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ポラリス落つ　HO2 ※加齢ルール適用:EDU+1 ○シナリオ指定 ・〈医学〉+40 ・職業ベース:ミュージシャン ・職業技能1種追加:〈ほかの言語:日本語〉 特徴： ・20【前職】→54p、指定:医師(2015) 〈医学〉+30、〈薬学〉+24 ・30【平凡な容姿】 〈変装〉+20、一度しか会っていない対象の〈アイデア〉失敗時に別人だと誤魔化せる 「ジェレミアです。エレミヤでも、イェラミアスでも、ジェレミーでも。お好きな発音で構いません」 「退いて。わたしは、医者です」 「……なんだよ、きみ。僕のこと揶揄ってる？」 『わが目は涙の爲に潰れんとし　わが膓は沸かへり　わが肝は地に塗る』 　物腰柔らかな優男。顔や体に痛々しい傷跡を多く残す(APP6)が、細やかな化粧や穏やかな立ち居振る舞いの徹底により威圧感は少ない(特徴30)。 　ミスカトニック大学の医学院卒業生であり、前職は大学病院所属の医師(特徴20→医師、〈医学〉89)。図書局には外部協力員のメディカルスタッフとして関わっていたが、魔術的な素養を見込まれたことから、7年前にスカウトを受け局員に転身している。 　温厚、素朴、気さくで善良。頼まれ事に弱いため貧乏くじを引きがちな、NOと言えないお人好し。言葉を愛し、歌を好み、特に自身の信教聖典および児童向けの物語には関心を強く向けている(〈図書館〉85・〈芸術:詩歌〉85)。局員としての適性は強い。 　内心の喜怒哀楽は激しいものの、抑圧的かつ怠惰な面から出力の手間を惜しみがち。根は悲観的なリアリストであり、本音での付き合いからの逃避として笑顔と肯定を選んでいる。 　シカゴ南部、治安の劣悪な地域出身。荒事の起こし方・逃れ方、腹の探り合いには悲しいかな手慣れている(〈回避〉79・〈キック〉75、〈心理学〉85)。唯一の家族である歳の離れた妹を心の支えとし、地元大学で医師を志していた苦学生だったが、14年前に彼女を亡くしている。 　彼女の死後、地元を離れる形でミスカトニック大学院へと進学。好人物のメディカルスタッフとして振る舞ううち、最初の相棒に望まれる形で局員へと転身する形となった。 　彼に先立たれたのは4年前。ジェレミア自身も神話的事象との遭遇により片目を負傷したことから、極度の遠視を患った(〈目星〉33)。視力回復訓練により日常生活には支障が無くなったものの、至近の距離感把握はやや不得手であり、戦闘時の選択肢として長距離射撃を身に付けている(〈ライフル〉72)。 　ジョバンニの適性たる執筆の心得は、かつて妹に聞かせるための物語を編んで養ったもの。賛美すべき星を二度失い、曇った視界でペンを握ろうと、鮮明なものは最悪の光景ばかりになってしまった。 　順応性が高く、負の感情を表立たせないよう努めるが、強い自律心は歳を経るうち身につけたもの(POW16)。下町気質な激情家の面は、長い抑鬱によりすっかり蓋されている。元ヤンのダウナーおじさん。 　打ち解けた相手には一転して粗雑な態度を覗かせるものの、情深く気にしいな傾向には拍車がかかる。裏を返せば身内に対してやや過干渉・支配的。 通過シナリオ: ・ポラリス落つ　20250904-0916_END3 生還 取得呪文(通過シナリオのネタバレ含む)： ▼《イタクァの招来/退散》(『クトゥルフ神話TRPG』P.262) 呪文の使い手およびその他の参加者には、任意のマジック・ポイントのコストがかかる。また呪文の使い手は1d10の正気度ポイントを喪失する。この神格が到着した時にはさらに正気度ポイントの喪失が起こる。この呪文は大きな雪の塚の上でかけなければならない。普通は極北の地で、しかも気温が氷点下のときにだけ行われる。しかし雪をかぶった高い山なら、どの山からでも呼び出せる可能性がある。 ▼《狩りを始める》(『キーパーコンパニオン』P.86) イオドの招来/退散 イオドを任意の丘の上に呼び出す。まず呪文をかける前に、五芒星形を含む特別な防護の円を描かなければいけない。さもないと使い手には確実な死が訪れる。防護の円は身体的・精神的にも詠唱者を守るだろう。使い手は10正気度ポイントをコストとして支払わなければならず、呪文を知っていて使い手を助けようとする者も10正気度ポイントを支払う。助ける者で呪文を知っている者は好きなだけマジック・ポイントを支払い、知らない者は1ポイントを支払う。イオドが招来されたとき防護の円の外にいた者は即座に攻撃される。グレート・オールド・ワンが存在している間に円を出ても同様である。 退散の呪文は招来が完了してからでないと唱えることができない。 ▼《熾天使の栄光》(『ラヴクラフトの幻夢境』P.155) 呪文をかけるためには、6マジック・ポイントと、1d3正気度ポイントのコストがかかる。また、2ラウンドの時間がかかる。目もくらむような光の破裂が起こるが、光はほんの一瞬間だけしか続かない。この光の大爆発は、何かの合図として、あるいは人を驚かすため、あるいはシェイトなどの闇のクリーチャーを攻撃するため、敵の目を一時的にくらませるために使われる。めくらましとしての持続時間は1d3ラウンド、闇の中で使用した場合のみ1d6ラウンドとする。この呪文はドリームランドでしか使用できない。 ▼《タスのエメラルドの投げ矢》(『ラヴクラフトの幻夢境』P.157) 1本につき4マジックポイントのコストがかかり、投げ矢の本数にかかわらず、1回につき1d6正気度ポイントのコストがかかる。また1ラウンドの時間がかかる。 エメラルド色の細い紡錘形の光の棒が回転しながら飛んでゆく。対象が身につけているあらゆる装甲を無視し、対象に1d3ポイントのダメージを与える。この呪文はドリームランドでしか使用できない。 ▼《内臓摘出》(『ラヴクラフトの幻夢境』P.158) この陰惨な呪文をかけるために、任意のマジック・ポイントと2d6の正気度ポイントのコストがかかる。また、2ラウンドの時間がかかる。呪文の射程は30mである。黒いギザギザの物体が多数集まって渦巻くもの、暗い紫色の霧の噴出、赤味がかった黄色のエネルギーの塊といったものが対象にぶつかる。《内臓摘出》は犠牲者の体を引き裂き、コストにしたマジック・ポイント8ポイントにつき1d6のダメージを与える。対象が装甲をつけていた場合には、この呪文の効果に対する防護の助けになる。

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