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クトゥルフ PC作成ツール
艸楽 依捺(さがら いな)
ID:4765112
MD:6d993692806100583805a9894958e657
艸楽 依捺(さがら いな)
タグ:
あお探索者
膿み堕とし
HO弐
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
SIZ
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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簡易表示
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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非表示
簡易表示
通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
非表示
簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
非表示
簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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簡易表示
通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
◇基本プロフィール 名前¦艸楽 依捺 (さがら いな) 年齢¦17歳 性別¦女 職業¦高校2年生 ├家業が林業なので農林業従事者(2010)より 少し改変 └応急手当、機械修理、重機械操作、製作(農作物、畜産、養蜂など)、追跡、電気修理、博物学 +次の技能から1つ:杖、ライフル、ショットガン、チェーンソー →重機械操作 を 隠す に変更。高校生は重機械なんて操作しなくていいよ!!隠すはいじめで物とか隠しまくってるからです。 一人称¦あたし、いな 二人称¦ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◇詳細 チョロい陽キャ。 無自覚だけど自分勝手な性格。勝手に一方的に“人のため”に行動してそれを相手に感謝されなかったら“あなたのためにやったことなのに!”って理不尽な怒り方するタイプ。結局自分がいちばんかわいい。 家は林業を営んでいる。家族構成は父、母、姉(現在は居ない)。昔から親に手伝いを頼まれることが多々あり、手伝わないと口煩く言われて面倒くさかったのである程度チェーンソーを扱える。 元々家業を継ぐような気は全く無く、こんな閉鎖的な村は早く出たかった。 元々HO壱のことが大好きだった。 いつもHO壱の傍にいたし、HO壱のためになんでもしてあげたかった。1番の友達で居たかった。 なんならこっそり、友達以上の感情を抱えていた。彼女のことが好きだった。しかし、同性の自分が恋愛的に彼女に受け入れて貰える自信がなかったのか、その感情はずっと秘密にしていた。でも彼女を誰にも渡したくなかったし、もしかしたら同じ気持ちでいてくれているかもと思っていたし、恋人になれずともずっと傍に……と思っていた。 いつでも彼女のことを考えていたし、なんでも彼女に話していたし、完全に依存していた。 そんな矢先あの事件が起こる。 逃げたことをとても後悔した。 あんなHO壱の姿は初めて見た。怖かった。 このままだと大好きな、何よりも大切で大好きな彼女が生贄に選ばれてしまう。必死に考えた結果、自分が悪になればいい、と思いつく。 そして思いつくが早いがHO壱のため、と自分に言い聞かせてHO壱をいじめるようになった。 全部HO壱のためなの、ごめんね、きっと私のことよくわかってる大親友のHO壱なら私の気持ちをわかってくれるよね?頭の中ではそんなことばかり考えていた。 まだ最初は罪悪感があった。 いじめの内容も可愛いものだった。物を隠したり、教科書を隠したり、無視したり。そんな程度。 それでも、大好きなHO壱に対してだから心は傷んだし、毎晩話す相手もおらず弱音を吐ける相手もおらずただ泣いて過ごした。 私はHO壱のためにやってるのに、これは正義なのに、誰も私を助けてくれない。 大好きなHO壱の見たくない表情を毎日嫌でも見なくちゃいけない。HO壱のためなのにHO壱に理解してもらえない。 勝手に初めた歪んだ善意だったのに、それを誰かに認めてもらえないことが心から苦しかった。 だから、 「本当はいじめなんてしたくないんだろう?」 そう言ってもらったとき、自分の中で何かが崩れた。 いじめを初めて数ヶ月が経った頃だった。初めて自分のことを理解してくれる人がいた。HO参だった。 そうだよ。私はこんなことやりたくてやってるわけじゃない。 「……わかってくれるの?」泣きそうな顔でHO参にそう答えた。 全部全部HO壱のため。私はHO壱のために毎日こんなに苦しんでる。なんで?みんなは私のことを“加害者”だとか“いじめっこ”だとかそんな目で見てくるけどこれは全部HO壱のためなのに。 私は何も悪くないのに。 悪は、元々悪いのはHO壱なのに。それを私が隠してあげてるだけなのに。それなのにHO壱はいつも被害者面で、私だけがずっと悪者で。 HO弐は、当初のHO壱を守りたいという感情を忘れて、少しずつ本当にHO壱のことが憎くなり始めていた。 そして、HO参という話を聞いてくれる、理解してくれる、肯定してくれる存在ができたことが涙が出るほど嬉しかった。 彼は今まで誰もくれなかった欲しい言葉をくれるし、HO壱が決してくれなかった愛の言葉も囁いてくれる。触れてくれる。抱いてくれる。 HO弐がHO参にドロドロに依存するのにそう時間はかからなかった。 元々HO壱に抱いていたはずの感情はHO参と入れ替わるようにどこかへ消えていた。 HO参と一緒にいるのは心が落ち着いたし、HO参と性行為をしているときは心が満たされた。嫌なことがあるとHO参の元で快楽に溺れることを覚えてしまった。 そしてこの頃から感覚がおかしくなっていき、いじめに対する罪悪感的なものがどんどん減っていった。それに伴いいじめの内容もかなりエスカレートし始めた。 「これは全部HO壱のため」 「私は悪くない」 「私がやってるのはいいこと」 無意識に自分の心を守っているのか完全にそういうスタンスになったし、それをHO参が全部肯定してくれるから自分のやっていることは正しい、と信じてやまないようになった。HO参の肯定で全てが悪い方に加速した。 HO壱のことが憎い。大切なのに。HO壱のためにやってることを理解してくれないから。私の気持ちをわかってくれないから。わかってくれなかったから。大好きなのに。 私は悪じゃないから、ずっと正義だったから、私が生贄に選ばれるのは絶対おかしい。 死にたくない。HO参とずっと一緒にいたい。 ━━━━━━━━━━━━━━━ ◾︎HO壱との関係 ・仲が良かったときは HO壱のことを見かけたらすぐそっちに行く、あったことはなんでも話す、すぐ大好きって言う、みたいな感じで誰が見てもHO壱のことが大好き!みたいな子でした。 毎日一緒に帰ってたり、お揃いのものを持ってたり、いつか一緒に村の外にも行こうねとか話してた。 お揃いの動物(うさぎ)のキーホルダーをかばんにつけてた。いじめを始めてからはかばんから外して、大切に引き出しにしまいこんだ。 しばらくはずっと覚えてたけどHO参と付き合い始めてからはもうすっかり忘れて引き出しの奥の奥。 ・してきたいじめ 軽 ・聞こえるように悪口 ・私物を隠す ・無視 ・私物に落書き ・勝手に私物を捨てる ・椅子に接着剤 ・靴の中に画鋲 ・下着姿の写真を撮る ・水泳の時間の間に下着を捨ててノーブラノーパンで過ごさせる ・犬扱い(首輪つけたり犬の餌食べさせたり) ・トイレいるときに頭の上から水 ・ご飯とか牛乳とか頭の上からかける ・万引きさせる ・HO1の下駄箱か鞄に動物の死体(鳥とかかな) ・HO1の下駄箱か鞄に腐った食べ物とか入れる ・無理やり虫食べさせる(吐いたらそれも食わせる) ・公開レイプ 重 などなど 軽重は割と適当です、正直犬扱いとかはシナリオ内でできるタイミングがあればやりたいのでやってきたいじめというよりかは私がやりたいいじめ寄り。 すべてHO壱PLに許可取りました◎ いじめが始まった1年生の秋は軽いいじめ(無視とか私物を隠すとか)だったが、徐々にエスカレート。 少しずつ直接的な暴力なども増えていく。 性的ないじめは2年生になってから。公開レイプは夏くらいだと思います。動画とか写真も撮ってる。 (HO参に肯定してもらえるようになってから感覚が麻痺してるので酷いいじめが増えるようになった) 公開レイプは、高3のモブ先輩3人〜くらいの身体が大きくて力の強い男に放課後の教室で輪姦させました。 𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 ◾︎HO参との関係 ・付き合い始めたきっかけ 4月にHO参が転校してきて、5月半ばに放課後呼び出されて声を掛けられる。 参「本当はいじめなんてしたくないんでしょ?」 弐「いきなり、なに?」 茶化してる風ではない顔を見て 弐「……わかってくれるの?」 HO参に少し心を開きはじめるちょろいHO弐 そこから何回か話したりして5月末に 参「君の味方にならせてもらえないかな」 と告白される。 弐「……いいの?」 弐「誰もわかってくれないと思ってた」 参「僕はそういうの分かるんだ」 HO参が抱きしめてくれるので泣いちゃう。 この辺りから付き合い始める。 ・初体験の流れ 6月にHO弐の家で初めてのお家デート。 そこでHO参が「付き合うって具体的にどういうことなんだろうね、例えばこういうことかな」みたいな感じで軽いキスとかしてくる。 そのまま手をからませてきて「もっとしていい?」それにHO弐が頷いて、そのまま少しずつ服とか脱がされる。挿入前にHO弐が恥ずかしそうに処女CO。 そのままHAPPYに優しく抱かれて初体験! ・ふたりきりのときの様子 べたべたあまあま。めっちゃ甘える。めっちゃくっつく。 下の名前で呼ぶ。キスしたがる。 HO参には、 ・私はいじめなんてしたいわけじゃない ・HO壱とは元々親友だった、彼女は人殺しの娘だからこのままだと彼女が生贄に選ばれてしまうと思った ・だから私が“悪”になろうと思った ・これはHO壱のためにやってること ・なのにHO壱はわかってくれない というところまで共有してます! HO壱が本当は親殺しってのは誰にも言ってない! HO参とセックスするときは、求められるのが嬉しいので求められる分全部応えちゃう。 初体験はHO参が相手。HO参にとっての初めてが自分じゃないのはちょっとショックだったけど自分が1番って言ってもらったから健気にそれを信じている。 好きな体位は騎乗位。フェラも上手になりました。 行為中にキスしたり名前呼ばれたり手繋いだり跡つけてもらったりするの大好き。 セックスは最初は週1、徐々に増えて現在は2日に1回、なんなら毎日(1日に複数回することも)。 初めてはゴムあり、何回目かのときにゴムがなくて、そのときが偶然安全日だったので初生セックス。 HO参は生が好きらしいのでHO弐が安全日自己申告してそのときは中出しされてるらしい。最低すぎてキャラシ書くの嫌になってきた。 周りに関係性を名言していないのは、 「君のことを守るためにも僕はこの立ち位置を守らなくちゃいけないから、交際していることは秘密にしておこう」 みたいなことをHO参に言われたから。 いじめっこと学級委員がなんて体裁的に確かに……と思うし、何より大好きな彼が自分のものであるという事実を自分だけのものにしたい。そして、彼と秘密を共有している事実が嬉しくて、それに従っている。 𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 ◾︎HO伍との関係 ・普段のいじめかた 上記のいじめを日常的に大々的に見せびらかすみたいにやってる。 ・HO伍の庇い方 HO壱の私物捨てられてたら拾って綺麗にして本人に渡す。 濡れたり着るものが無さそうだったら来てた学ラン代わりに渡したり 周りの女子とかに「体操着貸してあげてくれないかな?」て声かけ。それでも貸してもらえ無さそうだったら自分の渡す。 皆の前で暴言とか暴行してたらガッツリ止めに入ろうとする。 聖人じゃん………… ・前後の関係性 そもそもHO弐の方からHO伍に関わりに行くことは元々なかった。HO壱とHO弐が親友だった頃は、HO伍にあからさまに嫉妬の視線送ってた。 し、今も色んな意味で邪魔!!!って思ってる、好きじゃない HO伍は、HO弐がHO壱をいじめているからと言ってめちゃくちゃ差別してるとかはない、でも話しかけられなかったら話しかけないし、自分から絡みに行くことはいじめ止める以外ではない。 いじめ前は、挨拶程度で話しかけてくることはあった。 𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 ◾︎世良について ├ ◾︎壮馬について ├ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◇通過シナリオ 2023.01.10~14 , 25 - 膿み堕とし (HO弐) ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◇メモ ``` クトゥルフ神話TRPG 「 膿み堕とし 」 シナリオ製作:はっぱ様 ========== 十年に一度、村全体が暮れ方の朱に染まる頃、 それは生徒たちのみによって行われる。 壱 その最中、この村から出てはいけない 弐 チャイムが鳴ったら着席しなければならない 参 指名された人は、必ず自分の意見を正直に述べること 死 すべての判決は多数決で決定する。 なお、一度決定した判決が覆ることはない あなたたちはこの中から1人、"生贄"を決定しなければならない。 ========== 舞台:現代日本村クローズド PL:4人固定 プレイ時間:ボイセで15時間~20時間程度 ※R-18,R-18G ========== ■ 共通HO あなたたちはこの村の高校 2 年生だ。 現在の季節は秋(10月頃) ■ 推奨技能 目星、図書館、隠す、隠れる or 忍び歩き、人を殺す力(一撃で殺せるほうが望ましい) ■ 準推奨(人によっては振る機会があるかも。無くてもなんとかなる) 信用、生物学、医学、オカルト、地質学、化学、精神分析 ■ 高めにとっておくと生存率が上がるかもしれない能力値 CON、POW ■ お互いについての共通認識 :HO壱 女生徒 ・高校 1 年生の秋に、母親が父親を殺した。この話は村人全員が知っている。 ・上記を理由に HO 弐にいじめられている。 ・現在は HO 伍の家でお世話になっている。 :HO弐 女生徒 ・高校 1 年生の秋から、HO 壱をいじめている。 ・クラスの中心であり、誰も彼女に強く逆らわない。 ・10 歳年上の姉がいたが、都会に嫁いだので、現在は、父と母と暮らしている。 :HO参 男子生徒 ・高校 2 年生の春に、転校してきた。 ・現在は年老いた祖母と二人暮らし。 ・成績優秀文武両道のクラスの人気者。担任から学級委員を押し付けられた。 :HO伍 男子生徒 ・HO 壱の幼馴染であり、現在は HO 壱と一緒に住んでいる。 ・たびたび HO 壱をいじめから庇うので、白い目で見られている。 ========== 以下HO弐秘匿 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ HO 弐 加害者 ==================== // 表 いじめの首謀者。クラスの中心的存在であり、誰も逆らうものはいない。 // 裏 あなたと HO 壱は元々親友だった。 しかし現在、あなたは彼女をいじめている。 それにはれっきとした理由がある。 あなたには10歳年の離れた姉がいた。7歳のときに姉は突然いなくなってしまった。 両親からは「姉は都会に嫁いだのだ」と聞かされていた。 し、あなたはそれを信じていた。 否、今思えば無理に信じようとしていたのかもしれない。 高校1年の秋になったばかりの頃、あなたは両親がこんな話をしているのを耳にしてしまった。 「あの娘が生贄になってからちょうど10年になるわね」 「そうだな。だが、あの娘は村の役に立てたんだ。学級会で一番悪い子は神の贄となり、この村の糧となる」 「ええ、そうね。あの娘がもし生きていたら、この村にとっての悪になっていたかもしれないものね。選ばれてよかったわ」 「ああ、そのおかげでこの村は平和だ。神様には感謝しなくちゃいけないな。うちの娘を娶ってくださって」 「今年の学級会もうちの子のクラスが対象になるんじゃないかって話よ。ほら、あのクラスだけ人数が多いから」 あなたはそれを聞いてすべてを思い出した。 あなたは姉がいなくなった十年前のあの日、彼女が神社の社へと入っていくのを見かけたのだ。 そして、あなたはその後を追って、神社の社の隙間から中を覗き込んだ。 そこであなたはとてつもなく恐ろしいものを目撃したのだ。 姉はそこにいた《ナニカ》に弄ばれ、犯され、もがれ、蹂躙されていた。 それは死ぬことよりも遥かに恐ろしく、最後に見た姉の顔は絶望に満ちていた。 そのとき響いていた姉の悲鳴と、夜の訪れを狂喜する虫の声が頭の奥から離れない。 あまりの恐怖にあなたはその場で気を失った。そして、次に目を覚ましたときにはもう夜の帳が降りていた。 あなたは呆然としたまま、家に帰り、こっぴどく両親から叱られた。 そう、このときにあなたは悍ましいあの記憶に蓋をしたのだ。 (SAN 値を初期の値より-20、狂気は健忘症。現在狂気は解けている) あなたはそのことを思い出すことができた。思い出してしまった。 だから、あなたは、このことを親友である HO壱 に話そうと思った。 しかし、その矢先に例の事件が起こる。 HO壱 の母親が父親を殺したという件の事件だ。 だが、あなたは知っている。父親を殺したのはおそらく HO壱 自身だ。 あなたはその日、彼女の家を訪ねた。 そこで聞こえてきたのは、父親がもがき苦しんでいる声と、暴れるような音。 慌てて玄関の扉を開けた。その瞬間にその声はぴたりと止んだ。 静寂の次に、響いてきたのは、HO壱 の笑い声。 「死んだ」と、「殺してやった」とそう叫びながら笑っていた。 途端にあなたは彼女のことがとても恐ろしくなって、玄関口を閉めることもせず、すぐに引き返して家に帰ったのだ。 次の日には、HO壱 の母親は父親殺しの罪で逮捕された。 母親は自らの罪を自供したそうだ。 その噂はあっという間に村全体に広まってしまった。皆、彼女のことを人殺しの娘だと詰った。 それを見て、あなたはすぐに、あのときとっさに止めに入らなかったことを後悔した。 彼女のことを一瞬でも恐ろしいと思ってしまった自分を責めた。 明らかに様子がおかしかったのだから、あのとき家の中に入って、殺人を止めていればよかった。 そうでなくとも、すぐに心肺蘇生を試みていればよかった。 あのとき自分が逃げ出さずにできていたことは他にもあったのではないか? なにより、親友として彼女の様子にもっと気を配っていれば、殺人などを犯す前に、彼女を救えたのではないだろうか。 親友失格だと、そう思った。 それから、あなたは今の彼女に何をしてあげられるかを考え、気が付いてしまった。 もし、彼女が父親を殺したということがバレてしまったら、彼女は間違いなく生贄にされてしまうのではないか? そうでなくとも、蛙の子は蛙。人殺しの娘は人殺し。それが、この村における周囲からの彼女の評価だった。 つまり、人殺しの娘という肩書は、この小さな村の中で排除されるのに十分な理由になる。 両親が、生贄に選ばれるのは「悪い子」だと言っていた。 間違いなく、彼女はこの村にとっての悪だ。 姉と同じように蹂躙される彼女の姿なんて見たくない。 親友として彼女を今度こそ救うためにはどうすればいい?? 答えは簡単だ。 もっと大きな悪が裁かれればいいのだ。 だから、あなたは決めた。 彼女を生贄に選ばせないために。 最も確実な方法。それはあなたが彼女を越える加害者になることだ。 あなたの目的はただ一つ、あなたの大切な親友である彼女を姉と同じ目に遭わせないことである。 それはあなたの贖罪でもあるのだ。 彼女を殺させないためなら、なんだってする。 そう、彼女が生贄に選ばれないようにするくらいなら、大切な彼女を傷つけることすら厭わない。 だから、あなたはなるべく悪逆の限りを尽くした。 クラスメイトたちにその姿を見せつけた。 自分こそが最も悪であると知らしめようとした。 彼女は被害者であり、自分こそが加害者なのだと。 ...... しかし、予想外の事態が起こってしまった。 あなたにはもう一つ大切なものができてしまったのだ。 それは HO参 だ。 高校2年生の春に転校してきた彼は、唯一あなたの真意に気づいてくれた。 あなたのことを好きだと言ってくれた。 涙が出るほど嬉しかった。 あなたはすんなりと彼の告白を受け入れていた。 いつのまにか彼のことを好きになっていた。HO参 はあなたの恋人だ。 そっとあなたの頬に触れてキスをし、優しく抱いてくれる。 それだけが、今のあなたにとって唯一の甘く愛おしい時間。 彼はみんなに分け隔てなく接し、クラス内でも人気者だ。 だから、きっと学級会で選ばれることはないだろう。 しかし、あなたの心は揺れている。 HO壱 を守るために、自分が死んでもかまわないとすら思った。 覚悟を決めて、ここまでやってきた。 もう後戻りなんてできないところまで来てしまった。 それなのに、今更 HO参 と一緒に生きたいだなんて。 いじめはじめた経緯を話せば、確実に HO壱 のことを話さなければ説明がつかなくなる。 けれど、それを話してしまえば、HO壱 は人殺しとして生贄にされる確率が高い。 でも、もしそれを話さなければ、自身が生贄に選ばれる可能性が高い。 今のあなたがどれだけ声高に他の誰かの悪を叫んだところで、確固たる証拠でもない限り信じてはもらえないだろう。 むしろその行為はあなたの首を絞める可能性すらある。 つまりあなたはどちらかを選ばなければならない。 HO壱 のために死ぬのか、それとも HO参 と生きるのか。 // キャラシに記載するべき設定 女 あなたの家族構成は父 / 母 / 姉(故人)である // HO弐と関係ある NPC ■ 世良 あなたと一緒に HO壱 をいじめている。 というよりは、あなたが HO壱 をいじめているのを一番近くで楽しんでいるといったほうがいいだろう。 彼女は決してあなたの味方でもなければ友人でもないのだ。 あなたも HO壱 も彼女にとっては同じおもちゃなのだろう。 いつかきっと飽きられるだろうと思っている。 ■ 壮馬 あなたが HO壱 をいじめていると度々仲裁に入ってくる。 あなたにとって彼は邪魔な存在だ。 「話し合えばわかる。だから、HO壱 と話したほうがいいよ」などと綺麗事を並べ立てる。 いじめをなめている。いや、あなたのことをなめているとしか思えない。 そのまっすぐな視線が、あなたのことを責めるとき、あなたは居ても立っても居られない気持ちになる。 居心地が悪い。だから、あなたは彼のことが嫌いだ。 ▼ PC 間での共通認識に関する情報 ▼ // 壱弐共通認識 あなたたちはこの村で生まれ育った。元親友同士である。 昔は HO弐 の姉も含めて親交があったかもしれない。 高校1年生の秋に、HO壱 の母親が父親を殺したことをきっかけに、HO弐 がいじめを始める。 <絶対に決めて欲しいこと> ・仲が良かった時期はどのような感じだったか ・HO弐 は HO壱 に対して過去どのようないじめをしたのか ※その他の設定については PL 間で話して決めてよい ※その際、どこまで話すかは PL に一任する // 弐参共通認識 高校2年の夏までには交際がはじまっている。 「本当はいじめなんてしたくないんだろう?」とふたりっきりになったときに HO参 に言われたことがきっかけで、 HO弐 が HO参 に相談したり、心根を話すようになり、交際するに至った。 既に肉体関係も持っている。周囲には自分たちの関係を明言してはいない。 <絶対に決めて欲しいこと> ・どのような経緯で付き合い始め、どのように性交渉に至ったのか ・ふたりっきりのときはどんな様子であるか ※その他の設定については PL 間で話して決めてよい ※その際、どこまで話すかは PL に一任する // 弐伍共通認識 あなたたちは同じ村で育ってきたが、家が離れていることもあり、プライベートな付き合いは特になかった。 HO弐 からすれば、HO伍 は HO壱 の幼馴染であり、HO伍 からすれば、HO弐 は HO壱 の元親友だ。 <絶対に決めて欲しいこと> ・いじめの前と後でどのように関係性が変化したか ・普段、HO弐 はどのような感じで HO壱 をいじめ、HO伍 はそれをどのように庇っているのか ※その他の設定については PL 間で話して決めてよい ※その際、どこまで話すかは PL に一任する
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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