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(るるぶ6版刑事参照) 「愛情には1つの法則しかない。それは、愛する人を幸福にすることだ」 ───スタンダール Birthday：9/6 Color：海松藍色(#003D26) Flower：ミソハギ「切ないほどの愛」「愛の悲しみ」「慈悲」｢純愛｣ ナスタチウム｢困難に打ち勝つ｣ Song：｢愛及屋烏/バルーン｣｢ドーナツホール/ハチ｣｢死にたい/S!N｣ ■About 家族構成は両親と年の離れた姉が一人いた。父は警察官、母と姉は看護師をしていたため、将来は人の為になる仕事に就きたいと強く思っていた。 家族仲は良好。家庭環境に不自由もなく両親からたくさんの愛を受けて育った。 性格は素直で真っ直ぐな努力家。ぽやっとしているように見えて芯はしっかりしている。一度愛着を持った物や人に対してはやや盲目的な想いを向ける一面もあり本人もそれを自覚しているところではあるので、極力全面に出さない様に心がけてはいる。一応は。 大学卒業後は父と同じ警察官を志望。優秀な成績を修めていたということもあり所謂キャリア組の一人に数えられていたが、当の本人はそこまで向上心が高いわけでもなくむしろ交番勤務の方がしょうに合ってるらしい。曰く、｢どこにいたって困ってる人を助けることは出来るけど、近いに越したことはないでしょ？｣とのこと。 （役職としては巡査長辺り） 28の時、とある事件により家族を失う。その際に精神を病み入院生活を余儀なくされる。入院中～退院後も鳳月 鮮と共におり、半ば依存に近い感情を向けている。現在同居中。 事件のことに関しては記憶が曖昧になっている。 ■鳳月 鮮(PL：REI様)に対して 関係性：先輩と後輩 刑事となって最初に配属された部署の先輩で、翼は｢はじめまして｣だったが一方的に知られてはいた模様。 二人で組むことが多く幾つもの事件に携わり行動を共にするうちに、飄々とした掴みどころのない立ち振る舞いに時折表れる正義感の強さを垣間見て、心からの信頼と憧憬の念を向けるようになった。 鮮から貰った蝶の羽のネックレスは常に身に付けており、よくヘアピンを落とす鮮の為に予備のヘアピンを併せていくつか身に付けている。 ■その他 好きなもの：甘いもの(ホワイトチョコレートとかココアとか)、写真(見るのも撮るのも) 嫌いなもの：煙草、お酒（退院後は鮮に付き合う程度に嗜んでいる） 一人称：俺 二人称：君 呼称：あらた(昔はちゃんと鳳月先輩って呼んでた) 《通過シナリオ》 *アルジャーノンの伝言/KPC/エンド4 *Holiday's Midnight/シナリオクリア *紀元前夜/END〈異界より来たり〉 *カプラの灯明/KPレス *海原に嫁す/シナリオクリア 《取得AF》 ■AF：鯨の小刀 あなたはこれを見る度に、あの海を思い出すだろう。 持っていると、精神分析に+5%のボーナス。 ──────────以下、アルジャーノンの伝言ネタバレ────────── 【事件について】 刑事となり、憧れの先輩であり相棒である鮮と忙しなくも充実した日々を送る中、とある事件の調査を街中で行っていた時、その悲劇は起こった。 白昼堂々の無差別通り魔事件。 大型トラックで暴走した犯人は赤信号を無視し、横断中だった歩行者数人を跳ね飛ばしガードレールに激突。運転席から降り立ったかと思うと奇声を上げ、サバイバルナイフを掲げながら救護に駆けつけた通行人や呆然と佇んでいた周囲の人々へと無差別に襲いかかった。さながら地獄絵図のような惨状の中、事態を終息させるべく現場から犯人を追い詰めた時、そこにはすでに事切れ、血の海に横たわる被害者の姿があった。 その見覚えのある顔に、頭が真っ白になった。横たわっていたのは、自身の家族だった。 気づけば翼は、なんの躊躇いもなく犯人へと銃口を向けていた。思考能力を失い引鉄を引こうとしたその手を、鮮に止められてはっと我に帰った時には、応援に駆け付けた別の警官が犯人を取り押さえ、無事現行犯逮捕された。 この事件は連日世間を賑わせ、歴史的に見ても類を見ない凶悪事件として名が知られるようになる。 翼は自身の家族に起こったことを暫く理解することができず、長引く公判で次第に心を病んでいく。不眠により睡眠薬の量がどんどんと増えていき、仕事にも支障がでるようになった。やがて食事も喉を通らなくなり、目に見えて衰弱していくのを見兼ねた周囲の声にとうとう入院生活を余儀なくされる。 時が経ちようやく下された事件の判決は不起訴。理由は心神喪失による自己責任能力の欠如。 その判決を聞いて、ギリギリを保っていた翼の精神が音を立てて崩壊した。 艶やかだった黒髪も精神の不安定さからくる過剰なストレスによって少しずつ色素が落ちていき、年を経た頃には総白髪になってしまった。刃物を見ると当時の記憶がフラッシュバックしてしまう為、鋭利な物で自傷行為をすることは無かったものの、髪を切る事も出来なくなった。食べることも寝ることも自力で不可能だった時期は、昔の面影が殆ど残らないほどに窶れた。 例の事件後、徐々に精神を病み始めて周囲から向けられる同情、しかしそれとは違う思いで親身でいてくれた彼に対して純粋な憧れだった気持ちは歪み、半ば依存に近い形へと変容する。 長い入院生活を過ごす中、常に鮮の姿を探し乞うようにぶつぶつと鮮の名前を呟いていたり、誰もいない場所に向かって彼の名を呼んでいたり。共に居る時でさえも、安定剤を飲んでいなければまともな会話ができず、｢どうしてあの時とめたの｣とうわ言のように呪いの言葉を吐き、面会時間を終えて去ろうとした時は｢まって。かえらないで。そばにいてよ。ひとりにしないで｣と引き止めながら必死に懇願するなど、誰の目から見ても悲惨なものだっただろう。 (入院期間は28の頃から32までの4年間) （アルジャーノンの伝言　後、上記記憶は忘却されている。）

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