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人間社会でどうにかこうにか逃げ隠れ暮らしてきたが、ある時駄菓子屋のおばあちゃんに拾われてそれ以降居候兼お手伝いをしていた。 仕事といっても基本おばあちゃんの話相手をしたり、たまにくる小学生にお菓子を売ったり。ネズミを捕ったり。 会計はよく間違えるし物はよく壊すが、おばあちゃんは笑って許してくれた。 しかしおばあちゃんの家族にはよく思われていないらしく、何度か追い出すように言っているのを聞いた事がある。 おばあちゃんにはネズミを捕まえて食べる所や獣じみた蛮行を見られた事があったが、何も言わずにいてくれた。 しかしある日ネズミに気を取られ店内を追いかけまわしていた所荷物を崩してしまい、その物音に気付いたおばあちゃんは足を滑らせ尻もちをついた。 大事には至らなかったが、おばあちゃんはそれをきっかけに腰を悪くし、やってきた娘息子に言われるまま店を畳むこととなってしまった。 おばあちゃんはろくろを一人にする事を心配したが、これ以上迷惑をかけられないと、封筒と共に「行く場所がある！」と告げ家を出た。 猿木はおばあちゃんの苗字、ろくろは面白い道具を気に入ってつけた名前である。 とりあえず弱い奴には鼠を捕ってきてあげる。 不定：２週間（4/25～）制御不定のチック 公開HO＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ”No.69” 貴方は半妖である。 普段は人間社会に溶け込み、異形の力を抑えて生活している。 だが、稀に自我を失いそうになることもあり、自らが本性がこの現代社会に見つかることなく生きていけるか一抹の不安を覚えている。 ファンタジーの漫画やアニメを目にするたび、自分も人間として、異形として両の力を有用に扱える場所があるのではないかと空想するのかもしれない。 そんなある日、一通の黒い手紙が届く。それは、福沢諭吉協会という場所を記した地図と一枚のメモ書きだった。 ”世界を闇から護ってみないか？”恐らく貴方には願ってもないオファーだった。 自分が本当の自分でいられる場所があるのなら、能力を存分に発揮できる場所があるなら。それに縋ってみたいと思えた。 いつのまにか貴方の足は、地図に記された場所へと向かっていた。 【異形解放 ‐テュフォン‐】 貴方はテュフォンの血を引いており、その姿形と能力を解放するのに１Rの時間と1d10のMPとSANを要する。 解放後は黒い毛並みの四足獣となり、テュフォンの能力（マレウスモンストロルム81p）（下記参照）を使用可能。 さらにテュフォンとしての武器技能の初期値は80％となり、ダメージボーナスは1d6となる。 また、能力値はDEXとCONのみ2倍とし、そのほかは人間時のものを引き継ぐ。 テュフォンの獣 武器：かぎ爪　1d6＋db、噛みつき　１ｄ６ 装甲：物理攻撃に対し1d6の装甲 技能：跳躍　75％、聞き耳　75％、忍び歩き　50％、目星　50％、においによって追跡　75％ 特殊：｛(STR＋DEX)/3｝ｍの距離までなら跳躍で距離を詰めることが可能。 さらに１Rに2回のかぎ爪攻撃を行える。 また、生物に対し不気味な瞳で睨み付け、POW対抗に勝利すると1d4Rの間対象は恐怖でマヒ状態に陥らせることができる。 睨み付けは人間時でも使用可能とする。

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