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勤務二年目のトリマー。専門学校に通った後、現在の店舗に勤める。生まれた頃から実家で飼っている犬と共に過ごして育ち、ブラッシングをした際嬉しそうにしている姿に何よりも癒された。人間よりも遥かに寿命の短い動物たちを可能な限り満足させたい気持ちが強くトリマーの道を選ぶ。オーダーが入れば受け入れるしかないものの、人間の好みでしかないカラーリングは気が進まない。 彼の奉仕精神が及ぶのは何も動物相手だけではなく、人間に対してもそうである。エンターテイナー気質とまではいかないが、人を喜ばせることで幸福を得る。世話焼きで、そそっかしい人を見ていると放っておけない。 一人息子として育てられたが赤ん坊の頃から共に育った愛犬が兄弟同然のためこのような性格となる。 平和や規律を重んじており非道徳的な事柄を受け流せない。許せないというよりは、そうして生きている人たちの心が磨り減っているように思えて悲しくなる。これはただの主観だと自覚しているため、口を挟むことは滅多にないが恋人であるフレディの精神状態をずっと気にかけている。 非常に社交的な人柄で、明るく愛嬌も良い。店ではロディを気に入って足繁く通う常連客もいるという。 学生時代は実家の愛犬に溺愛するがあまり、交際相手と過ごす時間を疎かにしてしまい関係は続かなかった。「人間と違って一生一緒に居てくれるわけじゃないのに馬鹿みたい」と別れ際に言い放たれたのが7年経った今でも寸鉄のように胸に刺さったままでいる。 実家の愛犬は数年前に寿命で他界しており、数年のペットロスを経て現在に至る。傷が完全に回復することは恐らく彼にとって不可能で、今でも生前の姿を思い浮かべると鼻の奥がツンとして涙が零れそうになる。 動物界において同性愛というものが物珍しくないことを知って育ったためか、自身の対象性愛に何の頓着もないパンセクシュアル。 超小型犬の配合問題などにいたく胸を痛めており、動物の権利を守る運動に微力ながら参加している。

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