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短大在学中に不幸な事故により両親が他界。 はぁ、これから一人でどうやって生きていこうか、と思っていると両親と懇意だった弁護士のおじさんがやってきました 「君は遺産を相続する権利がある」 「いやいや遺産ったってそんな大したもんじゃ……ってはぁ！？」 なんと突然総額3000万円を相続することになったのです。 そりゃもう短大とか休学しちゃうよね。だって若いもん。彼はお金があれば使いたくなるお年頃でした。 そういうことで無事旅人にジョブチェンジを果たしたのです。 とりあえずアメリカっしょ！との内なる声に従い、アメリカは西海岸へと飛びました。 目指せパツキンのチャンネーと意気込んでいたものの、そこはすこし脇道にそれればマフィアが幅を利かせる危ない街だったのです。 「ここではせめて銃を使えないと死ぬぜキッド」 やたらダンディなオジサマに教えられ、この街での生き方を学びました。 そうは言っても、やはりマフィアが跋扈する街では気が休まりません。 「とりあえずアメリカっしょとか言ってる場合じゃねぇなこりゃ。日本に帰りてェ」 半年以上アメリカで過ごし、やっと彼は気づいたのでした。 シナリオ「散り這う闇」true end 1 日本に帰ってきたはいいものの蜘蛛を食べてしまったり散々だったのでやっぱりアメリカに帰ってきました。 もはやどっちが故郷かわからねェ。彼はなんだかんだアメリカに慣れていたのです。

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