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▼ 4-2【方向音痴（D）】　<ナビゲート>の初期値が1%になる。加えて、経験ロールで成長させることは出来ない。　1D6＞4 ▼ 　あまり後先を考えない節のある高校生。親が医者。 　大学生の兄が居たが、後継者として育てられていた彼は卒業を待たずして突如姿を消した。家出である。 　自由奔放な兄であったため両親も警戒していたが、卒業、就職時にもめるのはともかくそんな半端な時期に出奔するとは思って居なかった。学校は退学の手続きをしており、見事逃げ仰せたうえにバイト代で稼いだらしい学費も残していった。 　地頭は兄には劣るが幼い頃より教育自体はされてきた。 　それでも兄の方が優秀で、機転が効き、人を安心させる笑顔で行動力があったと強く羨望している。 　兄が居なくなってから教育が苛烈になり、心身ともに追い詰められ夢遊病のように夜更けに兄を探しに出た。方向音痴だった。致命的に迷った。森だ……山だ……野生動物だ……アニマルセラピウワアアアアア崖ェェェェ。遠くに見えた愛らしい動物とお花畑（幻覚）に引き寄せられおろかにも滑落し、数日の後に保護。 　肉体的にも精神的にも休養が必要と診断され、半年ほど休学した。留年だー！ 　忙しい親は見舞いにも殆ど来ず、学歴に傷が付いたこともあり半ば親から将来に関しては自由と言う名の諦観を得た。 　担当してくれたメンタルケアの先生と相性が非常に良かったので色々解き放たれた。その先生に滅茶苦茶懐いた。 　休学前はどんどん疲弊していく様が目に見えた。復学後は一転明るくなった。 ▼参加シナリオ 【少女の繭】 　HO②在校生。若干ネジがゆるんだ状態で復学した学校が優しくて暖かくてハッピー。 　知らない世界っていっぱいあるんだなア　順応するって大事だなあ　すごいなあ　と　おもいました

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