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【技能】 目星、図書館、聞き耳、応急手当、製作（料理）、オカルト、歴史、薙刀 【70以上の技能】 図書館/毎日予習復習を欠かさずしているから。 料理/小さい頃から毎日作っているから。 【特徴表】 実は生きていた 天気予報士 【人物】 一人称/私　二人称/貴方、～さん（女性）～様（男性） 男尊女卑気味の古いしきたりの残る家に生まれた女性。 3歩下がって影踏まず、保守的で女として果たすべきことを理解している種の人間。他者に意見することは無く、女でありながら我が強いことは品の無いことだと考えている。 中学の時の事件以降、精神に支障をきたしてからは今までと異なる価値観も持つようになった。元々あった男性に対する畏怖が強まると同時に、今まで持つことの無かった激しい嫌悪感。一見して相反する感情を同時に持つこととなる。それからはより男性に逆らってはいけないと、今までの生活のなかで培ってきた男性に対して遜る態度がより顕著になる。と同時に、激しく嫌悪を抱いている存在にそのような行動をとっている自身とその対象である男性に対して憎悪すら抱くことになる。今の時点で、畏怖、恐怖、自分が反抗したところで敵わないという諦念があるためその憎悪を表に出すことはしていないしすることもできない。 しかし普段のコミュニケーションでは、男尊女卑思考の仕草が多少目にはつくものの、それ以外には違和感のない程度に他者に接する。過度な畏怖と憎悪、両方の感情を抑制するためには惰性で思考を停止して、日々のルーティーンに身を任せ、全てを自分基準の当たり前に受け答えすることが一番楽だったからである。ただし、生理的な反応として男性と接触に対する恐怖があるので、一定以上の距離に近寄られたり男女を意識するコミュニケーションを取られると発汗したり赤くなったり、最悪の場合吐く。 幼馴染（梅に鶯、菖蒲に八つ橋）に対しては例外で、2人の性別がどうであろうとも、どのような性別のようにふるまおうとも親愛を抱いている。自身が少女であったときの美しい思い出にいつもいるのが2人であり、捨てたくない記憶そのものである。2人のことは同性、異性として認識はしてはいるものの、明確にその他の人々と土俵を分けて区別している。2人には極わずかではあるが砕けた態度で接するし、純粋に感情を殺すことも無く無く楽しいと思って関わっている。2人を信頼しており、この関係が壊れて欲しくないと思っている。 尚、事件については数日の出来事で警察によって解決した。事件の数日、そして数日の療養と取り調べを合わせて学校では流行り病の病欠として処理されている。2人にもそのように説明している。 過去の事件があったからといって、髪を切るようなことも、女性的な特徴を隠すようなこともしていない。ひとえにそれが女性としての普通であり、最早何も考えずにそれらの身だしなみを行う諦念が根底にあるからである。今まで通りにすることで精神的に自身を守るという意義すらなく、ただただ惰性と思考の停止によって続けている。止めたからとて男性に敵うわけでは無いし、そんなことを考えることは疲れるため思考停止で女性としての当たり前をふるまっている。 「殿方の発想には恐れ入ります。流石、理性で生きていらっしゃる方ですね。私なんて感性で生きているものですから、いつも感服するばかりでございます」 「お2人はとても私に良くして下さいます。私も、少しはその親愛に報いたいものです」 「汚れを知らぬようでいて、貴方様の全てを受け入れ、されど優れず、馬鹿にもならず、貴方様のものであることを喜びとする。それが在るべき女の姿であり、在るべき私であると存じます」 「結局のところ、私は唯ひとつ、ひとつたりとも許すことが出来なかった。許すために生まれましたのに、その責のひとつも果たせず、そのどれもが許せなかったのです。だから私は、考えるのを止めました」

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