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あかいし　いなほ　職業：登山家 山岳救助ボランティアを主に行っているが、技量を飼われて警察や消防の山岳救助隊と共に冬山へ入ることもしばしば。 休日は日本の山を何度も単独で挑戦している。長期休暇時は世界の山に挑戦し続けている。 エベレストやマッターホルン、キリマンジャロなど単独で登頂する実績を持つ。現在はK2に挑戦しているものの、単独で登頂は果たしていない。単独登山の傍ら、同じ目的の人と出会うことが多く、その場で相談やコンディションについて話し合って意気投合し、後日一緒に山に登ったりすることも多々ある。山に密接な立場の関係上、人間の死について触れる機会が多い。その中には意気投合した仲間で、先に登攀していた筈の者がグラウンドフォールで1000ｍ落下していく光景なども見ている。これらの経験から人間は自然に対して無力だと痛感しているが、頂きの景色は何よりも代えがたい宝だと考えている。 だが最近妙な夢を見る機会が多い。先日、親友の訃報を聞いて以来ずっとだ。内容ははっきりと思い出せないが、友を死に至らしめた前人未踏の世界最高峰、狂気山脈に呼ばれている気がするのだ。世界最高のクライマーである彼を喰らった山の頂に立ってみたい―――狂気山脈第三次登山隊が発足された話を聞いた時、志願まで時間は掛からなかった。 クリアシナリオ：『カエラズノケン～狂気山脈第三次登山隊の顛末～』

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