タグ： ドゥームズデイ ねむる探索者

「カストロ・エラスムス・スターライトだ。よろしく。元正義隊でライフルを使っていたんだが、五年前に目をやられてな。そこから追悼課に籍を移ったんだ。ああ、目は戦場じゃ使い物にならないってだけで日常生活に支障はないし、ウィンクもできる。安心してくれ」 「あー……まあ、そうだな。星のアルカナは俺の弟だ。歯切れが悪い？ その、なんだ。……長いこと業務以外で会話をしてなくて、もうどう接すりゃいいんだか……。前にダーリンって呼びかけた時ははァ？ って顔されたんだ、あれは俺も間違えたなと思ったよ」 「追悼課を選んだ理由か？ んー……五年前に、妹が死んでな。弟はさっさと立ち直ったらしいが、俺はダメだった。あの子の明るい声が聞こえないのが受け入れ難かったんだ。けど、嫌でも受け入れるしかないだろ？ 死んだ人間は戻らない。世界がこうなっても不変の理だ。それを受け入れる手伝いが出来ればと思ったんだ。 隊員に、その家族に、ちゃんとしたお別れをさせてやりたかったかった。こんなやつだった、これが得意だった、こういうところが好きだった、逆にこういうところが好きじゃなかったなんて生きていた頃の話をして、死を受け入れて前を向くための手伝いがしたかった。あとは……個人的なことにはなるが。……できれば真っ先に、神話に抗うあいつに、俺がおかえりを言いたかったんだ」 「星を全うするだろうあいつに。俺がおかえりを言いたかった」 「できれば止めたかったさ。けど入隊した理由も、青白い光みたいに張り詰めた雰囲気のことも何も知らなかった。俺は昔からポーラーに口で勝てたことがなくてね、聞こうとしても躱されるばかりだったよ。それでも、アルカナになった日に何か覚悟を決めたことはわかった」 「なら止める訳にも行かないだろ？ 物分りよく、ついでに格好つけて応援するんだよ。兄貴だからさ。八割くらいは泣いて縋ったところで振り向いちゃくれないのがわかってるからだけどね、女も男も泣かせる、とんでもない美男だよあいつは」 星のアルカナ、ポーラー・シルベ・スターライトの実兄。あるいは約束されしツッコミ属性。 彼より6つ上の29歳。入隊は16歳のため、隊員歴は13年。そこそこに古参（？） 元は正義隊に所属していたが、五年前に戦場で負った怪我を理由に追悼課へ移籍した。 →視力が落ちてしまい、ライフルによる射撃が実践レベルでは不可能になってしまった。 職業ベース：狂信者 隠す（→芸術（葬儀）に変更）、隠れる（→応急手当に変更）、心理学、説得、図書館、他の言語(英語、中国語、朝鮮語、ロシア語など) ＋次の技能から2つ選択 化学、電気修理、法律、薬学、ライフル、ショットガン、スタンガン

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