タグ： 胡桃炸裂症候群

三兎部　雪（みとべ　ゆき）38歳。 1人称ーおじさん、俺 二人称ー君、〜ちゃん、くん 好きなものータバコ、車　嫌い（苦手）なものーチョコレート、お酒 警視庁刑事部捜査第一課に所属する刑事。役職は巡査部長。 ヘラヘラとしたゆる〜っとしたおじさん。基本脱力系の人であるが仕事では真面目な一面を見せることも。ノリは軽いし、ダル絡みもするが1人になろうとする行動をとる時があり、言葉と言動が一致しない矛盾した行動をとることもある。それについて指摘されてもさりげなく話を逸らす。 「頑張りすぎず頑張ろう！」というなんとも矛盾したモットーを掲げている。人にそれを押し付けることはしないがずっと気張っている人をみて、もっと楽にしたらいいのに、とは思っている。 ナルシストではないが、ふざけて「おじさんかっこいい大人ってやつだからさ〜、わかっちゃうんだよねぇ〜これが！」などと言い出す時もあるが全てが本心ではなくおふざけ100%である。 ヘビースモーカーであり、好きな銘柄はパーラメント。たまにロングピースなどに変えて味変してる。タバコは好きだがお酒には弱く、下戸であるためお酒はなるべく飲まないようにしている。（たまに付き合いなどで飲まされる時もあるが） 経歴（思い、過去など） 父と母、それから9歳下の妹が一人の4人家族で育った。幼少期、母はどうやら女の子が欲しかったらしく8歳くらいまで女の子の服を着せられたりしていた。嫌だと言えば1度は諦めるが何度も着せようとしてくるため家族で出かけるときは大体女の子の格好をしており、学校行事以外の雪の写真はスカートだったり、ワンピースを着せられてるものがほとんどであった。身ごもっている子が女の子だとわかると洋服を強要してくる母はそれをやめた。だが母が雪を無視することや虐待などをすることもなく普通に育っていった。 高校は私立の大学附属に進学。頭がよかったためいいところに進学ができた。小さい頃「女の子らしく」を強要されていたためか、男らしさのある職業に就きたいと思い一番最初に思いついたのが「刑事」だった。そこで刑事になることを決意。 しかし親から「大学は行っておきなさい」と言われ「まあ、学歴あって損はないし、もしかしたら学んだこと活かせるかも」と思い心理学部に進学。 大学で出会った同じ学部の「朝宮南美」という女性と付き合った。ふわふわした可愛らしい女の子だったのだ。 卒業後、警察学校へ。警察学校内でも優秀な成績を収めていた。まあ、少しのヤンチャは目立っていたかもしれないが……。 働き始めた頃に南美との同棲を開始した。将来彼女と結婚したいと思っていたので、頑張って働いていたし、「彼女を守る」それが彼の正義となっていたのだ。 頑張りのおかげなのか、それとも運の力もあったのかわからないがトントン拍子で出世していき、29歳の頃には警部補となった。地位が上がれば上がるほど重圧は大きくなるが彼女のことを思えば頑張れたのだ。しかし、ある時彼女が姿を消した。どうしたのかと心当たりのあるところに片っ端から連絡してみても「知らない」だけしか返ってこない。不安でたまらなかったし、何かに巻き込まれているかもしれないので捜索願を出そうとしたが仕事が忙しく2日後に出すことになった。 そうして5日ほど新しい事件が舞い込んだ。その事件の担当になった雪は聞き込みや調査などを行っていたが、その中で見えてきた人物が自分の中で信じたくなくて、そんなはずないと思っていたが目撃者からの容姿の特徴でわかってしまったのだ。それは恋人の「朝宮南美」に一致していた。雪はやってるはずない、と盲目になりその事実を隠蔽しようとした。まさに「恋は盲目」。しかしそんなことなど他の刑事も聞いているためすぐに捜査線上に南美の名前が挙げられた。 どう頑張っても、何を探しても、彼女の無実を証明するものが見つからず、警察は「朝宮美南」を逮捕した。警察は優秀だ。彼女と雪の関係もすぐにバレて事実の隠蔽、そして自ら名乗りでで捜査から降りなかったことで、彼の謹慎と降格処分とすることが決定された。 このことから「正義なんて持っていたってどうせ裏切られて終わる」と思っている節があるため、自身の正義について問われるのが好きじゃない。 「裏切られた」と思ってはいるものの彼がモットーにしている「頑張りすぎず頑張ろう」は南美が言っていた言葉である。 あまり捜査にグイグイ行かないのも真実を知ることが怖くなってしまうからかもしれない。 235BC8

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