タグ： ニャルの探索者リスト

2015：マニア・コレクター　怪異、特に偽史から生まれた怪異を集め、飼いならしている。つまり集めている怪異は実際には存在しない怪異が大半であり、あくまで実体のない情報の収集家であると言える。＜催眠術＞と＜言いくるめ＞の組み合わせロールに成功すれば、その怪異が実際に存在すると思い込ませ、怪異を定着させることができる。怪異は応急手当や精神分析の手助けをしたり、未知の存在に対する不安感を煽ることで相手の行動を少し制限するといった言いくるめの延長線上のような効果を得られる。 (＜幸運＞で相手に共感を与えるという元の効果から派生し、基本ルルブP150「＜ヒプノーシス(催眠術)＞(選択ルール)」を参考に考案した。) ガスライト：談話家　＜言いくるめ＞+35% ーーーーーーーーーーーーーーーーー 知りたいか　 　　　教えてやろう　 　　　　　　　　金払え　　　泥舟 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ああ、すまない。名乗り忘れたな。見ず知らずの人間に対するその警戒は酷く正しい。大切にするがいい。 俺は貝木。貝塚の「貝」に枯木の「木」だ。 安心しろ。今回の自分語りで君からは金をとらない。 この「探索者」などという下らない役回りを押し付けてきた奴から既に頂いている。 人は真実を知りたがる。あるいは、自分の知っているものを真実だと思いたがる。 つまり真実が何かなどは二の次なのだ。 何が真実で何が嘘なのか気をつけながら、つまりは常に疑いながら、心に鬼を飼いながら読むことをお勧めする。 最も、その時点で俺の罠にはまっているのかもしれない、と付け加えておくのを忘れる俺ではないが。 ではでは、虚実入り混じる描写、あることないこと織り交ぜて、自己紹介をさせてもらおう。 真実かどうかは保証しないが、クオリティは保証する。 ──なんてもちろんこれも嘘かもしれないぜ？ 俺は金が好きだ。何故かと言えば、金は全ての代わりになるからだ。 物も買える。命も買える。人も買える。心も買える。幸せも買える。夢も買える。 とても大切なもので、そしてその上でかけがえのないものでないから好きだ。 逆に言うと、かけがえのないものが嫌いだ。 「これがなきゃ生きていけない」とか「あれだけが生きる理由だ」とか「それこそは自分が生まれてきた目的だ」とか、そういう希少価値に腹が立って仕方がない。 俺は詐欺師だ。 嘘で創られ、嘘で支えられ、嘘で回るこの世界で、嘘を利用して自分の好きな金を得る。 他人を騙して食う飯はうまいか、と問われれば当然Yesだ。 こうして俺が語っていることを全て鵜呑みにしている君のような人間が、まんまと騙されて何の価値もないものを大事な大事な金で価値を認めようが、俺には至極どうでもいいことだからな。 むしろ倫理などという嘘で俺を説教しようとしているのならば、実に愚かで滑稽なものだ。 俺を改心させたくば金を積め。1000万円から議論してやる。 遭遇した神話生物 ミ=ゴ

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