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「誰がリンちゃんだって？」 「麒麟の麟っていうのは雄キリンの隣りの雌キリンって意味だよ」 「なんちゃって」 「うちの人どこ行ったの？　鑑識課？」 「植物に罪はないけど、花には罪がある」 ◆ 高卒。叩き上げの刑事、階級は巡査部長。 生活安全課などを経てゼロ課に配属される。 ho1のことを「うちの人」だと思っているし、ho2やho3のことを「うちの」と思っている距離感バグおじさん。 ショートスリーパー。眠りが浅いので翌日ねむねむしてることもある。 雑学王。人生に要らんプチ情報を色々たくさん持っている。 恐ろしく顔がいいのですぐ注目の的になる。 地域のボランティアサークル、市民教室やワークショップ、大学の開校講座なんかにふらふら足を運ぶのが趣味。ジャンルは雑然。最近よかったのは香道の教室とマグロ疑似セリ体験。 どこに行ってもすぐ受け入れられるが、麟自身の人当たりの良さというより美貌に比重が傾く。本人は自己肯定爆上がり人生を歩んできたので、顔のよさだけが理由であることが多々あったとはあまり気付いていない。いい意味で鈍感というか、愚鈍な部分。 3年前の事件が契機となり、植物類の中でも花を蛇蝎のごとく嫌い、忌避している。オフィスにある観葉植物も嫌いなぐらい（存在を許さないわけではない）。 街中の花壇も避けるし、花束なんて貰おう日にはそもそも受け取ろうとしない。普段が人当たりの良いだけに触れるのを躊躇されるレベルで、他人から花の話題を振られると笑顔のまま目つきが変わる。 事件に関わることやゼロ課内だと問題なく、きちんと情報交換に参加する。あくまでプライベート寄りのときに振られると地雷原真っ只中というだけ。 ◆ ほいちとは干支が一周するくらい年齢が離れており、先輩を超えて上司という心持ちでいたが、チーフに抜擢されるのを見て距離感を改めた節がある。 年齢にふさわしい功労というのもあり「自分が選ばれるだろう」と思っていた。 漠然と。なんの根拠もなく。年功序列、というものへ下らなさを感じているというのに。 やや組織的、かつ人生イージーの反動で自分に都合のいい考え方を無意識にする部分がある。 ■庭師は何を口遊む　2022/7～8 さんちプラマイ0 回避+6 ■調書番号-名称未設定　2022/12/11 さんち+1 ■辿る四十の九　2023/7/16 さんち+9 忍び歩き+3 ■ハムスターめっちゃ逃げる　2023/8/5 さんち±0

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