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カイ おれ/～さん d3d6dd 目指すは4騎士 下剋上だ 堕落も怠惰も嫌い 堕天使のことを徹底的に見下している 楽園に招かれたのは20ちょうどのとき めちゃめちゃ身長縮んだのでちょっとコンプレックス ガブリエル寮に入寮したからにはトップを目指したいので日々勉強と鍛錬に明け暮れる 文武両道 出身は北の国 Ifルート 北欧圏出身 28歳 SIZ13 いたって普通の家庭に生まれ育つ 人並み以上のスキルと努力に裏打ちされた上昇志向を抱えて生きていたが、突然現れた所謂天才にぶち壊される 何をやっても自分より優れ、それを鼻にかけずさらに上を目指す在り方に嫉妬し同時に憧れる しかしどんなに努力を重ねて血を吐く思いで追いつこうとしても相手はその上を行くので、段々と自分の存在意義を見失い嫉妬に狂う あいつさえいなければ、なぜ努力する自分よりただの天才が注目され重んじられるのか、相手は天才というだけではなく努力もしているので当然だが、追い詰められすぎた結果そのことにも気づけずそんなことを考える自分にも嫌気が差し鬱に 最終的にその相手と競い完膚なきまでに負ける その後首を括る ガブリエル イェソド セフィロト 星 ツァディー シャダイ・エル・カイ 氷の女王 2という数字が嫌いだった。 1じゃないから。 KP - 今日 1:07 目の前に張り出された成績表の一番上を見た。そこには自分の名前はなく、彼の名前があった。 振り返ればいつものように、彼は人に囲まれていた。視線は交わらない。彼は上を見ている。もっと先を見ている。自分は彼を見ている。 瞬間、目の前が歪む。わたしは悔しくて、恥ずかしくて、いたたまれなくて、目の前が歪んで水分が滲んで、もうそこに立っていられなくて、駆け出した。誰も自分に触れるな、触らないで。嘘だ。誰かが引き留めてくれるのであれば、まだそこに立っていられたかもしれない。彼が、かれが。 視線は交わらない。 誰もわたしを見ていなかった。 KP - 今日 1:08 世界で一番高い山はエベレストです。 では二番目は？ 世界で一番深い海はマリアナ海溝です。 では二番目は？ KP - 今日 1:08 部屋の中央に垂れた紐に首をかける。 たわんだエンジェルハイロウから手を離せば、あっけなく身体は弛緩し、心は自由になっていく。 ぶ、ぶ、という断続的な金属音が聞こえ、わたしを見下ろす影があった。それだけが確かだった。

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