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大学病院勤務の精神科勤務。格式ある家の厳格な両親のもとで育てられる。 生まれつき自閉症だった7つ年下の弟をかわいがっており、自然と精神科医の道に進む。 精神科医として患者と接しているうちに、弟や患者たちが「異常」とされる この世界のほうが異常なのではないか？という疑問を抱き始める。 25の時に両親からの縁談話があり、縁談に不利になるという理由で弟は強制的に施設に入れられる。 それが原因で弟はよりいっそう精神を病み、自殺。（縁談は自ら破談に） これをきっかけに、常々抱いていたこの世界への疑問が妄執に変わり、アザトースによる世界の改変、すなわち、 「異常な者」が「異常なまま」生きられる世界を望むように。 ↑のような理由から基本的に患者を無理に治そうという気持ちがほとんどないのだが、 ありのままの患者を受け入れるそんな姿勢がかえって病状を好転させることが多く、 精神科医としての腕にはなんか定評がついてしまった。 患者と接しているときが一番楽しい。 誰にでも人当たりがよいが、実は粘着。

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