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小原木　純（こはらぎ　じゅん） あまり感情を表に出さない、冷静に的確に処置を行う麻酔科医。代々医者の家系で、親に勧められこの道へと進んだ。自分の仕事に誇りを持っている。普段の言動ではわかりづらいが、ともに働く同僚には信頼を置いている。公私はきっちりと分けるタイプ。ポメラニアンを飼っており、仕事から帰ったあとはいつも彼に癒やされている。 ｼﾅﾘｵ:紡命論とシンギュラリティー(HO2)、あらかじめ結ばれた恋人たちへ、（ここから予定）、ここにあるのは終わりだけ、君がためのエトワール ↓ぽめろんバレあり "死神"として、一族代々非合法の安楽死を行ってきた。助かる見込みのない者に救済と治療を与える安楽死を神聖なる医療行為と認識している。しかし一方で、至上の医療足り得るのか、他に方法はないのかと疑問に思っている。 一族の名前は"白き蛇の死"であり、施術を行う"死神"とその受付をする"白蛇"が存在する。"死神"なので患者の個人情報は一切周知せず、安楽死の施術と最終確認のみを行う。施術日程が決まると、蛇の毒から作られる"秘薬"が届けられるので、"白蛇"が用意した場所や道具を用いて施術を行う。一人の患者の安楽死を確認できるまで仕事は終了しない。 情報を与えられないのは死神側の精神を慮る措置であり、"白蛇"が情報を管理していることも知っている。"死神"を辞めることは容易であり、辞めても医者は続けられる。 3年前、一人の女性に仕事を行ったが、遺体は葬儀を待たずに行方知れずとなった。今回、彼女が生きているかもしれないということで"秘薬"が届けられた。確かに脈が止まったのを確認したが、確認ミスだったのかもしれない。目的は"女性の行方を突き止めること"である。 "死神"として幼い頃から安楽死を神聖なものとして教えられ育ってきたため、そのことに疑問を抱くこともなかった。生きて苦しい思いをするくらいなら死んだほうがマシだと本人が望むのであれば、それが患者にとって一番の医療行為だと思っていた。 しかし、医療の道に進むに連れて、その考え方が認められていないことを知り、疑問を持つようになった。安楽死こそ至上の医療ではないのか、他に方法があるとでもいうのか。 昔から教え込まれているため、安楽死は常識でありそのことを狂信していた。しかし、多くを学ぶにつれてその常識が世間では受け入れられないことも知った。それでも、現状知りうる医療行為の中では、患者にとって安楽死が一番だと考えている。 追記：あの出来事があった後も、患者が望むのであれば安楽死が最善の医療行為だと思っているため"死神"の仕事は続けている。何よりも大事なのは患者本人の意思で、家族や友人の思いは二の次に考えている。だから生死の境にいる彼女を生き返らせることに反対しており、話し合いの結果秘薬は手放しても協力はしなかった。その後彼女に生きる意思があると聞いてもう自分の仕事は終わりだと思ったため、同僚の望む結果に落ち着いたことを祝福した。 後遺症「夢による感情の共有」 探索者の感情が、その日の夢で直接NPCに伝わるようになる。 NPCの感情が完全定着する期間 5年 ※もし、完全定着前に探索者が死亡してしまった場合について。「愛する者の死」に対する感情が暴走し、NPCの脳は修復不可能レベルまで破壊される。運命共同体となったNPCを生かすも殺すも探索者の命運にかかっている。 また、NPCは以降KPのPCとして使用して構わない。技能値は経歴のままの技能値でも良いし、新たに作成し直しても良い。完全定着以降はシナリオで出会ったNPCに近いくらいの感情表現ができるようになるが、それ以前は「笑っているのに涙をこぼす」「怒っているのに笑っている」など、どこか感情表現に異常が出る。匙加減はKPにお任せする。

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