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〇弓水木蓮(ゆみず・もくれん)／『紀元前夜』 【木蓮】：「自然への愛」「崇高」「持続性」 ・刑事。四年生の大学を卒業後、国家公務員採用試験に合格。警察学校を越えた後に、順調にキャリアを重ねていき、昨年巡査部長に昇進した、若きホープ。俗に云うキャリア組。 ・男性にしては少し長めの薄墨色の髪を後頭部の低い位置で纏め、菫色の眼差しを穏やかに瞬かせる青年。 ・明るく朗らか、基本的には終始穏やかな気質の性格。真面目ではあるが、程よいところで肩の力を抜いており、気難しさや硬さはあまり感じさせない。 ・人前に出る、他者を率いるというよりも、どちらかと言えばサポート役が向いている質。他者のことを静かに観察し、相手の肩の力を抜くような穏やかな微笑みや苦笑と共に相手に寄り添い、時に導き、時に支える。でも、もし俺がダメな時は頼りにしてるよ。なんてね。 　然し、立場上人に指示をする機会が増えてきて、些か胃が痛い。 ・判断や指示は基本的には温和・穏健であるが、状況によっては的確に冷静な判断を下す。万人を助けたい気持ちが強いが、けれど、全てを助けられるとも思ってはいない。割り切りは大切。 ・感情は人並みに出るが、やはりこちらも立場上、あまり大きく揺らがさないように気を付けている。 ・だが、本当に時折、感情が高ぶった時には密やかに口が悪くなってしまうことも。昔少しだけヤンチャしていた頃の名残である。 ・デスクワークもそれなりに出来るが、やっぱり現場の方が性に合う。デスクワーク三昧後に現場に出ている時は、結構分かりやすく瞳が輝いているだとか。 ・実家はそれなりに有名な嵯峨御流日本華道のお家元の分家。幼少期に本家に養子として迎えられた経歴を持つ。 ・そんな家柄で育ったゆえに、植物・博物学に僅かばかりの知識がある。 ・腹違いの姉が居り、彼女もまた、刑事である。 　だが、諸々の事情によりそれなりな期間連絡を取りあっていないのもあり、自分が刑事になったことは伝えていない。 ・本当は家を継ぐ予定ではあったが、刑事に憧れ続けていた姉に憧れる内に、気付けば己も刑事を志していた。 　姉には家を継ぐ、と伝えていた為に、些か彼女を裏切ってしまったようで心苦しい。 　また、警察官になることを告げた際に実家からは半ば勘当された為に、現在は分家の苗字を名乗っている。 ・これらの経歴は特に周囲には話しておらず、また気にしていない。 　必要があれば話すが、話す必要がないので話してはいない、それだけである。 　唯一の気がかりは、やはり、少し歳の離れた、義姉のこと、だけでもある。 ・高校時代からの親友がいる。お互い遠慮なく拳や蹴りを叩き込める仲。 　その親友と、そんな高校時代にちょっと人には言えないような諸々をしたことがあるのは、親友の幼馴染たる奥さんを含めた、三人だけの内緒である。 　まあ、ほら、誰にだってさ、若き日の至りって、あるだろ？ ・やたらめったら堂の入った蹴りや体術は、その親友と共に鍛えた、鍛えられたものである。 ・二年前に親友と、親友の幼馴染が晴れて結婚。お互い想いあっていることをずっと分かっていた為に、ようやくくっついてくれてほっと一息。やっとだよ。 ・親友と、ほんの少しだけ、ほんの少しだけ想っていた彼女が幸せになってくれて、心底嬉しい。 【通過シナリオ】 ・『紀元前夜』 ・『寥々、まもなく』 ・『楽園藪谷合戦城』 【特徴表】 ・37：俊敏 どんな時でも鋭く素早く状況を把握出来る。＜回避＞の基本成功率は、通常の【DEX*2】ではなく【DEX*5】である。 ・46：寄せ餌　40pt 【フレーバー】64：矢車菊（ヤグルマギク） 「教育」「信頼」「デリカシー」「優雅」 優しく人を導く力に長けている。決して踏み込みすぎず、先導する。皆が貴方を信頼するだろう。その絆は太く、強固だ。なにも恐れることはない。 ＜以下、『紀元前夜』のネタバレ有り＞ ・『紀元前夜』：SAN値-1,組み付き+10,聞き耳+5,目星+14,クトゥルフ神話+11 　第一話：「紀元前夜」 　第二話：「人類学とイデオロギー」エンド１ 　第三話：「生命の星」 ・『寥々、まもなく』：SAN値+11 ・『楽園藪谷合戦城』：SAN値−11,目星+1 〇習得呪文 ・ヴールの印(VOORISH SIGN) 　手の動作である《ヴールの印》は、クトゥルフ神話の呪文をかけるための助けとなる。この印を使う者は、コストとして1MPと1SANが必要である。手の動作は2、3秒しかかからないものだが、クトゥルフ神話の呪文の成功率を5％高くする力がある。また、場合によっては見えないものを見えるようにする力もある。文献でこの印の使い方が描写されたことは一度もない。 〇AF ・紅のナイフ 破壊されることのない武器。神話生物の装甲を貫通するが、PC以外の人間が持つことはイゴーロナクとの繋がりをすくなからず作る事であり、おすすめはしない。 また、この武器でイゴーロナクを傷つける事は不可能である。

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