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昔、山で死にそうになったときに奇跡的な偶然により命が助かり山に神秘を感じるようになった。そして大学をやめ山伏兼登山家となる。 HO3真実の探求者だがそこまで登頂できていたかは興味がない。しかし、この山を登れる数少ない実力者であることから知り合いの出版社から協力を頼まれ、元々この山に登りたかった探索者の望みが合致して参加することになった。 職業：登山家】 ・職業技能 ナビゲート　 登攀 跳躍 サバイバル：山岳 追跡 聞き耳 目星 さらに次の技能の中から個人的な技能として１つ選択：応急手当、地質学、生物学、任意の芸術、自然、水泳 ・自動取得技能 ビレイ（クライマー墜落時の安全確保） ※技能値：〈登攀〉-20+（SIZ÷2）【最大値95】 ・信用 　0～99（無一文～大富豪） ・職業技能ポイント 　APP以外の任意２つの合計×２ ・自動取得武器 アイゼン：〈跳躍〉で使用／1D8+ダメージ・ボーナス ピッケル：〈登攀〉で使用／1D6+ダメージ・ボーナス シナリオクリア　カエラズノケン　狂気山脈第三次登山隊の顛末 ２－６：アウトドア派 　暇さえあれば季節を問わず、野外活動に繰り出している。＜ナビゲート＞＜博物学＞＜追跡＞にそれぞれ＋20％。 　妄想の産物と思しき狂気の探検録……そう思っていたはずの『ダイアー・レポート』と、その彫刻記述は恐ろしいほどに符号した。そして、君にはそこに書いてある歴史がありありと読み取れてしまった。 　失われた創世記、原初の地球を支配していた知的生命体〈古のもの〉。かれらこそが、この世界、ひいては人類の創造主であった。 　彼らは遥か宇宙より飛来し、この南極の地に降り立った。そこで、多様な生命や隷属種族を造り、世界創造の手足として操った。 　アブドゥル・アルハザードが禁断の魔術書『ネクロノミコン』で思わせぶりに言及している「ショゴス」という呪われた存在もまた、この〈古のもの〉の隷属種族であることは疑いようがなかった。 　かれらは地球環境をより理想的なものにするための手段として、より巨大な地殻変動用の「ショゴス」を作った。 　彼らは「それ」を用いて大陸移動（プレートテクトニクス）という現象を生み出し、世界中に幾多の山々を形成した。 　そうだ。この南極の地こそが、この狂気の山脈こそが、この世界創造のはじまりの地であり、この山そのものが、この世界を形作っている〈古のもの〉たちの巨大な神話的隷属種だったのだ。 　「失われた創世記」についての真実を「理解」した探索者は、呪文《狂気山脈の支配》を取得する。さらに、〈クトゥルフ神話〉技能に+10。 《呪文：狂気山脈の支配》 - 今日 0:45 《呪文：狂気山脈の支配》 　旧支配者であり、この山脈の創造主たる〈古のもの〉たちが、狂気山脈を制御するために用いた呪文。 　この呪文は狂気山脈の山頂に立っていないと使用できない。この呪文を習得していないものの耳には、呪文は「テケリ・リ」という奇怪な言葉を連呼しているだけのようにしか聞こえない。 　一度の試みに、５MP、10分の時間、１ｄ１０の〈正気度〉を消費する。 　〈INT〉でロールを行い、ハード成功すると発動する。 　狂気山脈の活動を限定的に出はあるが、制御することができるようになる。 ⑩山岳信仰 　山には神がいる。あるいは山そのものが神である。君は山岳を崇拝し、畏敬の念を持って向き合っている。 　君が山に登るのは、修験や試練としてか。あるいはその行為を通じて神に問うているのだろうか。自分が天に愛された人間なのかどうかを。 ◆衝動ボーナス 　自分が山から、そして天から愛されているかどうかを、信仰を通じて世界に問うことができる。〈幸運〉ロールにプッシュ・ロールを行うことができる。 ▼補足 　このボーナス以外〈幸運〉ロールはプッシュ不可とする。 その後の烏丸は会社と大学側に最低限の写真や資料を渡すと、破戒僧のような振る舞いをすることが多くなり、山に登るのも一時期やめていた……。 しかし、信仰を捨てても彼が山の住人であることは捨てきれなかった。彼はその後、どこかの山に引きこもりながら時々街に山の恵を売りながら暮らしているという……

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