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宗教家ベース（2010）で作成 「経理」→「回避」、「説得」→「天文学」に変更 「おれは八雲剣。元は大太刀だったが穢れを受けて摺り上げられ、懐刀となった。あまり覚えていないがな。結構ぷりちぃな見た目だろう。ははは」 「坊（ぼん）、せぶんいれぶんに行こう。酒の肴が欲しい」 「はて……？なんじゃったかのう……」 好物：酒、銀杏の塩煎り、蕎麦 嫌い：坊を害するもの、湿気の多い場所 =========================================== ≪特徴表≫おしゃれ ≪おれの主≫東雲春男（https://charasheet.vampire-blood.net/m62f4d4055f473379ef7016ce49555990） =========================================== ▼懐刀 小さい守り刀を持ち、敵の懐へもぐりこむもの。 ダメージ：1D4+2+DB 他固定値：DEX18、跳躍80％ 　　　　　※戦闘に参加する他刀、敵のDEX関係無く、常にそのラウンドの一番目として行動可能 特殊処理：自分のターンで＜跳躍＞に成功した場合、敵の懐に素早く潜り込めたものとして、ダメージダイスを二倍にし攻撃可能。 　　　　　　例：DBが1D4の場合、＜懐刀＞のみ成功で　1D4+2+1D4 　　　 　　　　　　　　　　　　＜懐刀＞と＜跳躍＞に成功で　2D4+4+2D4 　　　 　　　　　　　　　　　　＜懐刀＞と＜比和＞に成功で　2D4+4+2D4 　　　 　　　　　　　　　　　　＜懐刀＞と＜跳躍＞と＜比和＞に成功で4D4+8+4D4 =========================================== ▼性格 自由気ままで好奇心旺盛な厄介じじい。現世の事にも興味津々。主である坊を振り回す事が多い。幼い頃からずっと見守ってきた事もあり主の事を子供扱いすることも少なくない。覚えたての言葉を使いたがる。人に作られ人と過ごしてきた為その振る舞いは人に近いが、元が人間では無いため時折人の価値観とは大きく外れた行動もとる。 =========================================== ▼成り立ち 平安時代に打たれた刀の付喪神。いつからか妖を斬る刀として使われるようになり、大昔に大太刀として受肉し、主を伴って戦っていた。 ある時、悪神にとどめを刺した際に呪いを受けてしまう。呪いは神を堕とす原因となった強い怨嗟と穢れであったが、大太刀は全身全霊を賭してその身に呪いを封じる事で被害を抑えた。だがその身に封じた呪いが直ちに消えることはなく、刀としての力をほとんど使えなくなってしまった為、大太刀は供養（浄化）のために神社に祭られることとなった。 しかし、神社で日々供養を施されていた大太刀は、悪意ある者に盗み出されてしまう。抑えていた呪いが薄い瘴気となって悪しきモノを呼び寄せてしまったのだ。異端の祭事に使用された大太刀は、内なる呪いと外部からの穢れにより制御を失い、悪神に転じようとしていた。 そんな折、東雲家の遠い祖先にあたる名のある陰陽師の男により事態は治められ、大太刀も悪神へ落ちきることはなかった。だがこのままでは大太刀は封を施してもいずれまた同じような事態を引き起こすだろう。そう事態を重く見た祖先は受肉していた大太刀に直接話を持ち掛け、自らの制御を失いつつある事を自覚していた大太刀はそれを了承した。契約は白紙に戻り、顕現していた形は消え、そこには一本の大太刀だけが残った。祖先はその刀身を短く磨り上げ、子々孫々、自らの血を受け継ぐ無垢なる幼子に持たせることとした。こうして汚れた大太刀は短い懐刀となり、呪いは幼子という名の鞘に納められ、後世にまで伝えられることとなった。 しかし永い年月を経て、いつの間にか伝承の重さは薄れ、辛うじて儀式の形式ばかりが残る状態となってしまっていた。 本家で厳重に受け継がれていたはずの穢れた懐刀は、分家へと預けられる様になった。 =========================================== ▼主との出会い 分家で儀式が行われるようになってから暫く、分家に生まれた東雲春男という男児に受け継がれた。主は懐刀を大層気に入り、いつか本家の人間の様に刀を使役して戦うことを夢見ていた為、懐刀を常に持ち歩いていてはこっそり話しかけたりしていた。春も夏も秋も冬も、懐刀は主を見守ってきた。 その後も長らく分家では赤子が生まれず、成人した現在も主が所持していた所、本家の嫡男の敗戦を機に分家の嫡男である春男に白羽の矢が立った。本家としては、穢れを得た危険な刀と分家の人間であれば戦いで失っても惜しくない、むしろそこで折れて終わってくれるのであれば厄介払いできると考えたのだ。 そうして東雲春男は穢れた懐刀を自分が共に戦う刀に選び、懐刀は再び受肉することとなる。 =========================================== ▼備考 ・刀身の大部分を失っている為大太刀で合った頃の記憶は朧気だが、受肉していた頃の体を刀が記憶しているので一時的に大太刀時代の姿をとれる。しかし能力的には懐刀でしかない為戦闘時などは姿を変えない。どうでもいい時に気まぐれに変えたりする。 ・元は純粋な付喪神であったが、穢れを受けて反転してしまっている為、穢れを抑えている鞘である現主を失ってしまった時、穢れに飲み込まれ自らも悪神に堕ち暴走する可能性がある。 イメソン：宵々古今

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