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追記 母はメシマズ 6月29日　クリア後追記 8月29日　未完成漂流記用追記 ～～～ 【未完成漂流記用追記】 知的好奇心と探究心に忠実な俺様。つまり相変わらず。 なので無人島に漂流(おそらく)する前日も上級生から鳩尾に1発貰って痣になっている。勘弁して欲しい。 ちなみに母親の料理も相変わらず。食って1日寝込むだけなら幸運。毒味には慣れていると言ってもいいかもしれない。 上記の通り知的好奇心と探究心に忠実なので興味深いものを見つけたらすぐにそっちへ行ってしまうかもしれない。何処であろうと問題児は問題児なのである。 ～～～ 誰が相手でも一人称は俺、二人称は呼び捨て。敬語は使わない。 頭は良いし顔も悪くないが性格が全てをマイナスにするレベルで駄目。 誰に対しても超上から目線で超自己中心的。出会って3秒で駒呼ばわり、一言言う度に精神的に殴ってくる、当然のように火に油を注ぐ(本人に悪気は無い)。なので対話は絶望的に向いていない。俺が全ての頂点。世界は俺を中心に回っているし神は俺に尽くすために存在している。おい、何故怒る？ そのため仲良しグループ以外から嫌厭されている。しかしメンタルが強いので全く気にしていないし、なんなら何故嫌厭されているのかも分かっていない。 「何故そんな顔をする？この俺の役に立てるんだ。もっと喜んだらどうだ？」 「当然だろう。お前らが俺に合わせるんだ。……意味がわからない？それはこっちのセリフだ。」 基本的に協調性は無いが仲良しグループのメンバーは気に入っているので何だかんだで協力してくれるかもしれない。 生物学や博物学等の勉強をしたのもオカルトに詳しいのも知的好奇心を満たすため。 彼の態度が尊大なのは万物を自分の知的好奇心を満たすための駒程度にしか認識していないためである。 仲良しグループだけは一応人間として認識しているし、面白い奴等だと思っている。上から目線なのに変わりは無いが……。 こんな調子なので喧嘩を売られることが多いが本人に争う気は無いのでさっさと撒いて帰っている。 「殴り返すと両成敗にされるからな。」 また、父は10年程前にフィリピンパブにハマり店の女性と国外へ逃亡しており、現在は海より広く深い心を持つ母と二人暮し。一応養育費は支払っているし離婚もしていないがほぼ居ないも同然の父と、細かいことを気にしなさすぎる母。 そう、誰も桜翔を止めようとしないのである。 元々の俺様気質×止める気の無い両親×全肯定優季くん(＋優しい仲良しグループ)=ブレーキ皆無アクセル全開アルティメット俺様の爆誕。もはや事故である。 気が向いた時は水泳部の活動を見に行ったり、写真を撮っている恭一君に着いて行ったりしている。入部はしない。面白いから見ているだけである。 優季と葵の泳ぎは見ていて飽きない。恭一の写真はよく撮れている。そして何より、奴らは中身……人間性と言うべきか？……そうだな、人間性が良い。気に入った。長年一緒にいるが飽きることは無い、実に面白い奴等だ。奴ら自身がどう思っているかは知らんがな。 ……と、優しいメンバーに恵まれてスクスク育ちました。主に自尊心が。 優季との出会いは小学生の頃。 人間性に問題がありすぎてクラスメイトどころか教員すら匙を投げた彼に初めて近付いてきた男。こいつはギャンギャン吠えてたてついてくる駒共とは違う。それは興味を持つきっかけとしては充分すぎるものだった。 「面白い」 やはり面白い。不出来な駒共と違ってアイツは俺の近くに居続けた。俺を肯定し、賞賛する意を感じる。まあ俺を讃えるのは当然のことではあるが、それすらも出来ない駒ばかりなものでな。 葵とは優季経由で知り合ったんだったな。 所謂明るくて元気いっぱいというヤツだ。見ていて退屈しない。あとはそうだな、人望が厚いというのも良い。使える駒は使うべきだからな。 恭一との出会いはその後だったな。 駒共の多くは容姿で恐怖心を抱くようだが実にくだらんな。面白い奴じゃないか。特に写真を撮っている時の姿は実に輝かしい。これが青春ってヤツじゃないか？ というか何故優季も恭一も俺より物理的に頭が高いんだ。首が痛くなるだろ。跪け。 あれから月日が流れ、今ではもう高校生だ。所謂腐れ縁というものだろう。友達？……成程、それも悪くないな。 ～ 昼飯が菓子パンだったのは母の料理の腕が壊滅的なため。じゃがいもは芽ごと入れてくるし鍋底を見たら乾燥剤が入ってたこともザラにある。桜翔にとってお袋の味とは養命酒がぶち込まれた味噌汁なのである。 追記2 彼の尊大な態度は相変わらず。 その他の人間達を駒と呼び、敬語なんて使いやしない。ただ、ほぼ唯一目に見える変化があるとすれば、それは担任を呼び捨てではなく宇津保”先生”と呼ぶようになったことだろうか。 「あははっ、どうしたんだ？鳩が豆鉄砲を食ったような顔してるぞ。あっははは！」 因みに敬語は使えないのではなく、使うような相手が居ないから使わないというだけ。やはり問題児である。 【希望の園】生還　SAN値63　図書館＋9 【探索者格付けチェック】生還　SAN69　杖＋1 AF:ZAI とある天才芸術家の代表作…のレプリカ。強烈な色彩のコントラストが魂を揺さぶる。 　所持者は使用することで、狂気状態を即座に解除できる(不定の狂気も可能。永続的狂気は不可)。ただし、セッション開始前/終了時にしか使用できない。 【未完成漂流記】生還　SAN値81　写真術+1　天文学+6　目星+7　生物学+8　応急手当+4 ＡＦ：夏の思い出 夏のあの日。少女と皆と過ごした思い出。耳をすませば、あの海岸の打ち返す波の音が聞こえるようだ。【幸運＋5】 そしてこの貝殻を持っていることによって、少女とあなた達は繋がっている。いつかの未来、どういった形でかは分からない。だが、その未来が交わることもあるのかもしれない。

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