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貴方は精神科医だ。 投薬からカウンセリングまで幅広く行っているため、満遍なく技術を有している。 然し、■■を喪っている。 年齢は25歳以上40未満。 温厚で優しい性格。 専門分野が分野だからか、自分に甘い節がある。なのでどんな患者がいようと恋人最優先。 仕事にはなるべく患者に寄り添い支えようという姿勢で臨んでいる。 がしかし同時に、すべての人間に寄り添うなど不可能だと思っているし、全ての人間はサンプルだと思ってる節がある。そういう精神状況の人間はそういう行動をするのか、興味深いわね。 因みにそれは恋人も、自分自身さえも例外ではない。 物事を俯瞰して見る合理的な思考と、自身の感情を先行させる非合理的な思考。どちらも行えるが、両方を行ったうえで非合理的思考を選択しているような人。 今やっていることが巡り巡って惨事に繋がるとしても、恋人が救えるのなら悩むこともなく恋人を選べる。あかんこれどっかのHO3や。 香りや音による効果に着目しており、役立てないかと色々勉強中。 少しでも恋人が落ち着ければと思い、オルゴールの自作をしていたこともある。 今は作っていないが、勉強は欠かさず行っている。恋人が帰ってきたらまた作ろうと思っている。 恋人に自分しかいないのであれば、また自分にも恋人しかいない。 共依存恋愛みたいなところもある。 でもそれで幸せだったし、恋人のためなら何でもやれた。今でもそれは変わらない。 名前の鳹恋 栞里は、恋から読むと「恋し織姫」になる。織姫はこと座でもあり、こと座の由来はオルフェウス。ｲｪｲ。 琴を弾いて冥府の住人に語りかける詩人にはほど遠いが、彼女のために冥府まで降りろと言われれば躊躇いなく降りていける。 ―――――――――― ■恋人について 名前：丹生 詠音(はにゅう えいね) 　　　なんでもエウリュディケーはニュンペー(妖精さん的な)だったらしく。せめて種族名だけでも名前に組み込みたいなって思ったけど「にゅ」しか入れられんかった。 性格：なんか……甘えたがり……。可愛い。可愛い。 　　　オルゴールについては喜んでくれてるとPCが嬉しい。 　　　甘やかしたいな……ぎゅっぎゅして笑いあってる二人をPLが見たい……。 　彼女とは多分小中高のどこかで出会ったんでしょう。 　少なくとも栞里は彼女に出会って彼女を助けたいがために精神科医になったんだろうなと。 　いつ出会ったのかと聞かれれば「昔から」と答える程度の付き合いな気がする。 　彼女と出会って、恋人という立場になる前から志していたまであるかもしれない。 ～～～～～以下HO内容～～～～～ HO4『オルフェの竪琴』 貴方は《精神分析》で回復できる正気度、ダメージを与えられる数値が1ｄ3+3となる。 これは《精神分析》を《戦闘技能》としても使用できることを意味する。 また、一度だけ対象のSAN値を0、或いは元の数値にすることができる。 貴方は『恋人』を喪っている。 幼い頃からともにあった女性だが、酷い精神病に悩まされていた。 その治療のために精神に携わる知識、その他医学の知識を吸収してきた。 寛解に至ったと思われた三年前、彼女は病院のベッドの上で静かに息を引き取っていた。 貴方は気づけば彼女の遺体を回収していた。 会得してきた技術の一つに『脳外科』という今は廃れた分野があったことがそれを助長させた。 恋人の『脳』と『体』を保存するという行為を。 ――貴方の命題は『恋人を取り戻す』ことである。 どうか、命を紡げますように。 HO4について箇条書き、これはPC4のPLに伝えていい情報です。 ・恋人に施した魔術は『不死化』と呼ばれている ・完全な偶然で成功させたため、再現性はない ・恋人は現在閉鎖されている隔離病棟に安置してある ・隔離病棟の管理は貴方が一人で行っている ・専用のカードキーなしでは出入りできない ・彼女の病状は『解離性人格障害』に近いものと診断できた ・現在の貴方であれば恋人の治療は可能だろう ・恋人を取り戻す方法は不明である ・恋人の母は彼女を産んですぐ儚くなっており、また父親も亡くなっている ・親類などはすべて不幸に見舞われていて、貴方以外恋人に身寄りはない ・恋人の状態は陶器のように真っ白で、静脈が青く透け心臓の位置に薔薇のような模様がある。

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