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霖 花袋(ながあめ-かたい) 作家。鬱病にアル中併発した結果どうしようもなくなっている。 元々人の意見を気にしすぎなところがあったが、新人賞をとった直後のスランプで焦り、周囲の期待を背負い込み過ぎた結果精神を壊した。被害妄想をはじめとした鬱症状に悩まされ不眠症になり、寝れるまで酒を飲んで無理やり意識を落として起きて吐いてを繰り返していた結果何回か死にかけた。死にたい死にたいと言う割に死ぬ度胸もない。いざ死にかけると必死に生きようとしてしまい、その行動に惨めになってまた塞ぎ込む。 先述の通り被害妄想が酷く、人の言葉を拡大解釈して言われてもいない暴言で半日泣く。人の好意を信じられず暴言を吐いては謝る度胸もなく塞ぎ込み泣く。泣いているのが情けなくてまた泣く。恋人である紫苑さんにも暴言を吐いてしまうことがあり、暴言を吐いたら5日寝込む。 元々は口数は少ないがよく笑う普通の人。文字通り虫も殺せないような性格をしていた。少食ぎみだが美味しいものを食べるのが好きだった。見る影もない。今は少食ぎみが災いして目を離すと酒だけで満腹になっている。それを結局吐いて結果どんどん痩せている。 鬱になってからの自己評価は最低であり、今の自分のことは寄生虫か何かだと思っている。それが妥当な評価どころか過大評価だとすら思っている。自分を褒めてくれる人間は何目的かわからずに疑うし、言葉尻だけ取って悪いように受け取る。自分に都合のいいことが起こることが信じられない。そんなこと起こるはずない、そうならこうなってないと思い込んでいる。自分を甲斐甲斐しく世話してくれる恋人すら信じられず、それが辛くて泣く。死にたい。死ぬ勇気ない。泣く。究極に他人のことを考える余裕がない。自分のことで精一杯。惨めで泣く。 タバコ吸い始めたらいよいよ終わりだと思ってるのでタバコだけは吸わないようにしている。というかタバコ吸ったら肺が一瞬でイカれる自信がある。その代わり酒はもう何でもいい。ビールでもウイスキーでも焼酎でも料理酒でも消毒用アルコールでも。アルコールで意識を朦朧とさせてくれるなら何でもいい。お陰で喉が定期的に死んでいる。 紫苑さんには自分のことを捨てても幸せになってほしい、そのほうが幸せになれるから捨ててほしいとまで思う。それはそれとして捨てられたら生きていける自信はない。どうしてこんなになった自分を世話してくれるのかわからない。大好き。大好きだけれど、今それは上手く伝えられないし、自分のことで精一杯で迷惑をかけてしまうからこれ以上巻き込む前に死にたい。人の時間を貪り食って惨めにならない為に死にたい。死ぬ勇気ない。自分のために時間を使ってほしくない。泣く。 作品は日常や人間ドラマを描いたものが多かった。言葉で表現しきらず、想像に任せる余白が多々あるような作風。どこか夢の中のようなふわふわとした描写が多い。スランプに陥ってからは作風も相まって何を伝えたいのか見失っている。何も書けない。リハビリ頑張ろうとして泣く。 2021/11/05 つぎはぎロマンス PC生還 不定の狂気→偏執症　～2022/01/05

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