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卯之川家の次男。母と大学生の兄と暮らしている。 反抗期真っ盛り。目が合えば睨むか反らし、口を開けば暴言が飛ぶ。 家に居ることを苦痛に感じ、高校に入ってから非行が目立つようになった。(ただしちょっとした喧嘩や夜遊び程度で、酒やたばこに手を出すほどの勇気はない) 昔から優秀で頼りになる兄と、そんな兄に大幅の信頼を寄せている母に対してコンプレックスを抱えている。 幼い頃から星に興味があり、自室には昔買ってもらった天体望遠鏡や星の図鑑があるが、今は全て部屋の奥隅で眠っている。 ほたると呼ばれると怒る。 卯之川家はもともと仲の良い4人家族であった。しかし父親は仕事のストレスから酒に溺れ、母親に暴力を振るうようになった。当時中学生と小学生だった兄弟は必至に母親を守り、身体中にあざが絶えることはなかった。必至に彼女を説得し、離婚させることに成功する。3人で身を寄せ合って慎ましく生活してきたが、次男が高校に上がった年、家族の生活は一変した。次男が夜遊びに走るようになったのである。突然ぐれてしまった次男ばかりを気にする母親に、特待生制度で大学に進学し、家庭を支えるためにバイト三昧の長男は、少し嫉妬のような気持ちを覚えた。 シナリオ…川の向こうで待っている

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