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一人称「私」 １５歳のある日、家のおつかいで夜外に出ていたところ、帰り道、血まみれの幼い子ども（＝後の八木ひつじ）を家の付近の森で発見する。ひつじから何かただならぬ様子を感じ取り、急いで家へと連れ帰る。 幸い医者へ連れていくのが早かったため、ひつじの命を救うことができた。ひつじの両親の死体を森で発見していたことと、ひつじを初めて見た時から感じていたものの正体を知る為に、両親に頼み込んで家で引き取ってもらうかたちに。積極的にひつじの世話をする。 自身が成人した時、ひつじを連れて家を出て、２人で田舎の古い日本家屋での生活を始める。「八木（やぎ）」の姓は目野前がつけた。目野前家の姓にはしたくなかったし、ひつじもそれを望まなかったため、両親ともしっかり話し合って決めた。役所等にも正式に申請し、それが許されている。（この辺は現代日本の法律に沿うか沿わないかは無視していただきたいです） ひつじをいたく気に入っている。人体の欠損に興奮する。ひつじとセックスはしないが、ひつじで自慰をする程度には性癖にキている様子。実のところひつじを助けたのも、自身の好みだったからである。ひつじが両腕を欠損していなかったら助けなかったと思う。ＳＡＮ値どうこうではなく頭のネジがとんだ男。普通にビビリだし、実物の怪異などに出会ったら、なるべくひつじを守るけどヤバくなると１人で逃げ出すなかなかのクズ。 妹を通り越して娘のようにひつじを扱う。ひつじが嫌がらないので、服を自分好みのものにさせたり、食事を自分の手ずから与えたりする。可愛がってはいるけれど行き過ぎている感が否めない。歪んだ愛情を日々ひつじに注ぎながら、フリーの小説作家をしている。（さほど売れないが食べるのには困らない程度の収入があると思ってください） ひつじの能力については気づいているが、出血多量で死ぬ可能性が高いのであまりやらせたくない。 普段は温厚な性格でにこにこと笑っている。笑ってはいるが、その笑顔は人により、うさん臭さを感じさせるもの。でも本人は本気でひつじと一緒にいると自然に笑顔になっているのである。気持ち悪い。ひつじに対して悪意を持つ人間は許せない。最悪知り合いの闇医者（ひつじの呪いが発動したときの治療のために知り合った闇医者で、家の近くで裏社会の人間相手に開業している。こちらもかなりぶっ飛んでいる）に実験台として高値で売りつける。怖い。 目が悪く若い頃から丸眼鏡をかけている。和装を好むので着物や、作務衣でいることが多い。ちなみに糸目。 やせ型。食べてもあまり太らない体質。食にそれほど興味もないし、空腹も感じにくい。ひつじがいるから２人分まとめて作るだけで、１人だったら数日一日一食でも生きられる。 オカルト話も好き（本物は怖いが昔話や二次元、偽物だと分かっていれば平気。ていうか好き、っていうヤツ）。そういう話も書く。やっぱりあまり売れない。 法律に詳しいのは「自分が警察に捕まるとひつじが１人になっちゃうのが可哀想だから捕まらないように頑張って勉強し、法の網をかいくぐってなるべく平穏に生活したい」ためである。いやじゃあ闇医者と付き合ったり人売ったりするなって話だがそれを止める気はない。ザ・クズ。

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