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【職業：イマジニア】 ※ オリジナル職業。エンジニアの亜種。 D国:都市国家エプコット ドロシー・ワイズマン 都市国家エプコットの技術研究所所長 「蹂躙するは我が手にて」HO4 科学者、発明家、投資家、慈善家、プレイボーイ。 天才で天災の変態。 座右の銘は“ If you can dream it, you can do it.〈想像できるものは全て創造できる〉” 世界トップクラスの技術力を誇るエプコットの中でも随一の天才。数々の発明により第三次世界大戦を激化させた。その革新的発明の数々から『魔法使い』とまで称される。 結婚はしていないが恋人は多いらしい。12人と同時に付き合ったという噂もあるが、実際は定かではない。 戦後は世界中にボランティアとして復興支援を行っていたが戦犯として国際指名手配されてしまったのでしばらく発明を続けながら逃亡生活をしていた。 以下、国際指名手配された中で世界中に配信された最後のメッセージである。 「やっほ〜はろはろ！ドロシー・ワイズマンだよ〜！えー、戦争の責任を取れー！ってリスナーのみんなから言われちったからね。僕的にはこの度残念ながら、リスナー的にはこの度めでたく僕の極刑が決まってしまったのでした〜ぴえん(涙)」 「第三次世界大戦で無駄死にした皆様へ！誠にごめんなさい！うーん、やっぱり『一度使えば勝負が決まる武器』が最強だよね！よぅし、次は頑張るぞ！」 「この辺でコメント欄を……わあすごい！世界中の凡ゆる言語で罵倒と怨嗟が書き連ねられてる〜wwおもしろww」 「どらどら……『絶対に殺しに行く』『お前の国民皆殺しだ』……ププっww残念でした〜ww殺されるの決定してま〜すwwwそれから〜エプコット国民全員殺す？確かにそれ名案かも！まぁエプコットが滅んじゃえば復興支援もできなくなるし文明が世紀単位で逆戻りしちゃうけどね。破傷風で死ぬ時代に戻りたいならオススメだぜ⭐︎」 「それに……僕は言われた通り新兵器を作って諸外国に売り込んだだけだよ？『魔法使いは夢を叶える存在』だからね。責任、って言われても……実際に使うかどうか決めたのは他所の国の将校やら将軍なんだしさー。つまり……」 「僕は悪くない」 「おっと！遂にこのアジトもバレちゃったみたい。外にお客さんいっぱいいるし、ここいらで僕の配信もう終わり。それじゃあ世界中のリスナーの皆さん！bon voyage！」 ◎ドロシーによる主な発明品 ・超微細変形機構銃火器類 ナノマシンにより、タバコの箱サイズにまで縮小できる特殊機構を搭載した拳銃やマシンガンやライフルなどのシリーズ。 ドロシーも護身用にショットガンタイプを愛用しており、更に自分専用に改良を重ね続けた結果ヘアピンサイズまで縮小可能に。というか普段はヘアピンとして使ってる。 ・展開強化装甲 いわゆるパワードスーツ。小型ミサイルやレーザー兵器やサブマシンガンなど装備。ジェット機並みの速度で飛行も可能。その人の体をすっぽりと包み込むような形なので特撮ヒーローのようにも見える。 ・装着式圧縮空気発射砲(音声認識タイプ) 片腕にはめて相手に向けて「ドカン！」と叫ぶと圧縮空気の砲弾が発射される。威力は金属バットでフルスイングされたくらい。 かなり安価で量産できて訓練なしで扱えるので一般市民向けの装備。 ・荷電粒子刀剣 地域によってビームサーベルとかライトセーバーとかレーザーブレードとか呼ばれる。最大出力では分厚い鉄塊もバターのように切り裂く。威力が筋力に依存しないため人気。 ・人間地雷 最低最悪の兵器。 要するに爆弾を持っているクローン人間。難民なので保護しようと近づく兵士たちを負傷させ、更に今後一般市民を見ても疑心暗鬼にさせるという心理効果も狙っている。しかも爆発した後のクローン人間も激痛で泣き叫ぶので士気が大きく削られる。特に子ども型がよく売れたしよく被害者を出した。 販売するときは真空パックで他国に売られるので長期保存も可能。 これ以外にも軍用自動車やヘリ、戦闘機、偵察ドローンなども開発している。 ◎D国：都市国家エプコット 【概要】 エプコット……「実験的未来都市」"Experimental Prototype City of Tomorrow"の略。 エプコットは超巨大ドームとして存在しており、地下の半球状のシェルターと合わせるとちょうど真球になる。 【歴史】 エプコットは元々はある偉大な天才が提唱した新技術開発を行う多国籍企業の巨大な実験場だった。 徐々にその規模を拡大しおよそ250年程前に都市国家として独立。当時の首相が強力なリーダーシップを発揮し国家成立と同時に世界初の政治機能を備えた人工知能『ワールド』を完成させた。その後100年間エプコットの発展と共に『ワールド』も進化を続け、遂には人間を完全に凌駕して未来予知を行うレベルにまで達することとなった。 【住民】 総人口は10万人ちょうど。 エプコットの住民には大きく分けて3つのタイプがある。 一つは“ギフト”と呼ばれる。人口約1万人程度。 彼らは仕事や勉強など何もせずに芸術と健康だけを追求していれば良いという特権的な立場にいる。またエプコット内での行動は『ワールド』によって監視されているため自由恋愛も不可能である。 しかしその正体は、世界中の上級国民やプロスポーツ選手、俳優など各界の著名人が事故や病気の際の移植用クローンとして生まれ育っている医療用人間型家畜である。地下から出ることは許されていないが、自分たちは選ばれた存在だと思い込んでいるため出ようと思うことはまずない。 二つ目は“イマジニア”と呼ばれる技術職や管理者達である。人口約2万人程度。 彼らは『ワールド』により特別に生み出され、IQが極めて高い。更にIPS細胞を用いた美容整形術により容姿を自在に変更する権利が与えれている。 ドロシーはこのイマジニアの頂点に君臨していた。 最後の一つが“市民”であり、エプコットに暮らす一般人のことである。 彼らは他の国の市民とほぼ変わらない生活を送っている。彼らは『ワールド』の未来予知の通りに過ごせば全てうまく行くと教えられており、特に疑問を抱くことなく暮らしている。 唯一戦争によって儲かった国のため、一般市民の生活基準はかなり高い。ただし市民内にも所得による階層が出来上がるためホームレスや貧民街などもごく少数だが存在している。少なくとも国が豊かな現在は彼らに対する公共福祉も整っているかもしれない。 また、人口調整のために意図的に操作されており、平均して常に7万人程度が存在。余分な人数は人体実験のために拉致される。 3つの階級によって合計キッカリ10万人を保っている。 【政治・治安】 『ワールド』による完全統制社会であるため人間が統治する民主的な政府は存在しない。 犯罪行為に関しては逮捕権を有する警察官（警察官は全てクローン）が24時間体制で巡回している。 また市民の娯楽のための施設が数多く存在し、映画館、美術館、遊園地、動物園などがある。戦前から常に儲かっていたので戦争中も一度も休止しなかった。 【法律】 この国はAIに支配されているため、法律は『ワールド』が決めたことがそのまま適用される。 軽犯罪などは起きるが殺人や放火などの重大な犯罪だけは決して起きない。 何故なら『ワールド』の未来予知により、“重大犯罪が起きる前に”犯人を逮捕するからである。 勿論反発(特に推定重大犯罪者のなった市民たち)はあるものの、世論は「『ワールド』の予知は絶対だから仕方がない」と納得している。 ただし例外としてイマジニアは何をしても良い。あらゆる非人道的な実験を行おうともその対象が市民である限り何ものにも咎められることはない。 【軍事】 エプコット防衛軍が存在する。これは市民を守ることをとした組織だが実質的には『ワールド』の命令に従うための兵隊に過ぎない。 しかしそれでもイマジニアたちが発明した最新鋭の軍事兵器を有しており、戦闘ヘリ、戦車、装甲車などの保有が確認されている。 【宗教】 『ワールド』の命令に従っていれば必ず成功するという教えが広く信じられている。そのためエプコットでは無神論者は少なくないが、『ワールド』に反発しない限りは各々が好きに自分の神を信じることが許されている。 【国交】 武器や自動車、家電などの電子機器類の輸出業が盛んである。 また、エプコットのドーム周囲には広大なオレンジ畑が広がっておりこれも名産品の一つ。(一応これもエプコットの国境内) ◎以下、蹂躙ネタバレ ・アーティファクト 【加工された時の時計】 『時の時計』を小型化・軽量化したイス人の発明品。 見た目は赤い宝石が散りばめられた銀色の勲章。 本来の”時の時計”は使用するための手順が存在するが、本勲章はイス人の手により加工され、「針を行きたい時代へ合わせ、MP5を消費する」と「所有者を望んだ時代へ肉体ごと転移させる」アーティファクトと変化している。 ※このアーティファクトを持った探索者が別の時代のシナリオへ行く際は、必ずKPに許可を貰ってください。 ※また、「本シナリオに参加した探索者は時間移動が可能となる」事は明言して大丈夫ですが、ネタバレを避ける為「イス人から貰った”銀の勲章（加工された時の時計）”によって行える」事は伏せてください。

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