タグ： カケスの巣

中華モチーフのコンセプトカフェで働く人気店員。いつも笑みを絶やさず、愛想が良い。 人気のキャストなので、ちょっとしたインフルエンサーみたいなこともしている。 ゆな、yunaといった名義で活動している。 正体は反社会的組織の構成員。店自体が組織と繋がっており、客をその気にさせて貢がせたり、繋がりをあえて持ち店の外で法スレスレの薬物を売り付けるなどをしている。 水商売の母のもとに産まれる。父親はわからない。 母親はいわゆる恋愛体質で、物心ついた時から母の彼氏や義理の父親がころころ変わる生活をしていた。母は彼女を産んでからも頻繁に妊娠と中絶や流産を繰り返し、しまいには働くことも難しくなり心も身体も病んでいき酒や薬物に依存するようになった。 結奈はというとそんな家庭に息苦しさを感じ、学校に居場所を見出すようになる。生まれつき整った容姿をしており、明るく振る舞い真面目に勉強していれば困ることはなかった。 早くから社交性を獲得していた結奈は、自らの家庭環境が正常ではないことに薄々気がついていた。母はその時々の男から金銭的な支援を受けてどうにか自分たち母子の生活を成り立たせていて、「自分たちは可哀想な存在だから、愛してくれる男の人に助けてもらわないと」が口癖だった。 反抗期に差し掛かっていた結奈は周りからかわいそうだなんて思われたくない、自分がかわいそうだとしたらそれは無計画な母親のせいでしかない、男に依存して自滅するなんてバカみたい、と考えるようになる。 家庭環境がどんなに崩壊してたとしても気位だけは高く持ち続けていた彼女は、「父親」に求められたことを拒否。不意をつき重症を負わせた後に逃走し、家出中に金銭も尽きた状態で万引きを行った店が、たまたま組織絡みの店舗だった。 店のバックヤードでの聞き込みに淡々と答え、どうせ自分にはまともな帰る場所なども無いから早く警察に引き渡してくれとぽつりと呟く彼女に、 組織の構成員としての素質を見出した店側は彼女を組織に勧誘する。万引きは勿論、父親への傷害沙汰も組織の力によって揉み消され、 学生でいる間はアルバイト程度の労働をこなせば勉学に励むこともとやかく言われなかった。決して裕福な生活ではないが、ルールを守れば衣食住も保障される組織は社会的には認められなくとも、彼女にとってはまっとうであった。 その後チームBのメンバーと知り合うことになる。 生まれ持った家庭環境から屈折した恋愛観を持っており、「恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである」がモットー。 とくに母親の経験から恋や恋愛感情とやらに狂う人間を男女問わず心底軽蔑している。 自分の表向きの職業上ガチ恋客なども現れる、というかむしろ積極的に生産しているまであるが単に金を巻き上げるのが楽だから。そんなことで私財を擲つ愚か者には罪悪感なぞ一切湧かない。騙されてくれて都合のいいATM♡と思っている。 また、インフルエンサーとしての活動の中で「yunaちゃんのように可愛くなりたい…好きな人がいるので振り向かせたいです！」といった相談を持ち掛けてくるファンの女性にも、表向き愛用しているサプリだなんだと適当な噓をついて依存性のある薬物を売りつけるといった行為もしている。 そうして破滅していった人間を見下すことで愉悦感を得ている。馬鹿な女はとくに嫌いなので、栗花落の女性に対する態度に関してもあまり気にしていない。 技能 回避・パンチ:表向き裏向き共に仕事柄叩き込んだ。パンチはほぼスタンガン用 聞き耳:一応飲食店店員だからお客様の声や提供食品の味などもわからないと！ 図書館・英語:これでも古い洋書が好き。英語は学生時代から好きだったし外国人のお客様も来るからそこそこ役に立っている 芸術(演技):リアクション上手な女の子はウケるので。思ってもないことを涼しい顔で言える

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