノン』を作り上げる。現在は独立し、フリーランスのプログラマーとして日々を過ごす。 サポートAI・カノンの名前の由来は音楽用語、またはギリシャ語から。 音楽用語のカノンは、複数の声部が同じ旋律を異なる時点からそれぞれ開始して演奏する様式の曲のこと。要するに『カエルのうた』。 ギリシャ語のカノンは、“葦”。『人間は考える葦である』というフレーズを気に入っているため。 「葦って植物は自然界の中じゃ脆く、弱く、頼りない存在さ。バッタの一噛でポキリと折れる。」 ……と、公では言っているが実は“ 学生時代にハマったアダルトゲームのタイトル”という噂がある。

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