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一人称「私」系男子。 兵庫の氷ノ山のあたり出身。 田舎生まれにコンプレックスがあり、シティーボーイを気取りたがる。 先祖代々忍びの家であり、人里離れた山の中、父親から忍術を伝授された。 忍術自体は室町時代から綿々と受け継がれてきたものであるが、現代の諜報や武闘にも生かせる部分があり、オーヴァードとしての力に頼らずとも謀をめぐらすことが得意。 その忍びらしい迅速かつ的確に爪痕を残す仕事ぶりに、周囲からは一瞬の豪雨の如き忍び──「如驟雨忍」と呼ばれる。 仕事中毒であり、任務をこなす日々に誇りを持っている。 忍術や特殊能力に自信があり、任務の中で命のやり取りを強いられる際にはつい力を出し過ぎてしまうこともある。 父親の伝蔵もUGNの一員であり、UGNチルドレンたちに諜報術や武術を教えている。腕のたしかな伝蔵に尊敬の念は抱いているが、変装術をする際やたらと女装（完成度は下の下）をしたがるのでそこにだけかなり嫌気がさしている。 現在はUGNエージェントに落ち着いているが、以前は情報機関を転々としていた。 仕事をしているうちにレネゲイドウィルスの存在を知り、より多くの情報を得られるようにすべくその力を欲するようになる。 仕事の中で出会ったある闇組織の助力で自らを感染させ、オーヴァードとして覚醒することとなる。 その中でフィン・ブースロイドに出会い、オーヴァードとしての諜報活動に関してアドバイスを受けるようになる。 彼から受けた指南は利吉の活動に大いに役立っており、未だに様々な機関から内密に仕事を任され、「フリーの売れっ子諜報家」として活躍している。 順調に仕事をこなし、相棒で恋人の日向風花とともに充実した日々を送っていたが、ある事件で風花が失敗し、利吉の目の前で命を落とす。以来、利吉は「力のあるものだけが任務を完遂できるのだ」と思うようになり、今まで以上に鍛錬や情報収集に取り組むようになる。

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