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警視庁特殊事件課「無銘-イプシロン班」に所属している。 お調子者で誰にでも友好的に接する。よく言えば人懐っこく、悪く言えば馴れ馴れしい。 歳が近ければ関係性や男女問わず「ちゃん」を付けて呼ぶ癖があり、十歳以上はなれていない場合は嫌がられない限りこの呼び方。 スキンシップが多く、基本的にはセクハラなどを配慮して男性や子供やお年寄りが中心だが、その場のノリで女性にも肩を組んだりすることもある。 さわやかな笑顔が売り（本人談）の為、年がら年中大体笑顔を絶やさない。人を笑顔にするのも好きで、ここ数年は無銘の仲間を笑顔にすることを抱負にしている。 裏表があまりないからか、近づきやすいくらいに顔が整っているおかげか、子供やお年寄りと仲良くなりやすい。 5女1男に両親の大家族。生まれた順としては四番目で、上に姉が三人と下に双子の妹がいる（長女：撫子、次女：つつじ、三女：菫、四女：杏、五女：桃）。個性豊かな姉妹たちと中心で家を回す母親の下、母親の尻に敷かれている父と二人で肩身の狭い思いをしてきたため、無意識に女性に対する苦手意識があり、友達は男の方が多い。 幼い頃は姉のおもちゃにされ、妹が生まれてからは面倒を任され、今でも実家に帰れば貴重な男手として使われる。唯一絶対的に1人の時間を取れる場所が風呂場だったので、一日の中で風呂に入る時間が一番好き。 警察学校にいた頃は風呂の時間が制限されるので、休みには近くの銭湯に行ってくつろいでいた。 農家をやっている父方の祖父母とは実家が近所なこともあって、遊びに行ったり機械類を直しに行ったりと今でもよく足を運んでいる。色々と大変な思いをしてきているものの、家族のことは大切にしているし好ましくも思っている。 趣味は銭湯と温泉巡り、長風呂。好きな食べ物はお好み焼き、麻婆豆腐。嫌いな食べ物は豆乳。 特別身体能力が優れているわけではないので、色々な型を覚えそれを体に教え込ませることで戦闘に生かしている。 左利き。 誕生日：11月11日 （カラスウリ「よき便り」「誠実」「男嫌い」） 酒：普通くらいの強さ、まあまあ飲む(日本酒かビール)。酒というより酒の場の雰囲気が好き 煙草：付き合いで月に一、二回くらい 掃除：デスク周りはモノが多いわりに綺麗 料理：夜食におにぎりとおかず作るくらいは出来る 寝相：結構綺麗 「今日も元気にいってみよ～～～～～～～！！！ほらほら、笑顔笑顔！」 通過シナリオ 「イドラの約束」 「ラブホ・シャーク」 「融けて交わるビオトープ」 「隔てる目晴」 「水槽のない水族館」 「村ホラーRTA」 「星幽を掬ぶ」 以下、イドラの約束　HO2内容あり 警察官を目指したことに特別な理由は無かった。収入が安定しているだとか、人の役に立てるだとか、そこそこ勉強が出来て頭が回る人間だから上手く出来るだろうと思ったとか、そのくらいのありふれた理由で工学部を卒業後、警察学校に進んだ。 警察学校時代、複数人部屋で同室だったものの成績優秀者として有名だった雷同とは特別仲がいいわけではなかったが、入学して少し経った頃、体力づくりの訓練を終えてしゃがみ込んでいたところに雷同から飲み物を手渡され、それをきっかけに話すようになった。以降、空き時間には部屋で話したり、休日に一緒に出掛けたりといった交流を経て親友と呼べるまでに仲良くなる。 彼の不器用な優しさや警察官としての真摯でひたむきな態度を知って彼を好ましく思うと同時に、そんな人が居る中で明確な信念のない自分がこのまま警察官になってもいいのかという悩みも持つようになり、複雑な感情を抱えていた。それでも彼の隣にいて恥ずかしくないようにと努力を続け、そこそこの成績を残して卒業。 煮え切らない感情は警察学校を卒業してからしばらくの間も抱えていたが、交番へ配属になって初めて人から「ありがとう」と笑顔を向けられ、誇らしさや喜びを覚えたことに気がつき、自分が警察官として目指すべき姿に気がついた。その日は、嬉しすぎて勤務を終えてすぐに雷同に会いに行き、出会い頭に抱き着いて(「モヤモヤしていたものが消えて本当に純粋な気持ちで友達になれる」と言う気持ちを濃縮した結果)「俺！！お前の！！親友！！！」と叫んだ。そのまま飲みに行き、今まで抱えてたものを吐き出しながらこれからどうなっていきたいのかを語り明かした。 本人にそのつもりは無くとも、自分にとって雷同は警察官としての道を照らしてくれたひとりであり、肩を並べて行きたいライバル兼親友だと思っている。だからこそ、どんな時でも雷同の力になりたいと思っていた。 それもあって、2年前の事件は今思い出しても悔しい気持ちが大きく、雷同の傷を見るたびに何もできなかった自分とそれを付けた相手への怒りがこみ上げてくる。自分のエゴだとしても、雷同を襲った犯人はどうしても捕まえなくてはいけないと思っている。 4年前、自分が救えなかった山中一家のことを忘れた日は無い。双子の姉妹という点や、花にちなんだ名前というのが自分の妹たちと重なっていたこともあって、今でも気に留めて時折事件資料に目を通し、現場の近くを見に行っている。 この部署で黒彗を追い続ける限り、どこかであの黒彗の尻尾を掴めると信じて追い続けている。 九十九桜子に対する謎の嫌悪感は、課に配属された6年前から今に至るまでの悩みの種。最初は女性に対するいつも通りの拒否反応かと思っていたが、この6年で他の女性陣に対する意識が軽減されたのにも関わらず続いていることから、何かしらの原因があるのではとは思っている。 一個人としては九十九の性格や価値観を嫌っているわけでは無く、あくまでこの感情は自分の問題だとしているので、感情を悟られ不快な思いをさせないように、2人きりになることを避けたり、スキンシップを取らないなどと言った行動を心がけている。 禄蕗にとって正義とは「人を笑顔にすること」「誰かの笑顔を守ること」である。 苗字→野分：雷に対応して風に関連した言葉から 名前→禄：天からの贈り物、さいわい　蕗：花言葉…愛嬌、私を正しく認めてください、正義がなされるでしょう、公平な裁き 　　（親の名づけ理由としては、天からの贈り物のような大事な子、愛嬌をもって人から認められ愛される子になるように） フレーバー：68勿忘草（わすれなぐさ）　「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」 絆をなによりも大事にする。何日経とうと何年経とうと、貴方は皆を忘れないだろう。だからこそ皆に忘れ去られたくないと強く思う。そのためにはどうしたらいいだろう。皆のためにするべきことは。 【AF】 「星の破片」 誰かが「忘れられたくない」と願った想いの一部。 探索者が不定の狂気：健忘症を発症した場合、一度だけその不定の狂気を解除することができる。効果は持ち主である必要はない。

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