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おとなしい都市伝説課の新人職員。 一人称はわたし。誕生日は3月4日。 ◆性格 人見知りで引っ込み思案。自分に自信が持てず、会話も行動もどこか及び腰でのんびり。 小さなミスも許せない完璧主義者であり、失敗してはうさぎのぬいぐるみ(ショルダーバッグ)のあさぴょんをぎゅうっと抱きしめながらすみっこで反省していることが多い。 しかし、思いやり深く他人の気持ちに敏感なため、誰かが傷ついているときは黙って隣に寄り添ったり、精一杯励まそうとする一面もある。 ◆特徴表 ・影が薄い ⇢生まれつき目立たない。〈忍び歩き〉および〈隠れる〉に+20&。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◆秘匿・過去等 "朝"は、決して当たり前に訪れるものではないということを、おれは知っている。 ――有明月乃の日記より抜粋。 *** 幼少期、月乃は両親から生死を彷徨うレベルの酷い虐待を受けていた。 "おんなのこ"として生きることを強要され、少しでも"おんなのこ"に相応しくない言動をすると暴力を振るわれた。痛みで泣き叫べば、首に手をかけられた。二日に一食しか与えられないご飯はいつも固くて冷たかった。 怖くて痛くて苦しいだけの毎日。しかし、これには例外があった。 両親がひどく恐れている市役所の職員が訪ねてきた日だけは、暴力を振るわれることなく、一日を穏やかに過ごすことができたのだ。 幼いながらも月乃は、"しやくしょのしょくいんさん"は自分を救ってくれる神様なのだと理解した。どんなに殴られても蹴られても罵声を浴びせられても、職員が訪れるまでは必死に耐え続けた。そうすればきっと、自分にとっての救いである"朝"が来ると信じていたからだ。 今日を生き残れた事に感謝し、"しやくしょのしょくいんさん"が訪ねてきてくれるように、夜が明けて朝が訪れるように祈りながら、毎晩硬い床の上で眠りについた。 体が痛くて眠れない夜も、寒さで凍えそうな夜も、うさぎのぬいぐるみのあさぴょんを抱きしめて眠れば心だけは温かかった。 しかし、それも長くは続かなかった。 その日はいつにも増して両親の機嫌が悪かった。そんな彼らを少しでも刺激しないように、月乃は部屋の隅で小さくなってあさぴょんと遊んでいた。 だが父親はそれすら気に入らなかったようで、ついに月乃に手をあげた。それだけでは飽き足らず、あさぴょんにまで手を伸ばし始め、あろうことか──父親は月乃の目の前で、あさぴょんの首を引きちぎったのだ。 あさぴょんは父親に何度も踏みつけられ、蹴り飛ばされ、片目のボタンが飛んできた時、ようやく月乃は現状を理解した。 最早体の痛みなどは感じなかった。父親の足にすがりつき、感情のままに泣き叫ぶ。 ごめんなさい、あさぴょんを蹴らないで、いい子になるから許して。 しかし、それがいけなかったらしい。母親が今まで見たこともないような形相で向かってきて、そのまま勢いよく月乃を突き飛ばした。テーブルに頭を強く打ち付けた衝撃で視界が揺れる中、母親が「そんなにこのぬいぐるみが大好きならお揃いにしてあげる」と笑い、左目に包丁の切っ先が迫ってきて──そこで意識は途絶えた。 次に目が覚めると、左目は義眼となり体には無数の生々しい傷跡が残っていた。 両親はどうなったのかわからないが、あさぴょんは首が縫い合わせられた状態で隣に眠っていた。 あさぴょんの目は自分が治した──気がするが、頭に強いダメージを負い、小学校から今までの記憶がぼんやりとしか残っていないため覚えていない。 その後は施設に保護されたが、後遺症なのか意識があまりはっきりせず、夢現の状態で日々を過ごしている。 常にぼんやりとした意識の中にいたが、とある人間を見かけた時にその意識は急速に覚醒する。 "しやくしょのしょくいんさん"だ。あのとき自分を気にかけてくれていた神様だと、月乃ははっきりと認識した。 どうやら神様は市役所の都市伝説課という課に勤めているらしい。 施設に保護されてから人ならざるものに好かれやすくなり、異形のものを目の当たりにすることが日常となってしまった自分にはぴったりの仕事かもしれない。 面接を担当した都市伝説課の職員からもお墨付きをもらい、月乃──もとい、暁月夜は自身の境遇改善、および神様に会うために都市伝説課へと赴くことを決める。 ◆技能 ・回避 ⇢幼少期の経験から、攻撃も面倒事も……？回避したい。痛いのは嫌だ。怒られるのも嫌だ。 ・拳銃 ⇢施設で練習した(遊んだ)。チャンバラごっこよりは"おんなのこ"らしさがあるらしい。普段はあさぴょんに預けている。 ・仕込み杖(日本刀) ⇢施設でいっぱい練習した(遊んだ)。手応えを感じられるし白熱するため、拳銃より好き。杖は持っているとオシャレだし可愛いらしいけど、正直よくわからない。 ・応急手当 ⇢何度も怪我をしたし、器用さもあり包帯を巻くのは上手。でもリボンは上手く結べない。傷が痛そうだとぺしょる。 ・隠れる ⇢危険を察知するといつも隠れていた。隠れるのが上手というより、影の薄さでどうにかなってる。かくれんぼで見つけてもらえないとぺしょる。 ・聞き耳 ⇢義眼になってから更に耳が良くなった。あさぴょんの声も聞こえるらしい。自分の悪口が聞こえてくるとぺしょる。 ・忍び歩き ⇢バレないようにそっとその場を離脱する。これも影の薄さでどうにかなってる。全然足音は殺せてないしなんなら転んでぺしょる。 ・図書館 ⇢知識欲が旺盛で知らないことはなんでも知りたい。長期間読むと目が疲れるのでこまめに休憩を挟む。感動系じゃなくてもあらゆる本を読んではぺしょる。 ・目星 ⇢目はかなり良い方だったんだけどな。右目の視力はそこそこ良い。夜目が少しだけきくけど暗い場所が苦手でぺしょる。 ・オカルト ⇢見えるようになってからとにかく色々片っ端から調べた。知らないって怖いから。でも知識をつけたことで更に怖くなっちゃってぺしょる。 ・心理学 ⇢癖で他人の顔色を窺いがち。皆が何を考えて生きているのか知りたくて勉強した。感受性豊かなため不安になるとぺしょる。 ◆自分用 ・血液型：AB型 ・星座：うお座 ・利き手：左メインの両利き ・趣味：あさぴょんと遊ぶこと ・好きな食べ物：あたたかいご飯とお菓子 ・嫌いな食べ物：冷たいご飯はあまり食べたくない ・色：本当は青が好きだけど"おんなのこ"らしい色 ・癖：あさぴょんを撫でたり髪を触ったり ・飲酒：苦いのはちょっと苦手だけどほどほどに飲む ・喫煙：両親が吸ってたからいい思い出がない怖い ・料理：器用だから割と出来る ・掃除：物が捨てられない ・絵：そこそこ上手だけど動物が下手 ・文字：頑張って丸文字を書いてる ・歌：うろ覚えで口ずさむことが多い ・暑い/寒い：ぐで……/我慢できる ・恋愛対象：経験なし 女性？ ・下着：女物 ・おトイレ：バリアフリートイレ＞男子トイレ ・あさぴょん：おんなのこ ・ツッコミ/ボケ：2/8 ・カラーコード：#ada6be ◆由来 ・暁月夜(あかつきづくよ) ⇢いつもの発作で月から連想。あかちゃんくんに夜明けが訪れて欲しいです。 ・有明 月乃(ありあけ つきの) ⇢勿論女の子の名前です。あかちゃんくんの性格的に偽名と本名は近そう。 ・あさぴょん ⇢朝が来ますように、朝と一緒に生きられますようにの気持ちであかちゃんくんが名付けた。ぴょんを付けるネーミングセンスに幼さを感じたい。 ・誕生日(3/4) ⇢ひなまつりの1日後にしたくて。誕生花のペラルゴニウム(篤い信仰)も合う！ ◆イメソン ・失敗作少女 ・CULT ・ハーテッド・ドール ◆口調 「あ、わ……ご、ごめんなさい！許してください！わたし、わたしが悪かったです……！」 「こ、この子はあさぴょんです……あさぴょん、ごあいさつして。……えへへ、あさぴょんはいい子ですね」 「どんぐりころころどんぐりこ〜♪……どんぶりこ……？」 「わたしは"おんなのこ"ですよ。……このお話、まだ続けますか……？」 「アハッ！悪い子は息をしちゃいけませんよぉ♡」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◆通過シナリオ ・ようこそ！迷冥市役所都市伝説課へ！ HO2

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