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1-7 勉強家EDU+1 6-4 実は生きていた 5ラウンド内蘇生が可能 本名 笹狂 宴羅(ささぐるい えんら)。 利害が一致すれば手を組まざるを得ないのが賢い生き方だ。 ba55d3 *☼*―――――*☼*――――― 学問を極める家系に生まれたのは運が良かったかもしれない。宴羅は生き物の"目"が好きだった。生物学に励めば生物の眼球を間近で観察することができた。解剖したうちの動物の瞳を幾つか剥製にして持ち帰って、日々様々な角度で観察した。 やがてその興味は深く、深くなっていく。動物の瞳も美しいが、やはり人間の瞳を集めてみたい。そう思った宴羅がまず倫理観の範囲でやったのが左目の摘出である。自ら作成した義眼を手術で失われた孔に嵌め込んで、瓶詰めにされた自分の瞳は1番のお気に入りだ。 いや、だった、と言うべきか。 15年前、今までのコレクション諸共家族が焼け死んだのだ。 宴羅にとっては数少ない理解者であった彼らが死んだのは確かに惜しかったが、たった一つしかない自らの瞳と、今まで集めてきたコレクションが焼け爛れた家で炭になって発見されたのを見て。何もかも、どうしようも無いような気持ちになったのだ。 墓地をフラフラと歩いて、歩いて……そこで、出会ったのだ。何としても欲しい、ただ一つの星のような瞳をしたかみさまに。 *☼*―――――*☼*――――― 恋のような気持ち、なのだろうか。 「宴羅、エンラです」 「神官、分かりました……貴方に、仕えれば良いんですね、自分は」 誰を信仰するとか、誰を殺すとか贄だとか、宴羅にとっては些事である。貴方のその瞳に恋をして、いつか……いつか、その瞳を自分の手中に収めることができたなら。あの時焼け落ちてしまったコレクションがどうでも良いものに思えるくらい、フォルテの瞳は美しかったのだ。 ……とはいえ、上位種族らしい神に瞳をくれだなんて言えるわけが無い。手中に収めることは難しくても、彼の瞳を見ることが出来るだけで天にも登るような気持ちになるのだ。それに……神官という立場上生贄を集めていれば、綺麗な眼球なんて今までの比にならないくらい集められた。贄の集まる様はさながら宴羅にとってはパーティだ。 宴羅の夢はいつかフォルテの瞳を掌で転がすことだ。その片思いを胸中で焦がし、今日も宴羅はひとを殺す。殺して、抉って、作って、集めて。 フォルテ様、ありがとう！ *☼*―――――*☼*――――― 「贄が盗まれた。なるほど。不味いという言葉では足りませんね。フォルテの機嫌を損ねたら自分が困ります」 (これだから管理もできないバカは困る！) 宴 / john *☼*―――――*☼*――――― 【sibyl-シビュラ-】(2022-08-28) 私にとって家だとか両親だとか、特段意味は無いのです。 貴方さえいれば、私は。 (レオ、名前くらい憶えておきましょう) AF ・古ぼけた指輪：POW +1 ・星が描かれた石：一度のみ受けるダメージ無効化 ・黒い本：クトルゥフ神話+10% ・水晶の欠片：MP+20(使い切り) 【シキラレ■■】(2023-02-23) お金は……？ 【シグナルレッド・デッド】(2023-11-22) 面倒くさい人間だった… 【反逆過剰ブレイカー】（2024-6-1） この瞳を褒められたのは初めてだ。ふふ…

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