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嶋 うみこ 肩書き(J大学パンフレットより抜粋) ------------------------------------------------- J大学大学院博士課程後期課程 文学部国文学専攻 3年 専門は主に児童文化及び児童文学における怪異怪談作品の研究。ポップカルチャー論。 研究論文の執筆・発表に勤しむかたわら、ホラー映画の批評家、エッセイスト、詩人、作家としても活動し、20××年「恐怖王」では審査員を務めた。また、高校生の頃より着付け師としての修行にも励み、冠婚葬祭や成人式の際はもちろんのこと20××年にはK山市の花魁道中にて花魁役を務めている。主な論文に「プールの怪談〜足を引っ張るのは何者か」「エログロ表現と子ども達」など。著作に「怪幽魚が泳いでいる」「たゆたい」「こけしの哭き聲」など。 (職業のベースは作家で取りました) 容姿(身体的特徴) --------------------------- 黒髪ロングヘア。黒目だがカラコンで気分によって変える。肌は色白、というより蒼白という言葉が似合う。 元気な時も体調が悪そうに見えるため、黙っていると「大丈夫？」と声をかけられることも。 平均身長。お肉はちょっと多めについている気もする。市販のMサイズが入るなら別によくないか？と思っているのであまり気にしてはいない。 身体の曲線が激し目に出る体格で、幼い頃は母から「いやらしい！」という理不尽な叱責により身体のラインがでないようなダボダボな服を着ていたが、太って見えるので本当は嫌だった。 大人になった今はその反動か変な服を着ることが多い。今はオーバーサイズも嫌いじゃない。困った時は着物を着ればok 本人曰く「強制されるのと自分で選ぶのとでは違うからね」 顔はふつう、平均点といった感じだが、彼女の容姿のせいなのか何なのかやたらめったらに話しかけられる。道に迷ったおばあさんや駅の切符が買えず困っている外国の人やら、とにかく笑っちゃうほど話しかけられる。他の乗客がたくさんいる中でヘッドホンをつけていても、肩を叩かれ「この電車は〇〇へ行きますか？」と話しかけられる始末。本人は「たぶん無害そうなんじゃないかな。おばあさんとかおじいさんとかが話しかけてくるってことはきっとそう！」前向きである。 おもたい頭痛持ち。 片頭痛も緊張性頭痛もあるよ！！ 胃弱。 若い頃は競泳選手でバリバリ泳いでおり、学校の体育の授業でバスケ部に間違われたり〇〇部に間違われたりマット運動で先生ができない技を代わりに披露したりとスポーツ抜群少女だった。 が、体は虚弱よりなので短距離バッと頑張ってあとへにゃへにゃである。 休日はベッドの上からほぼ動かない。 代わりに、外に出てる時はきちんとする。 性格 ---------- 友人に心配されるほどのお人好し。 自分でもどうにかしたいとは思っているが、 本当にどうにかしたいとは思っていない。 何だかんだで自分のお人好しが誰かを笑顔にしてることを知っていて、じゃあまぁ、死ぬわけじゃないしいいか。と思っている。 たまに出る愚痴は、甘えなのである。 「私だって同じ目に遭った時に助けてもらいたいもん、だからきっとこの人だって助けてもらいたいよね。」という考え方がベースにあるので基本的に困ってる人を放っておけない。 先日、動物ふれあいルームに怖がって入れない少年と「大丈夫だよ〜」と勇気付けるために30分ほどお話しした。 だってその子のお母さんは弟くんから目が離せなくて、少年はお母さんが弟君について行ってしまって置いてかれたと思って行きたくない！ってなっているのだと思ったから。 「お母さん大変ですよね、まだ小さい弟くんから目を離せないですよね。」と「少年くん入りたいんだろうけど勇気がでないよね。」と「少年くんが入らん限りお母さんは2方向の心配しなきゃならなくて大変だよね。」と「私は一通り見たからな〜」が合わさって「少年と一緒にいてあげる」が成立した。結果、少年はニッコニコでふれあいルームに入ることができたし、その後声をかけてもらって一緒にモルモットを膝に乗せる体験を楽しんだ。 (緊張状態の少年が仲良く話せる程度の大丈夫感のある人間ということだろう) 嶋うみこの喜びとは、こういうところにある。 義理もないし名前も知らないそんな人達だとしても、困っている誰かが最終的に笑って過ごせたらそれは平和なのである。 彼女は愛が深い、とある人は言う。 その愛は深くて広くて、たまに常軌を逸しているかのように思えて、時々、ほんの時々、怖い。 彼女の愛が怖いのではない。 “その愛に彼女自身が含まれていないこと”がとてもとても、怖いのだ。 内面① ---------------------- 研究活動及び学問に関してはかなりストイック。 正に「命を賭してやっている」という言葉を使用しても許されるほどに誠実、真剣。 研究活動は義務であり責務だと考えている。 よって、研究活動のためであれば自身を犠牲にすることをあまり厭わない。学問への献身、それが彼女の喜びである。 一度、酷いセクハラ・パワハラ・アカハラを受けたことにより研究人生を終えようかと思ったが、気付いたら新たな資料を求めて学んでいる己に気付き、「諦めることを諦めた」。 吹っ切れた彼女の魂は一見するとわからないがかなり厄介な程に強い。 内面② ------------------------ 「私が私であることを絶対に諦めない。」 自己探究が大好き。己を「海」とし、人生はその海という「私」を識るための旅だとも。様々な知識を得ていく中で、それらは全て己という宇宙に集約されるのだと感じている。 そうしたある種ロマンチックな感覚が詩作や小説などに活かされている。美しいものと醜いものも、彼女の心を動かすものが彼女は愛しい。 色、匂い、手触り、様々な刺激が彼女の世界を通って文章として世の中に出る。文章表現は、彼女にとって大切な自己表現である。 内面③ --------------------------------- 現在絶賛おひとり様暮らし。 サイコー！！であることを知ってしまい、もう結婚とかはないな。とほぼ確信に至っている。 人と一緒に暮らせない。これは家族と住んでた頃も同じだが、とても気を遣ってしまうので疲れてしまうのだ。 1週間に一度、会いたい会いたいと連絡を寄越す彼氏候補の誰かとも会わなくなって3ヶ月、特に困ったこともない。 1人でも生きていける、というか。 1人がいい。生活するなら。 寂しい時はベッドのサイドに飾ってあるパペット達が癒してくれるしね。 趣味 -------------------- オタク。めっちゃオタク。BLはもちろん夢もだし百合も好きだし男女も好きだし萌えればよかろうなのだ！！！！！！！！！！ 最近はとあるVtuberにハマっている。 あととある韓国のアニメ×歌のコンテンツにハマってる。 キッシュを大量に作って1人で食べるのが好き。 タロット、ルノルマン、オラクルカードなどのカードリーディング系のものを勉強するのも好き、 占いを信じるというよりは象徴学として楽しんでいるが、親しい者限定で占ったそれはかなりの的中率で自分でもこっわ！となっている。 コソコソ歌い手みたいなこともしている。 ギター練習中。 怪異至上主義、人類撲滅派！ というと過激派に聞こえるが、 妖怪に酷いことする人間許さないからなあ><！ くらいのものである。 好きなものがたくさんある。だってその方が人生楽しいでしょ！ 内面④ -------------------------- 優しい、といわれる彼女は優しいかなぁと思いつつ、でも確かに優しいのかもな。優しいのは良いことだしな。と他人に対して必要以上に否定はしないようにしているが、たまに「優しい人が一番怖い。ある日突然関係を切られる」だとか「優しい人って他人に期待してないだけだからね」だとか、そんな言葉を目にするたびに「そういうこともある」と思う。確かにとある一線を越えられると、彼女は絶対にそれを許容できなくなってしまう。それは例えば、「暴かれること」とか。 期待しないというより、元々他人にやって欲しいなと思うことが「優しくして欲しいな」くらいだからそれを期待してないと言われたらちょっと困る。彼女的には、みんなが笑えてれば冷たくても冷たくなくてもいいじゃん！ねぇ？である。 あと大事にしてる言葉がある。 「人間が大嫌いでも、家族や友達は好き。それでいい。」……それでいい。 好きな人達を悲しませないように、生きていきたいね。 嶋　うみこの最深部 ---------------------- 彼女には、誰にも言えない秘密がある。言えないというか、いうことが出来ないが正しい。 思い出すと彼女はの体は全身が冷えるような、それでいて腹の中が熱くなるような、そんな震えに襲われる。 だからこれは、彼女の奥底の更に奥に秘められた彼女である。 …………。 彼女は中学1年生、13歳の夏に殺された。 同級生が振りおろしたバールで頭を殴られ、頭から血を流し、意識を失った彼女を同級生は乱暴に犯した。 しばらくして、血と、汗と、泥と、それより汚いものにまみれた身体はゆっくりと目覚めた。 「なんで私……生きてるんだろう。」 あの日から、「殺されたはずなのに生きている」という感覚が彼女の中から消えてはくれない。 “助かった”だなんて思えない。 ずっとずっと死んだはずなのに生きている。 ずっと、ずっと、解けない謎を抱えて。 ずっと、ずっと、ずっとずっと、死にたくて、 ずっと、ずっと、ずっとずっと、死にたくなくて、 ずっと、ずっと、ずっとずっとずっと……。 この世の全てに絶望した少女は、 この世の全てに嫌気がさした少女は、 この世で誇れる人生を歩んでやろうと思いました。

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