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生まれも育ちは平凡な一般人なのだが、幼少期に暴走したオーヴァードに襲われて両親が命を落とす事件が起きた。 その際に自身も死の淵を彷徨うのだが、それがきっかけとなり覚醒を果たす。そのまま暴走したオーヴァードを殺している。 その後、親戚内で誰が引き取るかで揉めた末にたらい回しにされたのだが、その状況を憂いた遠縁の夫婦に引き取られる。 その際に彼が元々住んでいた家を購入し直し、そこに住居を移すなどの配慮をしたため、彼は二人のことを感謝し、実の両親のように接している。 彼には幼少期から親しくしている幼馴染が居る。 生まれた頃から家が隣通しで親交が長く、彼が戻ってきてからも彼女は変わらず接してくれていた。 そんな彼女に昔から好意を抱いているのだが、覚醒してからは「自身は彼女とは違う存在になってしまった」という疎外感を抱くようになってしまい、どこか一歩引いて付き合うようになってしまっている。 覚醒時に片腕と片足を喪失し、それ以降左腕と右足は義手/義足になっているのだが、電気を操る能力のために不自由はしていないようだ。 情報屋として行動する時は知り合いに揶揄されて以来「電気屋(インディケーター)」と名乗って活動している。 加速装置発動ラウンドは眼が赤く染まり、瞳孔は縦に細くなり発光し、宵闇だとテールランプのようになる。 侵蝕率が100を超過して能力を行使する時、全身(特に義手義足)に赤い電気を帯びた状態になり、憎しみの感情を隠すことが出来なくなり、獣のような唸りを上げる。 厨川さくらを助けてもらって以来、UGNのイリーガルとして鬼戸と契約を交わすこととなる。 鬼戸から情報収集の依頼を受け、集めた情報を鬼戸に提供するというスタンスが主となっているようだ。 勿論、それ以外の依頼も受けてはいるが、優先事項が高いのは鬼戸という状態になっているようだ。 さくら以外に幼馴染がおり、リーダー気質な彼には若干のコンプレックスを抱いていた。 だが彼とぶつかったことで自分なりにそのコンプレックスを乗り越え、今は色んな意味で良きライバルのように捉えている。

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