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【学生探索者ベース】小学四年生[20*4] ≪設定≫ 産まれて間もなくして両親に捨てられ、孤児院に引き取られる。 しかし、その孤児院でもまた辛い日々が待っていた。 生まれつき持ったオッドアイが気持ち悪がられて、他の子どもからも、孤児院の職員からも酷い言葉を浴びせられ続け、嫌がらせを受ける日々。 この世にはぼくを助けてくれる人なんていない。ぼくの味方なんていない。ぼくは独りで生き続けるしかない。 そんな風に考えるようになり、孤児院を抜け出す。長い間計画を立てて、その地獄のような独房から脱出することに成功する。 しかし、この先で待っていたのもまた地獄の日々だった。 飢えに苦しむ毎日。汚いと見知らぬ人からも暴力を受け続ける毎日。 辛い日々がずっと続くが、盗みや脅しなども行い、何とか食いつないでいる。 服もボロボロ。体も傷だらけ。それでも生き続ける。何の希望もなくても生き続けるしかない。 弱みはできる限り押し殺すようにしている。弱さは自分を弱くするから。 趣味…というより唯一興味を持っているのは星だ。 夜は怖い。何が来るかわからない。何に襲われるかわからない。怖い。怖い…。そんな恐怖を何とか紛らわすための趣味でもある。 大人も、子どもも、人間は信用できない。でも…、でもいつか、ぼくを助けてくれる人がいてくれたらいいな…。 どんな形でもいいんだ。ぼくを見てくれる人に、ぼくを見続けてくれる人に、会いたいな…。

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