タグ： 高尾山 氷城のフラグメント

名前：冠木 咲来（かぶらぎ さき）　#a2d7dd 特徴表：＜芸術的才能＞＜スポーツ万能＞ 職業ベース：＜デザイナー＞ 職業技能：言いくるめ or 説得、芸術（任意） or 製作（任意）、コンピューター、心理学、図書館、目星 ＋個人的な関心のある技能２つ 一人称：私 二人称：君 口調：「～～だよね」みたいな普通な感じ 家族構成：父母兄 好きな食べ物：ハンバーガー　とんかつ　おかき 苦手な食べ物：トマト　ホルモン ――――――――▼設定 〇学生時代 親友：鳴上 柳樹（なるかみ りゅうき） 大学時代は学外の吹奏楽団に高校時代の先輩からの推薦により所属。練習の頻度もそれなりで学業と両立できるためかなり気に入っていた。 〇社会人時代 大学卒業後はデザイン・広告会社に就職。音楽でご飯を食べていく気はなく普通の社会人になろうと思っていたが大学時代に参加していた楽団から「トランペットに丁度空きが出たんだけどどうかな」と言われたため悩んだ末に所属。学生時代とは違い仕事との両立はかなり難しいが定期演奏会への参加のため出来る限り練習には参加している。トランペットを奏でているとストレス発散にもなるし体力が持つ限りは続けようと思っている。 〇秘匿について 本当に些細なことだった。お互いに音楽が好きで音楽に本気だからこそ起きてしまった喧嘩だった。その日だってたぶん普通に一緒に帰る予定だった。何かがすれ違ってひとりで帰ることになって。それできっと魔が差した。事故の話を聞いた時紛れもなく自分のせいだと思った。自責の念に駆られるとか言葉でいえば簡単だけれど目の前が真っ暗になるってこういうことなんだと幼いながらにそう思ったのを覚えている。HO2が腕を庇いながら生活してるのを見てずっと罪悪感があった。できる限りのことはしようと思って今までよりも一緒にいたと思う。でも、それでも、自分のせいだとは言えなかった。 一緒に行こうと約束していた吹奏楽の強い高校には自分だけが進学した。高校に入ったら学校の違うHO2とは滅多に会わなくなった。風のうわさで音楽はやってないって聞いた。何かが重くのしかかるような気がして、それを晴らすようにトランペットを吹いた。 大学に進学してHO2と再会した。記憶の中のHO2よりも身長が随分と伸びていてすごく驚いたのを覚えている。音楽はやっぱりやってなかったけれど好きなことには変わりなくてHO2はHO2のままなのだとほっとした。全然あってなかったはずなのにHO2と話すのは相変わらずすごく楽で楽しくて、他の友達とは何が違うんだろうなと思いながら過ごしていた。そうしてふたりとも社会人になった。それでもまだ交流は続いている。心の奥底に仕舞ったままの謝罪の言葉と罪悪感、それともう誰も乗らなくなった実家に置かれた自転車は今も自分をずっと錆つかせている。 ――――――――▼フレーバー 23 桜（さくら） 「精神美」「規律」 決して曲がらない強い心。全てに厳しく、全てに優しい。だがそれゆえに折れたら立ち直れるかは分からない。誰よりも強くて、弱い。それが貴方。 8 霞草（カスミソウ）・ベイビーブレス 「清い心」「無邪気」「親切」 悪戯好きで無邪気な子供。皆から愛されることだろう。皆を愛することだろう。けれど振り向けば消えている。どこかつかみ所のない人物。 14 雛菊（ひなぎく）・デイジー 「純潔」「お人よし」「無意識」「明朗」 貴方はとても頭が良い。他人のためにがんばる健気な人だろう。それが空回りになり、時には取り返しのつかないことに繋がるかもしれない。だが諦めてはだめだ。貴方は貴方だからこそ美しい。 １～１０　　愛のある家庭で育った ３１～４０　夢を諦めて現在の職に就いた ２１～３０　融和：一人でも多くの人とわかりあう ――――――――▼通過シナリオ（AF/呪文/後遺症） ❖氷城のフラグメント ――――――――▼秘匿 ❖氷城のフラグメント ・HO1「陽」 貴方はHO2と無二の親友だ。楽しくやれる友人はたくさんいるが、その中でもHO2は特別な存在だ。 ＜秘匿＞ 学生時代、貴方はHO2と同じ車種の自転車を使っていた。見た目も同じで、見分けがつかずよく取り違えていたため、二人で相談して識別のために同じデザインで別の色のマスコットを買って取り付けていた。 しかしある時、HO2と些細なことで喧嘩をした。喧嘩の内容はもう覚えていない。しかしその喧嘩をした次の日の朝、帰ろうとしたところでHO2の自転車にあのマスコットがついていないのに気付いた。それがなんだか無性に腹が立ち、貴方は自分の自転車のマスコットも外した。そしてその日の帰り、先に帰ったHO2が事故に遭ったのだ。原因は自転車のチェーンが錆びており切れてしまったことによる転倒だった。幸い腕にヒビが入った程度で済んだ。しかしふと不安になり、貴方は残された自転車を確認したところ、それはHO2の自転車だった。 HO2は自分と喧嘩をし、自転車を取り違え、怪我をした。それは些細なすれ違いで起きた不幸な事故だ。しかしあの時自分があのマスコットを取り外さなければ、HO2が自転車を取り違えることはなかったのではないか？そんな思いがどうしても拭えず、自転車はいまだにHO2に返せていない。貴方はHO2に対する罪悪感を心の底に押し込めながら、今日もHO2と一緒にいる。

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