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てんどう ひとり 2-4　愛書家 　天堂にさえ並ぶ物無し、唯一無二の孤独な指揮者。 世の中の全てを覆し、正しい形に治す。私の様な欠落者は一人で良い。 全ての愚かな人間の為に、世界を調律しよう。 Q1、あなたが求めるものは何か？ 人の世の進歩。人類の繁栄。 　人間の本質は、石器時代から何一つ変わっていない。 血を流し、命を奪い、そして支配する。 何時の時代も正当化されてきた正義と言う名の暴力が、 権力が人々を虐げ、奴隷とする。人は皆、国が決めた正しさの奴隷に過ぎない。 決められた形に生きる事を強いられ、都合のいい奴隷として扱われ、そうして一生を終える。 　そんな世界が、世の中が。前に進む訳が無い。 今のままでは停滞だ。人類は一歩も動けはしない。 ならば、全て壊して、ひっくり返す。正義と言う名の、歪な権力の息の根を止める。 そうして、世界を、世の中をあるべき形に整えるのだ。 Q2、あなたにとっての悪とは何か？ 　世界が決して受け入れる事のない革命。人々が決して思い描く事の無い自由。 我々が全うすべき役割。そして、後の世にて語られる、この世界。 Q3、あなたにとっての正義とは何か？ 　世界にとって邪魔な全てを排斥する機構。人々の思考放棄という堕落の象徴。 我々が変えるべき全て。そして、後の世にて語られる、我々の名。

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