タグ： 浮さんちの子

▶ファウストとショコラ HOショコラティエ　生還 ▶取得呪文：ロアとの接触、門の発見、門の観察 ベルギーの人里離れた森の奥でひっそりとショコラトリーを営むショコラティエール。 決して豪華ではないが、一つ一つ丁寧にショコラを作ることに定評があり、その味は折り紙つき。 1人で切り盛りしていた頃から知る人ぞ知る店として存在していたが、 魔法使いと出会ってからは彼女の魔法のおかげもあり様々なショコラを沢山作れるようになったので助かっている。 ただ冷やしたりまじないをかける程度しかさせていない。厨房がダークマターになるので。 4つ上の優秀で自由奔放な姉がおり、常に比べられながら生きてきた。アンドレ自身も優秀な人物であり、 ショコラティエの素質は充分にあったが、姉は自分より努力をしなくても自分以上の結果を残す天才だった。 両親は姉にばかり心を砕き、アンドレに暴力などは振るわないものの常に空気のように、いてもいなくても変わらない存在として扱ってきた。 少なくとも、母親からの当たりは強かった。 姉自身は自分の才能をひけらかすことなく、自由に生きていたためアンドレに冷たいということもなかった。 姉妹仲は悪くはなかったものの、それは表面上のみであり、アンドレは少なからず姉に対しての嫉妬、羨望、劣等感があった。 僅かながらに恨めしさすらあったかもしれない。 悪魔が現れた際、彼女は「姉を超えたい」と願った。 世界で1番じゃなくていい。自分の世界の1位を独占する姉を1度でいいから超えたい、そう願った。 結果的に姉は死に、自分の願いは叶う。しかし姉を死なせてでもなりたかったわけではなく、 姉がいる前で姉以上の力を発揮したかったアンドレはこの事実を隠している。 自分が殺したも同然だから。 魔法使いについては、ある日突然店先で落ちてたので拾った、という感じ。 あわよくばアシスタントとして調理の手伝いをしてもらえればと教えようとしたが、あまりの不器用さに諦めた。 味見と魔法での冷却、まじないをかける、などに徹してもらい、表情が豊かになった今は看板娘的なポジションになってもらっている。 彼女といると飽きないので現状満足している。 悪魔に関しては放置。自分は人の道を外れた行いを意図せずしてしまったと思っているので、 もし魂が取られることがあってもしょうがないか、と思っている。 ただ、魔法使いのあの子を置いていくのはちょっと心配。 ・ ・ ・ ・ ・ 【秘匿】 貴方は悪魔と契約した、天才ショコラティエだ。 実家であるアパートの一室を引き払う所からシナリオは開始する。 … ▼生い立ち 貴方には【兄(姉)】がいた。家庭環境はあまり良くなく、幼少の頃から両親からのネグレクトを受けていた。 両親とはしばらく連絡を取っていない。【兄(姉)】との仲の良さや感情は好きに決めていい。 ▽兄(姉) ・父親違いで幼少期から一緒。フレンドリーで友達も多く家事も器用にこなす。 ・夜な夜なバイクを乗り回し、家に帰らない日が多かった。 ・調理学校卒業後は、将来有望の若き「天才」ショコラティエと呼ばれていた。それに対しあなたは心のどこかで妬み嫉み、疎ましさ、純粋な羨ましさなどの感情を抱えていた。 … ▼悪魔との契約 調理の道を歩んでいた貴方は、突然現れた悪魔に本気或いは冗談交じりで自身にない才能を願った。 (「天才になりたい」「一番になりたい」など言葉は好きに決めてOK)。 しばらくして【兄(姉)】がバイク事故で亡くなった。 代わりに貴方は【兄(姉)】のようなショコラティエとしての才能を手に入れた。 「兄(姉)が死んで好都合だったな、これで文句はないはずだ」悪魔はそう告げた。 こちらからこの悪魔を呼び出すことも可能。悪魔が教えてくれた。 (POW1とSAN1d6をコストにし、幸運の半分に成功する必要がある) … ▼HO2について 自身の店を持った貴方はある日、店先に倒れていたHO2を拾う。 拾った当初の体温は人間と思えないほど冷たく、感情が乏しいように思えたが、今ではマシになってきている。 また、HO2はとてもかなり凄く不器用だ。チョコを瞬時に冷やすなどの魔法は助かっている為、仕事相手としては申し分ない。 … ▼店とチョコレート ・悪魔はたまに人間の姿で平然と店に訪れる。普通にチョコ買って帰っていく。 ・一般のチョコレート業界でもHO1は有名だが「魔法のチョコレート」が今現在一番の売りだ。

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