タグ： めちゃくちゃ14イヨってね 蹂躙するは食卓にて おおかみ

●イナについて 見た目は6歳ほどの少女（STR-3 CON-3SIZ-3）。 父の称号や職をそのまま引き継ぐ形となっている。 父の遺伝子と婚約者の卵子で大戦開始の1年前に生まれたため、大戦前のシアンを知らない。 また、密室で、軍事機密に触れながら作戦指揮をしていたため、外でのこと（自国がどうなっているか）も知らない。そのため、幹部からは綺麗な自然があり、守るべき土地として教えられている。 父の知能をコピーしたICチップを脳に埋め込まれているため、軍事作戦や武器に対する知識は豊富（EDU20）。人口少ないシアンがここまで持久したのは彼女の働きである。また、利用できるものは全て利用することとしており、D国の技術も多いに役だったと思われる。脳手術の影響で成長が遅く、14歳であるが6歳程度の見た目である。 自身の中に父親がいることに関しては気付いており、幹部からは戦果をあげれば、あるいはD国の技術を使えば父親を生き返らせることができると唆され、信じている。 父親譲りで片目が通常の虹彩であったため、不名誉であると潰されている。また、血が薄いため、耳がたってない。 本人は父譲りであまり積極的に戦闘はしないが、幹部に必要なこととして銃や簡単な身のこなしは学んでいる。また、幼いが故、自分がしたことで人がいくら死んだかよくわかってない。 ●イヨ（父親）について シアンの前参謀総長。イヨ以外の部分は称号名。 他国の観光客とシアン国民の子であり、親がいない。血が薄いため、身体能力も劣り、迫害されがちな子供時代を送る。通常のシアンの気質と異なり、学問に興味を持ち、他国の歴史、文化を学ぶことで被害を最小限にしようとの考えである。歴史と他国の文化を独自に子供に教えていた教師の女性と知り合い、婚約していた。 B国（アルダシーク）に留学時にセルゲイという友人ができ、一生の友となり、お互いに文化交流を深める。共に留学にも出ていた。また、息子のことも気にかけており、14歳の彼の息子が留学にきたときには持てる限りの技術と自然の美しさを教えた。彼からもらった花のブローチは大切に身につけていた。また、定期的に近況の手紙や本を送っていた。彼の精進や幸せを願っており、その2年後、彼が自分を刺したときも軍人としての成功を願い、息絶えた。 人物としての彼はここで死んでいるが、彼の功績により、支持する国民は増えており、祭り上げる幹部は多くいた。そのため、殺害したアルダシークの軍人を国民は憎んでおり、大戦でも首を取ったら多くの褒美を与えられるほどである。彼の死体は保存されており、婚約者の提供卵子から子供（イナ）が作られる。彼女はイナの返還を望むが、叶わず、ICチップを埋め込まれ、後継にされることになる。 自ら話すことはほとんどないが、娘の現状に胸を痛めており、何度か人格を表すことで戦争の危機を救ってきた。犠牲者を多く出した大戦の罪人は自分だと思っている他、娘の成長、自分からの解放を願っているため、自分の死、ICチップの破壊を望んでいる。そのため、A、D国に技術やアルダシークの彼の協力を望んでいる。以上を伝えること以外は基本的に娘の負担になるため、話すことはない。 ●シアン国について 200年前、色の白い虚弱な赤子が産まれたら、奴隷として政府に捧げる国があった。 奴隷として捧げられた赤子は国の発展のため、“遺伝子操作”の実験材料となる個体が多かった。実験の結果、ある猫科の遺伝子となじみが良く、身体能力が向上することもわかり、軍事用、愛玩用の奴隷として普及した。 しかし、彼らの数が増えると、遂に身体能力の敵わない通常の国民への反逆が始まる。 自由となった彼らは遺伝子操作等の科学技術、身体能力を手に豊かな島国に国家を移す。そこでは海産物が多く、また新鮮な湧水や森林があり、四季折々の季節がある地域だった。 国家の名前は“シアン”。古の言葉で海を意味する言葉である。 比較的新しい国であるため、文化の歴史としては古くはないが、食文化、服飾が独特であり、その美しい自然から観光業が盛ん。主に魚介類が特産とされ、干物や生食、ムニエル、アヒージョなど調理法も多彩。 迫害された歴史から、プライドが高い国民が大多数であり、他国民は観光に来る金ヅルという認識が強い。また、肉弾戦に自信があるため、考えなしに戦いがちであり、参謀とされる人物が貴重。 国民の特徴として、猫科のような目と耳、尻尾を持つ。耳は血が猫科の血が濃いほど立ち耳となり、美男美女の象徴とされる。体を動かすのが好きなため、短髪が多い。長髪は学者や作家など、一部の文化人のみである。消化器等も若干猫科の血を受けており、チョコレートやネギ類など猫科に毒となるものは毒である。 国民の数自体がまだ少なく、（大戦前10万人ほど）見た目から珍しいため、他国民の連れ去り事件も起こることがある。戦闘脳の国民や見た目に対して“シアンのネコ”と揶揄いの言葉もあるくらいである。 基本的に自分達の血にプライドを持っているため、他国民との混血は迫害対象である。 「はじめまして！イナっていうの！シアンから来た！」 「君子危うきに近寄らずってお父さんが言ってたよ、多分」「……私は幽霊だから、あんまり気にしないでほしいな」

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